AT-X・TOKYO MXほかにて好評放送中のTVアニメ『紫雲寺家の子供たち』。本作の舞台である成城学園に路線を持つ小田急電鉄とのコラボレーション企画の一環として、安済知佳さん（紫雲寺万里役）が成城学園前駅一日駅長、菱川花菜さん（紫雲寺南役）が一日乗務員体験を行った。

　制服へと着替えた2人が最初に向かったのは駅長室。業務開始前に遊佐駅長からの言葉があり、本企画にあたって原作コミックスをチェックしたことを話すと、これには2人もにっこり。一日の運行の無事を祈願しつつ、まずは朝礼に参加した。2人は駅長をお手本にしつつ、集まった職員たちにスピーチ。

　今度は新宿方面に向かう電車が停車する小田急線の3・4番ホームへ。お昼時の各駅停車の列車を対象に、車掌に対して「出発進行！」と合図を送るのがここでの業務。ラッシュ時間帯ではないとはいえ乗降客が多数いることから緊張感しつつも、信号機を確認してタイミング良く赤い旗を掲げて「出発進行！」と合図。無事に仕事を終えることができた。

　今度は構内アナウンスに挑戦。安済さんは駅や車内で不審物を見かけた際の呼びかけ、菱川さんはスマートフォンやイヤホンの扱いについての呼びかけをキャラクターではなく本人として行い、『紫雲寺家の子供たち』とのコラボ情報も告知した。

　最後に駅員たちとの記念撮影を行い、無事に業務は終了。菱川さんは「作品の中に登場する成城学園前駅で、まさか自分が乗務員の服を着られるなんて思わなかったので、1日感慨深かったです。ありがとうございました！」、安済さんは「乗務員と駅長でちょっとずつ制服が違っているのですが、コラボイラストにも反映されていますので楽しんでもらえたらと思います。そして『紫雲寺家の子供たち』と小田急電鉄とのコラボ、ぜひたくさん楽しんでください！」と感想を語った。



©宮島礼吏・白泉社／「紫雲寺家の子供たち」製作委員会