MBS/TBS系全国28局ネットにて放送がスタートしたTVアニメ『夜桜さんちの大作戦』。本作の「第1話リアタイ視聴大作戦 at ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」イベントが、2024年4月7日(日)にユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催された。会場には川島零士さん(朝野太陽役)と本渡楓さん(夜桜六美役)が登壇し、会場に詰めかけた大勢のファンと共に初回放送を楽しんだ。
川島さんはマイクを銃に見立てて、スパイのように勢いよく登場。後ろに続く本渡さんを守るようにステージへと向かう。放送初日を迎えた今の気持ちを問われると、「僕は『夜桜さんち』のボイスコミックを3〜4年前ぐらいに収録しまして、いまよりももっと新人のときから関わっていた作品がアニメになってオンエアする日を迎えたのが嬉しいです」と川島さん。本渡さんも「私もボイスカレンダーで六美を演じていて。ボイスコミック、ボイスカレンダーとお互いに複数回オーディションを受けているんです。その都度、緊張しながらオーディションに挑んでいたので、アニメがオンエアされるのが感慨深いです」と答えた。
第1話では太陽と六美の運命が描かれる。川島さんは「第1話はすごく大切にしていて。太陽にとっては過去が描かれるエピソードであり、彼の持っている傷がここで明らかになっていく。そこをしっかりと伝えるからこそ、第2話以降の六美を守るために頑張る姿が見えてくるので。第1話の収録は……気合を入れてやったんだよ!」と振り返り、「第1話が始まってすぐに(太陽の)モノローグがあるんです。そのモノローグはテストと本番でニュアンスを変えて。現場でディレクションをいただいて、ガラッと変えて。アニメの夜桜としてのベストはこれだろうというものになっています」と見どころを伝えた。本渡さんも「第1話は見どころだらけなんですが、太陽が夜桜家の一員になることになったときの太陽の表情、SE(効果音)、絵と声のお芝居のどれも私は好きで。太陽が過去の傷を乗り越えて、家族を作る選択をするシーンは名シーンだと思います」とアピール。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの同時視聴イベントは今回が初の試みとのことで、川島さんも・本渡さんも大喜び。2人ともプライベートでUSJへ訪れたことがあるそうで、「来たことはあるんです。でも私は大人になってからは一度もなくて。久々だから、今日は楽しくて楽しくて。施設内を歩くだけで興奮しちゃって、たくさん写真を撮ってもらいました」と本渡さん。川島さんも「僕も最後に来たのは専門学生のとき。調べたら10年前の3月でした。当時ラーメン屋でバイトをしていたんですけど、バイトのみんなといっしょにクルマで来たんですよ」と当時の思い出を語った。ふたりは夜桜一家キャストのグループLINEに今日の模様を報告しているそうで、キャスト陣はみんな「うらやましい!」「私も行きたい」と興味津々だったとのこと。「次は夜桜一家のキャストといっしょにユニバーサル・スタジオ・ジャパンでイベントをしたい」と期待を寄せていた。
「アニメ『夜桜さんち』のオンエアは2クールです。その第1話をみんなでいっしょに観られるなんて。しかも、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで観るなんて一生忘れられないじゃない? アニメ『夜桜さんち』は、僕にとっても声優として新たな節目になる作品だと思っているのでぜひ2クールの放送を楽しみにしてください」という言葉が送られ、第1話がいよいよオンエア。その後にはアフターパーティが行われた。
観終えたばかりの第1話について、本渡さんは「私は泣きそうでした。グッときてしまいました」、川島さんは「六美が涙を浮かべるシーンで、六美は人のために泣ける人なんだとあらためて実感して。そりゃ太陽も六美のことを好きになるよなと感じました」とコメント。
Xのトレンドに「夜桜さん」がランクインしたことを聞くと喜びをあらわにし、さらに第2話以降の見どころについて、「第2話にはスパイに一番向いていない敵が現われます。敵が現れるということで、いままで学生だった太陽がスパイとして守らないといけなくなる。そこで太陽が奮闘する模様が描かれるんです。第2話はとくにテンポが良くて。アフレコは大変だったよね?」(本渡)、「大変でしたね。実は太陽がツッコミ役なんですよね。がむしゃらで第1話はやりましたけど、そこから第2話では太陽が覚悟を見せなくてはいけない。そこはすごくがんばりました」(川島)と期待を煽った。
エンディングではあらためて「この作品とは長い時間関わっているけど、第1話がオンエアされても、まだ実感がわかないですね。これはきっと第1話の最後の太陽と同じような気持ちなのかもしれません。きっと今日寝るときか、明日起きたときに実感が湧くのかもしれないなって思います」(川島)、「今日の特別な時間は忘れることはないだろうなと思いますし、こちらをご覧になった方も忘れてほしくないなって思いますね。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにお邪魔して、みんなでいっしょに第1話を見れたことで、みんなとも家族感を感じます。ここから始まるということで、長いお付き合いになったらいいなと思います。まずは連続2クール、お楽しみください!」(本渡)と挨拶し、イベントは終了した。
📺 作品情報
🔘『夜桜さんちの大作戦』
▶放送情報
MBS/TBS系全国28局ネット 2024年4月7日(日)より毎週日曜17:00〜
BS日テレ 2024年4月8日(月)より毎週月曜22:30〜
AT-X 2024年4月9日(火)より毎週火曜22:00〜(リピート放送:毎週木曜10:00〜/毎週月曜16:00〜)
Prime Video/Netflix 2024年4月7日(日)より毎週日曜17:30〜見放題最速配信
▶イントロダクション
この家族、普通じゃない!?家族を事故で亡くし、心を閉ざすようになった高校生・朝野太陽。クラスメイトからの印象は「超・人見知り」。唯一、話せるのは幼なじみの夜桜六美、ただ一人だった。けれど六美にはあるヒミツが!?彼女の正体は代々続くスパイ一家当主で、様々な敵から命を狙われていたのだ!しかも彼女の兄・凶一郎は最凶のスパイで、異常なほど六美を溺愛していた。太陽は、そんな凶一郎から「排除」ターゲットとして命を狙われることに…!六美と自分の命を守るため、太陽のとった手段とは…六美と結婚して夜桜家に婿入りすること!?太陽、六美、そして夜桜さんちの家族を巡る前代未聞の「大作戦」から目が離せない!!
▶スタッフ
原作:権平ひつじ『夜桜さんちの大作戦』(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督・シリーズ構成:湊未來
キャラクターデザイン・総作画監督:橋瑞紀
美術監督:中原英統
色彩設計:山口真奈美
撮影監督:佐藤敦(スタジオシャムロック)
3D監督:遠藤誠(トライスラッシュ)
編集:近藤勇二(REAL-T)
音響監督:鐘江徹
音楽:藤本コウジ(Sus4 Inc.)、ササキオサム
アニメーション制作:SILVER LINK.
▶キャスト
朝野太陽:川島零士
夜桜六美:本渡楓
夜桜凶一郎:小西克幸
夜桜二刃:鬼頭明里
夜桜辛三:興津和幸
夜桜四怨:悠木碧
夜桜嫌五:松岡禎丞
夜桜七悪:内山夕実
ゴリアテ:松岡禎丞
切崎殺香:伊瀬茉莉也
不動りん役:朴璐美
蒼翠:内山昂輝
犬神王牙:濱野大輝
📀 Blu-ray&DVD情報
🔘『夜桜さんちの大作戦』MISSION 1
▶発売日|2024年6月28日(金)
▶品番/価格|【Blu-ray初回限定版】GNXA-2521/12,100円(税込) 【DVD初回限定版】GNBA-2921/10,890円(税込)
▶収録話|作戦1〜作戦4
▶特典
▪キャラクターデザイン・橋瑞紀描き下ろしスリーブ
▪特製16Pブックレット
▪ショートアニメ「夜桜さんちのミニ作戦」さくせん1〜4
▪キャスト登壇イベントメイキング映像
©権平ひつじ/集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会