日本テレビ系“FRIDAY ANIME NIGHT”枠にて好評放送中のTVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期シリーズ。本作のステージイベントが2025年5月10日（土）に徳島で開催された「マチ★アソビ vol.28」で行われ、悠木碧さん（猫猫役）と大塚剛央さん（壬氏役）が登壇した。

　会場となった藍場浜公園のステージには大勢のファンが詰めかけ、悠木さんは「すごい！こんなに人がいっぱい！」と驚きの声を上げる。四国を訪れるのも初めてとのことで、「ロープウェイのガイド音声はやったことがあったけれど、自分自身は初めて上陸しました。すごく嬉しいです」と笑顔を見せた。大塚さんも「東京から来ると空気が綺麗だなと思います」と挨拶すると、客席からは「たけおー！」と声援が飛ぶ。猫猫と壬氏のコスプレをしたファンの姿も見られ、悠木さんは「道を歩いてくるときも猫猫と壬氏のコスプレをした方を見かけて、嬉しかったです」と声を弾ませた。

　徳島グルメの話題では「すだちがコンビニに普通に売られていて驚きました。買って帰ろう」と悠木さん。大塚さんも「阿波尾鶏や阿波牛をいただいたんですが、とても美味しかったです」と話し、ご当地トークで盛り上がった。

　TVアニメの話題では第1期からこれまでの物語を振り返り、悠木さんは「第2期2クール目に入り、怒涛の濃さが来ていますよね。伏線が散りばめられているので、第1期から見直してほしい」と強調。第31話「選択の廟」について、は「全『薬屋のひとりごと』のアフレコの中で一番しんどかったんです。基本的に“薬屋のひとりごと”なので、ずっと猫猫がしゃべってるんですが、この話数は色や扉の進み方、国の過去の話など本当にずっとしゃべっていて…色の名前の漢字が全部一緒に見えてきてました（笑）」と明かした。また第34話「怪談」については「最初はちょっと“箸休め的な回”なのかなと思っていたけれど、実はすべてが繋がっている」と大塚さん。

　第35話「狩り」・第36話「華瑞月」では猫猫と壬氏の関係性が大きく動く印象的なシーンが登場。悠木さんは「密着する描写もありましたが、色気がありながらも決していやらしくない、清潔感のある綺麗な演出がとても好きでした」とコメント。一方、「どのくらいやったら良いんだろう」と演じ方を悩んだという大塚さん。「あのシーンを上手にまとめたのは大塚くんの力だったと思うよ」という悠木さんの言葉に観客も頷く。

　2人の関係性の変化についても言及。「壬氏は立場・足枷に対する向き合い方が変わってきた、それによって猫猫に対する対応も変わってきた」と大塚さん。今後の展開について、「猫猫サイド、壬氏サイドの2軸で謎解きが進んでいくんですが、猫猫だけではクリアできないことをどのように突破するのかという話になっていきます。本当に怒涛ですよ」と悠木さん。「このための積み上げだから、1期の1話から見返しておいた方がいいかもしれない。ここから気持ちいいぞ〜」と再度おさらいを求めた。

　「教えて！猫猫＆壬氏様 in 徳島〜！」のコーナーでは事前にSNSで募集したファンからの質問に回答。「猫猫と壬氏のシーンで一番好きなシーンはどこ？」という問いには、悠木さんが「第1期11話で壬氏からバックハグされるシーンです。壬氏のやわらかい部分が見えるのと、そんな壬氏の弱いところを見て突き放せない猫猫。お互いの弱いところが出ていて、そのピースが一瞬だけハマるのが好きです」、大塚さんは「第1期の第9話です。ふたりの命への考え方が浮き彫りになる話数ですが、それぞれの生き方が詰まっている気がしていて。赤い光の演出も相まって、とても印象に残っています」と答えた。「ご自身とプラス2キャラで旅行に行くなら、だれを誘いますか？またやってみたいことはありますか？」という質問では、悠木さんが「猫猫は予約とか全部やってくれそうなのでメンバーに入れておきたいですね。割り勘も、誰がどこで払ったか全部覚えてそう」と笑わせ、「どこに行っても楽しそうだから、もう1キャラは小蘭かな…。でもそうなったら、子翠も入れたいので4人にしましょう！」とまとめた。一方の大塚さんは「お金持っている壬氏としっかり者の高順」と答えると、悠木さんは「壬氏は絶対訳わかんないタイミングでトイレ行きそう！しかも冒頭でお土産めっちゃ買いそう！なんでこのタイミング！？みたいなこと多そう」とキャラを深掘り。ファンからのリクエストに応えて悠木さんが「これ、毒です」と生セリフを披露する一幕も。「こんなに拍手をもらえるなんて！」と驚きつつも嬉しそうな表情を浮かべた。

　フォトセッションではステージ中央に立った悠木と大塚が満場の観客を背景に記念撮影。最後の挨拶では、大塚がさん「この先本当に見逃せない展開続きますので、ぜひリアタイして一緒に盛り上がっていただけたら嬉しいです」、悠木さんは「薬屋の制作チームがみなさんに絶対に感動してもらうぞと気合を入れて作っています。ここからは怒涛の展開、一秒も見逃せないので、皆さんドキドキ・ワクワクしながら楽しんでいただければと思います」とアピールし、ステージは終了となった。

🔶発売日｜2025年7月16日（水）
🔶品番／価格｜TBR35042D／14,850円（税込）
🔶収録話｜第31話〜第36話

🔶封入特典
▪特製三方背
▪キャラクターデザイン・中谷友紀子描きおろしデジパック
▪スペシャルブックレット
▪特製しおりセット


©日向夏・イマジカインフォス／「薬屋のひとりごと」製作委員会