2024年7月3日(水)よりTOKYO MXほかにて放送開始となるTVアニメ『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』。本作の放送直前スペシャルイベントが、2024年6月16日(日)に竹芝ニューピアホールで開催された。出演は天ア滉平さん(久世政近役)、上坂すみれさん(アリサ・ミハイロヴナ・九条役)、丸岡和佳奈さん(周防有希役)、藤井ゆきよさん(マリヤ・ミハイロヴナ・九条役)、会沢紗弥さん(君嶋綾乃役)。
まずは第1話の先行上映が行われ、それが終わるとキャスト陣が登壇。第1話について観客に「面白かったですか?」と問いかけると、大きな拍手が返された。トークパート最初のコーナーは「キャストが教える第1話推しシーン」。キャスト陣に行った事前アンケートをもとに推しシーンを紹介していく企画で、まず挙げられたのはアーリャが初めてロシア語を呟くシーン。「милашка(ミラーシュカ/可愛い)」と呟くこのシーンに対し、天アさんは熱烈プレゼン。どうしたら原作小説の雰囲気をそのままアニメにできるのか?と考えたとき、一回目のセリフはスルー。でも、二回目は字幕で「可愛い」と書きつつ、政近がロシア語を理解していることを伝えるという、アニメの方向性を提示したシーンなのだと語った。
会沢さんは収録現場でロシア語のセリフに挑む上坂さんが大量のメモを書いていたことを目撃。アーリャを演じた上坂さんは「ロシア語の発音は厳ついものが多いので、ロシア語のセリフは普段のシーンよりもキーを高くして演じています」と役作りの秘話を明かした。
次に挙げられた政近がアーリャに靴下を履かせるシーンでは、思わず壇上からも溜め息が。上坂さんが「アーリャの美しいおみ足からのキック、そして
“良いもの
”……。これぞラブコメの黄金コンボ!」と熱く語ると、自称・ソックス有識者の丸岡さんが「靴下になりたいと思ったことがありますよね!?」と会場に訴えを開始。藤井さんも「ソックスもいいんですけど、アーリャちゃんの「早く」がいい!素足で指図されるのがいい!」とフェチを叫んだ。
その後始まったのは、キャストの作品愛を確かめる「ロシデレ期末試験」。点数の一番高い人にはロシア名物のボルシチが贈られるとあって、キャストは真剣な眼差しに。「ロシデレクイズ」ではキャラクターの設定から質問が。アーリャの髪のリボンはどっち側に付いているのか問われると、すかさず丸岡さんがアーリャグッズを持つ観客をチェック。ライトの反射で詳しく見えなかったものの、観客を巻き込んでのコミュニケーションを楽しんだ。
アーリャが呼ばれている異名についての問題は、「孤高のお姫様」が正解。しかし、丸岡さんは「オレの嫁」、会沢さんは「リボン右お姉さん」と解答。さらには天アさんが漢字に迷った挙句、「深窓の令嬢」と誤答してしまい思わず赤面。
続いてマーシャの異名について質問。一同悩みつつ、上坂さんは「聖母」、丸岡さんは「ママ」、会沢さんは「リボン右お姉さんのお姉さん」と解答。マーシャを演じる藤井さんは「学園の聖女」と解答し、天アさんも同意したものの、正解は「学園の聖母」。
続く「ロシラジ」の名物コーナー「こんなデレ判定出張版」では、日曜の昼間に思いを寄せる先輩と偶然出会ったとき、ボソッと言われたいセリフをキャストそれぞれが考案。すぐに書けた上坂さんは「うん、偶然だね?ホントに♡」と可愛らしく演技。会沢さんは「GPS付けてて良かった♡」とヤンデレ風味に解答。丸岡さんがイケメンセリフを考案し、天アさんに演じさせると会場からは拍手が。藤井さんは上坂さんの回答を真似つつ、会沢さんのキャラ性もミックスさせてトライ。その結果、上坂さんの勝利となった。最終結果は上坂さんの勝利となり、ボルシチがプレゼントされた。
朗読劇ではBlu-ray第1巻に付属する燦々SUN氏書き下ろし小説が初公開。スタートしたのはまさかの異世界召喚から始まるストーリー。天アさんが「露出が少ない」という地の文を「露出が多い」と読み間違う一幕もありつつ、展開が気になるところで朗読劇は終了。続きはBlu-ray特典で。
イベントは早くもエンディングに。未だに朗読劇での天アさんの読み間違えがツボに入っていた会沢さんは、吹き出しつつ「天アさんは収録時もカッコいいセリフを噛んでいたんですよ!他にも毅のことをたかしと呼んでいて」と秘話を暴露。「まだ第1話では観られなかった綾乃を楽しみにしてください!」と応援を呼びかけた。
藤井さんは「観ていただくことで作品は完成するので、とても嬉しかったです。収録が終わってしまうことがとても悲しいアットホームな現場でした。皆様の感想をエゴサしまくるので、皆さんXでポストしてください!」と宣言。
丸岡さんは「私はボケとかできないんですけど」と清楚たっぷりキャラを演じつつ、「『ロシデレ』をよろしくお願いいたします!」と紹介。その声色にはすぐ天アさんからツッコミが。
上坂さんはイベントの雰囲気を振り返りつつ、「こんなに楽しい職場はないでしょう?」と仲の良さをアピール。「収録やオープニング・エンディングのレコーディングを通して、本当にいろんな方々が『ロシデレ』を愛してくださっていることを実感しました。夏を本当に楽しませてくれる作品なので、ぜひお楽しみに!」とアピール。
天アさんは「上坂さんがアーリャを演じるにあたって、監督・演出だけじゃなく、ロシア語の監修の方も付いて、毎話労力をかけて収録に臨まれていました。その姿を見ていたからこそ、素晴らしい作品になると確信しています」と自信を見せ、最後は「увидимся!(ウヴィージムシャ/またね)」の掛け声でイベントは幕を閉じた。
📺 作品情報
🔘『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』
▶放送情報
TOKYO MX 2024年7月3日(水)より毎週水曜23:30〜
BS日テレ 2024年7月3日(水)より毎週水曜24:30〜
サンテレビ 2024年7月3日(水)より毎週水曜24:30〜
KBS京都 2024年7月3日(水)より毎週水曜24:30〜
メ〜テレ 2024年7月4日(木)より毎週木曜26:00〜
HTB北海道テレビ 2024年7月4日(木)より毎週木曜25:55〜
AT-X 2024年7月5日(金)より毎週金曜23:00〜(リピート放送:毎週火曜11:00〜/毎週木曜17:00〜)
※各配信サイトにて2024年7月3日(水) 23:30より地上波同時配信
※配信日時は変更になる場合がございます。ご了承ください
▶イントロダクション
久世政近の隣の席に座るアーリャさんは、いつも彼に対して冷ややかな目線を向けている。けれど、時々ボソッとロシア語で彼にデレていて……。その言葉を政近も聞き逃しはしない。なんと、政近はロシア語のリスニングがネイティブレベルだったのだ!!気付いていないと思い込み、時々デレるアーリャさん。そして、その意味を理解しながらも、気付いていないような振りをする政近。ニヤニヤが止まらない、二人の恋模様の行方は──!?
▶スタッフ
監督・シリーズ構成:伊藤良太
キャラクターデザイン・総作画監督:室田雄平
美術監督:若林里紗
色彩設計:伊藤裕香
撮影監督:杉浦誠一
編集:木村佳史子(MADBOX)
音響監督:高寺たけし
音楽:堤博明
オープニングテーマ:アーリャ(CV.上坂すみれ)「1番輝く星」
制作プロデューサー:小林涼
アニメーション制作:動画工房
▶イントロダクション
久世政近の隣の席に座るアーリャさんは、いつも彼に対して冷ややかな目線を向けている。けれど、時々ボソッとロシア語で彼にデレていて……。その言葉を政近も聞き逃しはしない。なんと、政近はロシア語のリスニングがネイティブレベルだったのだ!!気付いていないと思い込み、時々デレるアーリャさん。そして、その意味を理解しながらも、気付いていないような振りをする政近。ニヤニヤが止まらない、二人の恋模様の行方は―─!?
▶キャスト
久世政近:天ア滉平
アリサ・ミハイロヴナ・九条:上坂すみれ
周防有希:丸岡和佳奈
マリヤ・ミハイロヴナ・九条:藤井ゆきよ
君嶋綾乃:会沢紗弥
更科茅咲:河瀬茉希
剣崎統也:石川界人
谷山沙也加:長谷川育美
宮前乃々亜:青山吉能
丸山毅:酒井広大
清宮光瑠:市川太一
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