2025年11月7日(金)にロードショーを迎えた映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章』。本作5週目(2025年12月5日(金)〜2025年12月11日(木))の週替わり映像が朝香果林ver.となることが発表された。また5〜6週目にはデザインワークス・めばち氏描き下ろしによるダンス衣装の「描き下ろしフォト風イラストカード」(全5種)が入場者プレゼント第3弾としてランダム配布される。
2025年11月30日(日)にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で開催された応援御礼舞台挨拶のレポートも到着。同イベントには相良茉優さん・久保田未夢さん・指出毬亜さん・田中ちえ美さん・小泉萌香さん・内田秀さんが登壇した。
この日1回目の舞台挨拶では、まずは6人が自己紹介ののち一言ずつ挨拶。そして『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』より日野下花帆役・楡井希実さんと大沢瑠璃乃役・菅叶和のスペシャルメッセージが紹介された。冒頭での栞子のライブにボルテージが上がったと興奮する菅さんの様子に小泉さんは嬉しそうに反応。また楡井さんからの、璃奈がミアに抱いた「誰かと離れたくない」という気持ちを自身が演じる花帆と重ねたという発言に客席から拍手が起きた。
6人は改めて本作の感想をコメント。まずは久保田さんが、本作での果林は姉御肌を見せるポジションにいて、温泉のシーンでは肌も見せたと冗談交じりに話し、いつも世話をしてくれるエマがいない間、果林のホテル生活中は栞子に起こしてもらったのだろうかと疑問を投げかけた。小泉さんは、きっと栞子が起こしたり片づけたりしてたんだよと返答。作中で誰と誰が同室という明確な描写はなくても、描かれている部分から想像を膨らませ、キャスト一同はあったかもしれないやりとりにしばし思いをはせた。
田中さんは梅田スカイビルで璃奈がドレス姿になるシーンが好きと発言。内田さんがその時に璃奈が小さく笑って見えることに触れると、田中さんはTVアニメが始まった頃に比べて璃奈の細かい表情が汲み取れることを喜んだ。
小泉さんも田中さんと同じように、TVアニメの積み重ねがあるからこそ栞子の成長が嬉しいとコメント。お先にどうぞと最初のライブを他のメンバーに譲りそうな栞子が、本作で自分からやりたいと言えた変化に感激していた。
内田さんは璃奈がA.L.A.Nとして歌った「Cheer Mode」の歌詞には、「heart(心)」と「hurt(傷つく)」があることを紹介。ミアはここから璃奈が傷ついていることに気づいたのかもしれないと考えを述べた。
指出さんは東京にいるはずの侑が沖縄にいると知って、メンバーたちがあっさり受け入れたことが印象的だったとして、侑の行動に驚きが発生しないくらい、同好会にとっては自然な流れだったのだと微笑んだ。
相良さんはビデオ通話中にかすみたちがお揃いのサンゴのアクセサリーを持っていたことに第1章との繋がりを感じて喜び、その話を聞いた久保田さんたちは、関西のみんなもきっとお参りの時にお揃いのお守りとかを買っているはず……とまたしてもあったかもしれないエピソードを想像して盛り上がった。
2回目の舞台挨拶ではLiella!より鬼塚冬毬役・坂倉花さんのスペシャルメッセージを紹介。坂倉さんが大好きだという璃奈の本作での頑張りに注目しつつ、かわいい、天才、と褒め言葉を並べて田中さんを喜ばせた。続いて坂倉さんはミア、果林、愛、栞子、せつ菜と第2章で活躍したメンバーすべてにコメントしたため、ニジガクキャスト一同から喜びの声が上がっていた。
さらにAqoursより渡辺曜役。斉藤朱夏さんと、津島善子役・小林愛香さんのスペシャルメッセージを紹介。斉藤さんは自身が好きなシーンという璃奈とミアが手と手を触れ合うところを小林さんとともに再現した。小林さんは自分が璃奈推しであることを告げたのち、「あ」と口を開けて璃奈を真似た上で、このシーンがお気に入りなのだとメッセージを伝えた。
スペシャルメッセージ紹介を終えて、相良さんが語りたい人いますかと問いかけると、内田さんが元気よく返事を。ミアが姉のクロエにもう少し日本にいさせてほしいと伝えるシーンにて、日本語字幕がないミアの言葉があるという発言が飛び出した。さらに、その言葉は収録台本には書いていなかったアドリブのセリフで、クロエ役の青野紗穂さんと相談して決めたことが明かされた。ちなみにミアが発した英語の意味は、「絶対いいって言ってくれると思っていたよ」とのこと。
関西出身の小泉さんは、本作を見て大阪名物で有名な551蓬莱の中にイートインができる店舗があることを知ったと驚いていた。他にも、本作のおかげで行ったことがない関西の場所をたくさん知ったとにこやかに語った。
田中さんは週替わり映像が現在璃奈の担当ということに触れ、今日映画を観た観客たちをうらやましそうに眺めていた。自身がプライベートで観た際は栞子の映像だったようで、その満足度が高かったからこそ璃奈の映像が気になるとのこと。
指出さんは本作では果林がみんなの前でお姉さんしていてほっこりしたと上機嫌に告げた。今回のメンバーたちは全体的にちっちゃい子たちが多いから……というトークの流れで、指出さんが言った「小さき者たち」というワードに客席から笑いが起きるという一幕も。
久保田さんは第1章ではかすみ、第2章では果林がみんなのサポート役を務めたと指摘。2人の立ち位置は似ているようで大きく異なり、第1章はかすみの存在がその場を賑やかにして、果林が登場するさん2章ではみんなが大人びていてしっとり感があったと表現した。
ここまで5人のトークを聞いた相良さんは、今回活躍したメンバーたちが関西の和風の雰囲気にとても合っていることをしみじみと振り返り、全員和服が似合っているとコメントした。
エンディングでは「本日は本当にありがとうございました!」と元気な挨拶とともに観客に向けて深々とお辞儀。館内に拍手が響き渡る中、6人は笑顔で手を振ってステージを後にした。
🎦 作品情報
🔘 映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章』
🔶劇場公開
2025年11月7日(金)ロードショー
🔶ストーリー
「今もっとも推せるスクールアイドル」を決めるスクールアイドルGPX(グランプリ)。沖縄で大きな盛り上がりを見せたこのイベントに参加するため、時を同じくして、果林、愛、せつ菜、璃奈、栞子、ミアの6人は、もうひとつの会場を訪れていた。古くからの文化が息づく京都、人情と活気が溢れる大阪、異国情緒漂う港町・神戸。三都市を舞台に6人は思い思いの活動を開始する。そんな時、同好会の一員としてスクールアイドルを楽しむミアの前に、姉のクロエ・テイラーが現れる。一方、限られた時間のなかで理想の存在「優木せつ菜」として活動する中川菜々にはある悩みが──。同好会メンバーのそれぞれの想いも巻き込み、スクールアイドルGPXは想定以上の盛り上がりを見せていく……。12人と一人の少女たちが紡ぐ青春学園ドラマ、第2章。もうひとつのときめきの物語、開幕──。
🔶スタッフ
原作:矢立肇
原案:公野櫻子
監督:河村智之
脚本:田中仁
キャラクターデザイン:横田拓己
デザインワークス:めばち
美術監督:権瓶岳斗
コンセプトアート:ゆうろ
色彩設計:赤間三佐子
カラースクリプト:ゴキンジョ
CGディレクター:児玉徹郎
撮影監督:杉山大樹
編集:小口理菜
音響監督:長崎行男
音楽:遠藤ナオキ、EMME
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:サンライズ
製作:2024プロジェクトラブライブ!
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ムービー
配給:バンダイナムコフィルムワークス、松竹ODS事業室
🔶キャスト
高咲侑:矢野妃菜喜
上原歩夢:大西亜玖璃
中須かすみ:相良茉優
桜坂しずく:前田佳織里
朝香果林:久保田未夢
宮下愛:村上奈津実
近江彼方:鬼頭明里
優木せつ菜:林鼓子
エマ・ヴェルデ:指出毬亜
天王寺璃奈:田中ちえ美
三船栞子:小泉萌香
ミア・テイラー:内田秀
鐘嵐珠:法元明菜
©2024 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ムービー