第2期制作が発表されているTVアニメ『わたしの幸せな結婚』。松屋銀座 8Fイベントスクエアで開催されている本作展示イベントに上田麗奈さん(斎森美世役)が来場。放送当時を懐かしむように各展示コーナーを楽しんだ。
※開催期間:2024年1月5日(金)〜2024年1月23日(火)
企画展はTVアニメの物語を追想するように5つのエリアが設けられており、エントランスを抜けると仲睦まじい美世と清霞が出迎えてくれる。美世(CV.上田麗奈)と清霞(CV.石川界人)が企画展オリジナルの録り下ろしボイスで来場者を歓迎。通路には第1話からのエピソード回想コーナーもあり、上田さんは「いろいろありましたよね。懐かしいなあ」とパネルを見ながら振り返っていた。
「ときめき」エリアでは美世と清霞の初対面の場となった久堂家の書斎を再現。机や小物棚など室内の様子がじっくり見られるのはもちろん、ガラス戸の向こうには第1話「出会い」シーンが投影され、作品世界に浸ることができる。外の景色は朝・昼・夕・夜と情緒を感じさせながら時間が流れ、夕日に包まれる室内や夜で静けさに満ちた様子などは、本展でしか見ることができない特別な光景となっている。
その先には清霞が美世に贈った櫛、美世がお返しに贈った組み紐の再現レプリカを展示。2人の思い出の品に上田さんの表情も優しく綻ぶ。第4話「おくりもの」で美世が清霞に組み紐を贈るシーンのサラウンド音声体験も用意されている。
「決意と追憶」エリアでは斎森家の蔵を再現。作中では美世が閉じ込められた場所とあって、光をシャットアウトした暗い空間。そこで美世の助けを求める叫びや継母とのやり取りを視覚的に体感することができる。第7話「夏の華の淑女(モダンガール)」〜第11話「母が遺したもの」までの名場面のフォトパネルも展示されている。さらに進むと第12話「暗闇の中の光」で清霞の夢に飛び込んだ美世が異形を討ち払うシーンが大スクリーンで上映されている。
最後のエリアは「広がる世界」。入口の一角では2023年8月に上演された「舞台『わたしの幸せな結婚』-帝都陸軍オクツキ奇譚-」の衣裳を展示。アニメ制作スタッフのコメントや貴重な原画、原作者・顎木あくみ氏、原作イラスト・月岡月穂氏、コミカライズ・高坂りと氏をはじめ、アニメキャストたちから寄せられた豪華な色紙も展示されており、最後には桜のフォトスポットを用意。幻想的に広がる枝垂れ桜に、上田さんも感慨深げに「きれい…」とぽつり。桜の付箋で添えるメッセージボードも設置されており、来場者の感想が書かれた付箋が満開の桜を咲かせている。
物販コーナーも充実。ちびキャラのイラストが可愛いアクリルお守りや本展の描き下ろしキービジュアルを使用したアクリルスタンド、桜模様の巾着、手鏡、御朱印帳など本作の世界観をイメージした和風のアイテムが多数販売されている。
松屋銀座8階のMGカフェではコラボメニューを提供。キャラクターをプリントした「わたしの幸せな結婚」幸せラテ、鮮やかな桜色に目が奪われる「わたしの幸せな結婚」幸せ桜ソーダ、抹茶アイスと三色団子が添えられた「出会い」デザートプレートなど、全6種類のメニューが楽しめる。「幸せ桜ソーダ」を試食した上田さんは、「え?予想外の味わい!スパイシーな感じもするさわやかな甘さでとてもおいしいです」と喜んでいた。
上田麗奈コメント
──本企画展をご覧になった感想をお聞かせください
撮影を忘れてしまうくらい楽しくて、満足度の高い企画展でした。ゆっくり時間をかけて味わいたくなる空間でしたね…。
──上田さんの一番お気に入りの展示は何でしたか?
旦那さまの書斎です。映像と立体物の組み合わせが絶妙で、第1話の美世目線で楽しめる、素敵な展示でした。桜の花びらが一押しです。
──企画展にご来場くださる方にメッセージをお願いいたします
企画展に携わる皆さま、そしてご来場いただいた皆さまの「わた婚」愛を感じられる展示内容となっております。お楽しみいただけますと幸いです…!
©顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会