TBS系28局にて好評放送中のTVアニメ『アオのハコ』。2024年12月22日（日）に「ジャンプフェスタ2025」で本作ステージイベントが開催され、千葉翔也さん（猪股大喜役）・上田麗奈さん（鹿野千夏役）・鬼頭明里さん（蝶野雛役）・小野賢章さん（遊佐柊仁役）が登壇した。

　第1クール目の放送を終えて、千葉さんは「千夏先輩の魅力はもちろんですが、雛ちゃんがヤバい！12話はもう何度も観ています。1クール目を終えて、やっと始まったなという感じがあります。『アオのハコ』らしい繊細な展開があり、ようやく物語がスタートしたなという印象です」と振り返る。

　上田さんと鬼頭さんは第1クールのお気に入りシーンを映像とともに紹介。上田さんは第1話で大喜と初めて交流した時のシーンをセレクトし、「これまで放送された12話の物語の中で、大喜と千夏は距離が縮まったり離れたりしています。色々なことが起こったのですが、最初に千夏がバスケが好きな気持ちを諦めずにいられたのは、大喜のおかげです。2人はそんな風に、これからも一緒に高め合っていける関係なのかなと感じました。とても思い出深いシーンですね」と語った。鬼頭さんは第6話より、保健室で大喜と会話するシーンをセレクト。「6話では、雛がずっと悩み、弱気になっていたりします。大喜への気持ちがあり苦しんでいる中で、さらに足の傷みがあったのですが、大喜と話したことで、心と足の2つとも“痛くない”と悩みが解消された。そんな印象的なシーンです」とお気に入りのポイントを答えた。


　ここでキービジュアル第2弾・メインPV第2弾を公開。映像を観たキャスト陣は「うわーー!!」「雛ーー！？」「早く見せてくれ!!」「爆弾発言ばかり!!」と興奮しながら感想を叫んだ。第2クールオープニングテーマをマカロニえんぴつ、エンディングテーマをTOMOOが担当することも発表。新キャラクターとなる守屋菖蒲役を市ノ瀬加那さんが演じることも明かされ、「すごく素敵です。心根が現れているような、とても素敵なお芝居をするんです」と上田さんが印象を語った。

　最後は原作・三浦糀氏から感謝のメッセージと、キャスト陣からのメッセージが送られた。「キャラクター同士の関係性の変化など、繊細な部分にも注目していてください。2025年1月2日（木）から2クール目が始まります。これからも、ぜひ楽しみにご覧になってください」（千葉）、「千夏はまだ考えていることがわからないような雰囲気がありますが、大喜のセリフを聞いていて、いよいよ動き出したなと感じました。部活やスポーツだけでなく、恋愛の部分も楽しみにしていてください」（上田）、「PVでも観ていただきましたが、雛が動きます！収録していて胸が苦しいようなシーンもいっぱいありますが、これからもぜひ楽しんでください」（鬼頭）、「登場してまだ少しですが、これから大喜の強敵になっていくと思います。遊佐のこれからの活躍も楽しみにしていてください」（小野）。


©三浦糀／集英社・「アオのハコ」製作委員会