2024年10月10日(木)よりTOKYO MXほかにて放送開始となるTVアニメ『星降る王国のニナ』。本作の第1話〜第3話先行上映会が2024年9月29日(日)にユナイテッド・シネマ豊洲で開催され、田中美海さん(ニナ役)・梅原裕一郎さん(アズール役)・内山昂輝さん(セト役)・東山奈央さん(ムフルム役)・冨沢竜也さん(ダイタス役)らが出演した。
先行上映を無事に行うことができた今の心境について、田中さんは「皆さんに早く見ていただきたいという気持ちでいっぱいだったので、今日この日を待ちに待っていました」とコメント。梅原さんも「素晴らしい世界を堪能していただけたことを嬉しく思います。ぜひともお友達に勧めていただきたいです」と続けた。上映されたエピソードにはまだ登場していないセトを演じる内山さんは、「第四夜で衝撃の登場をするので、ご期待いただければなと思います」とアピール。
東山さんはムフルム役だけではなくエンディングテーマの歌唱も担当。先行上映会はオープニング・エンディングのない特別仕様だったが、PV第1弾で楽曲の一部が解禁されている。「みんなでアフレコをすることができて、美海ちゃんの後ろ姿、アフレコ現場の熱気、気迫を受け取っていたからこそ、歌にしたためられたことがたくさんありました」と楽曲制作の裏側を明かした。
『星降る王国のニナ』は第46回講談社漫画賞少女部門を受賞し、現在は「BE・LOVE」で連載中。田中さんは「とにかく胸キュンシーンが多くて、アフレコ現場で『このシーンいいよね』と語り合っていました」、東山さんは「アズール派かセト派か、という話をしていました」と語り、ここで会場のファンにアズール派かセト派かを尋ねることに。結果はアズール派、セト派、両方派が拮抗する形になり、キャスト陣も納得の様子。田中さんと東山さんにも「究極の二択」がぶつけられるが、やはり悩ましかったようで、東山さんは「自分が分身したい?」と話して大きな笑いを誘った。
キャラクターを掘り下げていくコーナーでは田中さんがアフレコ時の苦労エピソードを披露。「第一夜のアフレコで、思った以上に粗暴、粗雑にしてほしいと言われました。普段が乱暴だからこそアリシャ姫として振る舞うときに、よりギャップが出るのかなと思います」と振り返った。梅原さんはアズールについて、「基本的には能力が高いんですが、それゆえに少し冷徹なところがあり、複雑な出自だからこその影のようなものも出ています」と紹介。冨沢さん演じるダイタスは、アズールの従者にしてよき相談役として活躍。アフレコは「アズールが冷静沈着なので、彼を上回る冷静さが大切。それが演じるうえで大変でした」と語った。東山さん演じるムフルムは第一王子のプレッシャーを抱えながらも「まっすぐ育っているところが偉い」と、その魅力を分析。また「ニナにおんぶされているときに、ふくよかでごめんさないと謝るところも好き」と、お気に入りのシーンを明かした。ムフルムは王子なので従者たちが気を遣ってそう表現しているのではないかとも語り、さりげないシーンから見える関係性にも注目。セトを演じる内山さんは、「冷徹、冷酷な振る舞いで恐れられ、周囲に心を閉ざしてるんですが、唯一ニィナというオウムにだけは心を許しています」と、まだまだ謎の多いセトについて解説。
PV第1弾が紹介された後にはセトの先行カットを公開。剣を持ったセトがニナに迫るカットや虎に襲われるカットなどが上映され、「だいぶSッ気のあるキャラ」(冨沢)、「まだ綺麗な場面ですよね。本当にヒドいじゃないですか」(梅原)とツッコミが入り会場は大爆笑。
セトの兄弟たちのキャストも改めて紹介。ヨル役は山下誠一郎さん、ビドー役は石川界人さん、トート役は堀江瞬さんが演じ、内山さんは「それぞれのキャストさんの特色を生かしたかなり濃い味付けになっています(笑)。彼らもまたニナと出会うことで変化を見せ、物語もがらっと変わるので期待していただきたいです」と期待を煽った。
インフォメーションコーナーでは坂本真綾さんが歌うオープニングテーマ「nina」が2024年11月6日(水)にリリースされることを発表。田中さんは「儚いけれど力強いところがあって、この作品にふさわしい楽曲になっています」と絶賛。2024年10月23日(水)にリリースされるエンディングテーマ「星の伝言」は、「ニナははつらつとした女性ではあるんですが、根っこにあるものはすごく大きな愛だと私は感じていて。それを込めて歌わせていただきました」と東山さん。
エンディングではそれぞれより挨拶が行われ、イベントが終了した。「アニメで描かれているお話も手に汗握る展開で、血の通ったキャラクターたちに思いを馳せながら見ることができますが、その先も素晴らしい展開が待っています。キャスト陣で『目指せ、2期』と話していたこともあるので、皆さんにもぜひ感想をたくさんつぶやいていただいて一緒に盛り上げていただけたら嬉しく思います」(東山)、「原作等々でご存知の方はいらっしゃると思いますが、セトは結構びっくりな登場の仕方をします。アニメで初めて見る方にセトをどうお届けしていくべきか。のちのち背景が語られていくキャラクターなので、最初は『こいつ大丈夫か?』『ヤバい奴じゃないか?』と思うかもしれませんが、長い目で見守っていただければと思います」(内山)、「無事アフレコも終わり、皆さまにお届けできることを本当に嬉しく思っております。ニナがたくましく強く生きていく様は皆さん感動するのではないかと思います。もちろん、恋愛でもアズールとのお話があり、第四夜以降はセトのお話があります。そこから物語がどんどん加速していきますので、先を楽しみにしていただきながら、いろいろな方に勧めていただければ幸いです」(梅原)、「第三夜まで見ていただき、ハッピーエンドじゃんと思ったかもしれませんが、ニナはまだまだ運命に翻弄されていきます。ここからニナが運命をどう動かしていくのか、最後まで見守ってください。アフレコ時からニナの行動力には元気づけられていたので、アニメを見て皆さんにもこの作品の虜になってほしいです」(田中)。
📺 作品情報
🔘『星降る王国のニナ』
🔶放送情報
TOKYO MX 2024年10月10日(木)より毎週木曜22:00〜
BS朝日 2024年10月11日(金)より毎週金曜23:00〜
MBS 2024年10月15日(火)より毎週火曜26:30〜
ABEMA 2024年10月7日(月)より毎週月曜22:30〜地上波先行・最速配信
そのほか配信サイトでも順次配信予定
※放送日時は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい
🔶イントロダクション
フォルトナ国城下で孤児として暮らしていたニナは、星の神のごとき深き青──瑠璃色の瞳を持っていた。事故で亡くなったフォルトナ国の王女アリシャと同じ色の瞳ゆえ、第二王子アズールに見出され、ニナは王女に成り代わることを求められる。身代わりの星の巫女として、王女として、与えられた使命──それは三月のあと、大国ガルガダの第一王子セトに偽りの花嫁として嫁ぐこと。運命に翻弄されながらも、誰かに必要とされることに喜びを感じるニナ。そのまっすぐな瞳が見ているものとは……。愛する人を守る決意をしたとき、それぞれの運命が大きく動き始める!!
🔶スタッフ
原作:リカチ(講談社「BE・LOVE」連載)
監督:駒屋健一郎
シリーズ構成・脚本:山田由香
キャラクターデザイン:竹谷今日子
サブデザイン:加藤初重、刀根川恵、福地祐香、玉井あかね、談凱h、古野琴絵、有永友紀、原由知
プロップデザイン:原由知
美術設定:白石洋(有限会社アーガイル)
美術監督:三宅昌和
色彩設計:伴夏代
CG監督:三谷文子(レイルズ)
撮影監督:小池真由子(チップチューン)
編集:増永純一(Imagica EMS)
音響監督:亀山俊樹
音楽:田渕夏海
オープニングテーマ:坂本真綾「nina」
エンディングテーマ:東山奈央「星の伝言」
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:シグナル・エムディ
🔶キャスト
ニナ:田中美海
アズール:梅原裕一郎
セト:内山昂輝
ムフルム:東山奈央
ダイタス:冨沢竜也
ヨル:山下誠一郎
ビドー:石川界人
トート:堀江瞬
📀 Blu-ray情報
🔘『星降る王国のニナ』Vol.1
🔶発売日|2025年1月29日(水)
🔶品番/価格|DMPXA-400/14,300円(税込)
🔶収録話|第一夜〜第四夜
🔶封入特典
▪特製スリーブケース
▪原作者リカチ描き下ろしジャケット
▪原作者リカチ描き下ろし漫画収録特製ブックレット
▪タロット風カード
🔶映像特典
▪ノンクレジットオープニング映像
▪ノンクレジットエンディング映像(第一夜)
🔘『星降る王国のニナ』Vol.2
🔶発売日|2025年2月26日(水)
🔶品番/価格|DMPXA-401/14,300円(税込)
🔶収録話|第五夜〜第八夜
🔶封入特典
▪特製スリーブケース
▪原作者リカチ描き下ろしジャケット
▪原作者リカチ描き下ろし漫画収録特製ブックレット
▪タロット風カード
🔶映像特典
▪PV集
©リカチ・講談社/「星降る王国のニナ」製作委員会