TVアニメ『うる星やつら』の展示会が2024年10月2日(水)に松屋銀座8階イベントスクエアで開幕した。
2024年10月1日(火)に行われたオープニングセレモニーには上坂すみれさん(ラム役)と公式サポーターのよゐこ有野晋哉さんとが登壇。本展の魅力や見どころを紹介した。
──展覧会をご覧になった感想
有野 すごくおもしろかったです。入ってすぐのところに「うる星やつら」のヒストリーがあるんですが、あたるの紹介が「無類の女好き高校生」、今なかなか言わへんなと思って、こういう肉食男子、欲しいよなと思って見始めました。黒電話の音もなって、40以上の人なら、ああ懐かしい音やなあというところから入ってくるんで、没入感がすごいですね。それと、設定資料やスタッフの裏話を読めるのも面白いですね。
上坂 とにかく豪華な展示ですね。設定資料では、視聴者の皆さんには見られないような表情とか、監督の皆さんのこだわりポイントとか、キャストのコメントとかも含めて分かるんです。そして一番の見どころは展示を進んでいくと等身大のラムちゃんがお出迎えしてくれるんです。もう本当にドキッとする可愛さで、これを早くたくさんの方に見ていただきたいなと思いました。
──来場するお客様へのお薦めポイント
有野 キャラ設定のところにスタッフのこぼれ話がいっぱい書いてあるのが面白いです。例えばおユキは氷の頭なので固いところをどう表現するのかを動かさないでいく難しさを書いてはるんで、あーそうなんだというところが面白いですね。
上坂 キャラクターごとの部屋が楽しいです。情報量もたくさんあって。「うる星やつら」と言えば「ちゅどーん」とか、「バリバリバリ」とかの擬音が見どころなんですが、展示にもこれがいっぱいちりばめられていて、アニメだとこれを声優さんが声でやるんですが、この展覧会ではこの擬音を見ることができるんです。
──世代を超えて愛される「うる星やつら」」の魅力、高橋留美子先生とのエピソード
有野 僕が小学生の頃、見てたんです。それを新しく作り直すというから、「どうするの?」と思ったんです。スマホを持ってるラムちゃんが電撃やったらスマホ、どうなるんだろうと思って見に来たら電話は昔のままだし、昭和を楽しめてよかったです。一方で演出では美しい絵やネオン管など、令和の新しさを取り入れているところが魅力ですね。
上坂 高橋先生とは収録が始まるとき、お食事会を開いて頂きお目にかかりました。本当に緊張してワイン1本半くらい飲んじゃって、酔ったらうまくしゃべれるかなと思ったんですけど、飲んでも飲んでも緊張したままでした。でも、先生は優しくて「うる星やつら、たのしみにしてます」って、仰ってくださったので、「よし!がんばるぞ!」って思いました。
──会場ではラムの等身大立体フィギュアが特別展示されていますが、もし、ラムに会えたら一緒にしてみたいことは?
有野 電撃を食らわして欲しい!骨になりたい!どのくらいのビリビリ感か知りたいな。
上坂 ラムちゃんの故郷の国の食べ物が激辛という設定なので、あれを食べさせてもらいたいです。あたるはそれを食べると口がタラコみたいになるんですけど、どのくらいの辛さなのか知りたいです。
──お二人のお気に入りお薦め展覧会オリジナルグッズは?そして、コラボカフェの気になるメニューは?
有野 「ラム ワイヤレス携帯充電器」です。ブルーのライトが点いて光るんです。ラムちゃんに充電してもらえるんです。もう一つがスタジアムジャンパーです。色がグリーンでラムちゃんぽいし、タグにラムって書いてあって可愛らしいです。
上坂 ラムちゃんになりきれる「ラム カチューシャ」です。めちゃくちゃ可愛いです。ハロウィンも近いので、これみんな着けて遊んで欲しいですね。コラボカフェの気になるメニューは「ラムとあたるの鬼ごっこフレンチトースト」です。これ、すごく感動的なシーンが再現されているんです。「ボーイ ミーツ ガール」の思い出とともに味わっていただきたいメニューです。
──この展覧会を楽しみにしている皆様へのメッセージ
有野 見ると元気が出る展覧会です。テレビアニメの裏側も見られるので楽しみにしてください。
上坂 TVアニメ「うる星やつら」シリーズの魅力が、これでもかというくらい詰まった展覧会です。ぜひ多くの皆様に観て頂きたいです。
©高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会