TVアニメ化が発表されているハイスピードアクションファンタジー『俺だけレベルアップな件』。本作のワールドプレミア東京公演が2023年12月10日(日)にユナイテッド・シネマ豊洲で開催された。登壇者は坂泰斗さん(水篠旬役)・中村源太さん(諸菱賢太役)・上田麗奈さん(向坂雫役)。
本編を一足早く観たというキャスト陣は「原作を知らずに今回初めて見てくださった方は続きが気になってしょうがないんじゃないかと思います」(坂)と話し、「音楽や演出がすごくて、第2話で石像が音楽を鳴らすところは、徐々に楽器のパートが増えていたりと。細かな演出が第3話以降もあるのでぜひ注目して頂きたいです!」と続けた。中村さんは「坂さんがかっこよかったですよね…!モノローグの読み方がすごくて、一緒に収録させてもらった時もものすごく想いが出ていて鳥肌が立ちました。諸菱については今後楽しみにしてもらえればと思います!」、上田さんは「旬くんのシビアな絶望的な戦いの中でのクレバーさと執念に痺れました。お芝居もすごく熱量があるし、知性も感じることができて、旬くんのことをたくさん知れた回だったなと思います。このシリアスな世界観で現実味のある感じが、モンスターも出てくるようなファンタジックな要素があるのにリアルに感じるというのが独特で、絵の力が加わることで、より戦闘シーンがトラウマを植え付けられるような描かれ方になっていて感動しました。このスクリーンで見てみなさんがトラウマになっていないかな?」とコメント。
周囲から
“最弱
”と呼ばれ、悔しい思いをしながら戦うハンターである水篠旬をどういった気持ちで演じたか坂さんに尋ねると、「旬は弱さを覆すことができない世界の中でも、常に
“諦めない
”という気持ちは一貫してあるようなキャラクターですので、悔しさが滲み出ているようなすごく人間くさいキャラクターだと思って演じさせて頂きました」と答えた。さらに中村さんは「(諸菱)健太はハンター試験を受けているところが描かれていると思いますが、今後旬とともにどうなっていくのか?お調子者なところがあり、明るくて優しい子です!」、上田さんは「(向坂)雫はS級で強く美しくかっこいい女性という第一印象なんですが、雫ちゃん個人を見ると、強く美しくかっこいい女性だけではない一面も見えてきて、そんな部分を早くみなさんにも見て頂きたいです。第1話の時点ではこのシビアで現実味のある世界の中で唯一ファンタジックなくらいに美しく異質な感じがして印象的でした」と、それぞれのキャラクターの魅力を紹介した。
澤野弘之氏とTOMORROW X TOGETHERによるオープニングテーマ「LEveL」については、「素晴らしい音響設備で聴けるのは劇場に来られた限られた皆さんだけなので、羨ましい限りです!僕も家に帰って早くヘッドホンで聴いてみたいです…!」(中村)、「この世界観にマッチしているので、感情も揺さぶられるし没入感もたっぷり味わってもらえると思います!爽快感がありつつも、旬くんとも重なるダーク感も素敵です!」(上田)と絶賛。さらに先日実施された「Anime X Game Festival in Seoul」を受けて、世界中から寄せられる反響について坂さんは、「この作品に対するファンの皆さまの期待の熱量がすごくて、ステージに立たせて頂いた時も歓声がすごかったです。原作元のREDICEスタジオさんにお邪魔させて頂いたんですが、スタッフさんのこの作品に対する期待を感じました。改めて世界各地で映像化を待ち望んでいる人がいるということを感じて嬉しいとともに、プレッシャーをずしんと感じました!」とコメントした。
krageさんによるエンディングテーマ「request」を使用したPV第2弾も解禁。坂さんは「すごいとしか言葉が出てこない…!語彙力なくなっちゃいます!このPVを見ただけで興奮がおさまらないです!」と完成度の高さに圧倒された様子。放送情報や発表され、「こうして新しく作ってくださっているエンディングも、どこかもの悲しい世界観を彷彿とさせる素敵な曲を作って頂きましたし、放送まで1か月ないくらいで、アニメ化の情報が出てから長らくお待たせしてしまいましたが、1月6日からみなさんとこの作品で世界を動かしていけたらと思います!」(坂)と放送に向けて熱い想いを表現した。
またワールドプレミア開催を記念して、水篠旬の武器である短剣
“カサカの毒牙
”の実物大レプリカが登場。手にした坂さんは「すごい!!このクオリティ!重さも短剣ぐらいの重さで、すごいです…!」と大感激。
エンディングではそれぞれより、「第1話・第2話でこの世界観や旬くんのことを楽しんで頂けたと思います。この過酷な第1話・第2話があったからこそ、というシーンがこの後たくさんあり、見ているこちらが少し胸が苦しくなることもあります。俺だけレベルアップしていく代わりに…というところもすごく重要なポイントだなと思って、ぜひ楽しんで頂けたらと思います!」(上田)、「僕も原作を読ませてもらっていて、ついに1月からアニメが始まりますが、皆さんと一緒に楽しんでいけたらなと思います!」(中村)、「この作品の持っているエネルギーはとてつもないものがあると思っています。収録の際も倒れてもいいぐらいの気持ちで、毎回命を削れるようにお芝居をしています。とある回の収録終わりに咳をしたら血が出ていたこともあったぐらい、命を込めて熱量を持って演じさせて頂いている作品です。この作品は世界を動かせる作品だと思っていますので、皆さまと一緒に盛り上げていけたらと思います!」(坂)とメッセージが送られ、イベントは幕を閉じた。
📜 01「I'm Used to It」
脚本:木村暢/絵コンテ:中重俊祐、徳田大貴/演出:中重俊祐/作画監督:須藤智子、古住千秋、徳田大貴
十数年前。「ゲート」と呼ばれる、異次元とこちらの世界を結ぶ通路が出現し、ゲートの向こう側に潜むモンスターと戦う者を、人々は「ハンター」と呼んだ。ハンターは覚醒時の魔力量によってランク分けされ、水篠旬は最も低いE級の中でも最弱と言われていた。ある日、ダンジョンに参加した旬。ダンジョンをクリアするも、その奥にはもう一つの入り口があった。
📺 作品情報
🔘『俺だけレベルアップな件』
▶放送情報 NEW🌟
TOKYO MX 2024年1月6日(土)より毎週土曜24:00〜
とちぎテレビ 2024年1月6日(土)より毎週土曜24:00〜
群馬テレビ 2024年1月6日(土)より毎週土曜24:00〜
BS11 2024年1月6日(土)より毎週土曜24:00〜
読売テレビ 2024年1月8日(月)より毎週月曜26:29〜
CBCテレビ 2024年1月6日(土)より毎週土曜26:08〜
アニマックス 2024年2月3日(土)より毎週土曜22:30〜
Prime Video 2024年1月6日(土)より毎週土曜24:30〜見放題最速配信
※ほか各配信サービスでも2024年1月9日(火) 12:00より順次配信開始
※放送日時は編成の都合等により変更となる場合もございます。予めご了承下さい
▶ストーリー
異次元と現世界を結ぶ通路
“ゲート
”が突如発生してから十数年、世界には
“ハンター
”と呼ばれる超人的な力に覚醒した人間たちが出現する。ハンターはその力を使い、ゲート内のダンジョンを攻略し対価を得ることを生業としているが、強者揃いのハンター達の中で、「水篠旬」は人類最弱兵器と呼ばれる低ランクハンターとして生活していた。ある日、低ランクダンジョンに隠された高ランクの二重ダンジョンに遭遇し、瀕死の重傷を負った旬の目前に謎のクエストウィンドウが現れる。死の間際、クエストを受けると決断した旬は、自分だけが「レベルアップ」するようになり-。
▶スタッフ
原作:DUBU(REDICE STUDIO)、Chugong、h-goon(D&C WEBTOON Biz発行)
監督:中重俊祐
シリーズ構成:木村暢
キャラクターデザイン:須藤智子
サブキャラクターデザイン:古住千秋
モンスターデザイン:徳田大貴
プロップデザイン:白石創太郎
美術監督:奥村泰浩
色彩設計:中野尚美
撮影監督:井関大智
CG 監督:森岡俊宇
モーショングラフィックス:大城丈宗(Production I.G)
編集:近藤勇二
音響監督:田中亮
音楽:澤野弘之
アニメーション制作:A-1 Pictures
▶キャスト
水篠旬:坂泰斗
諸菱賢太:中村源太
水篠葵:三川華月
向坂雫:上田麗奈
最上真:平川大輔
白川大虎:東地宏樹
後藤清臣:銀河万丈
犬飼晃:古川慎
©Solo Leveling Animation Partners