2024年秋より日本テレビ系にて放送開始となるTVアニメ『株式会社マジルミエ』。本作のステージイベントが「AnimeJapan 2024」で開催された。出演は花守ゆみりさん(越谷仁美役)・山下大輝さん(二子山和央役)・逢坂良太さん(翠川役)。
先日公開されたキービジュアル第1弾について、山下さんは「カラフルだね〜」とニッコリ。逢坂さんは常に魔法少女のコスプレ姿である社長・重本浩司の半身が隠れていることについて、「たぶん社長は全身映しちゃうと、社長だけ目立っちゃう(笑)」と話した。山下さんはマジルミエ社内の雰囲気にも言及し、「(社員たちが)全力で仕事に臨む感じが好き。一生懸命、部活に臨んでいるような熱さを感じる。チームのために、自分のために、学校のために、みたいな熱さって、会社にも通ずるところがあると思う。その感じが、二子山とかは学生時代よりも、今のほうが青春しているんじゃないかな、と思うからこそ、今こそが彼らの青春時代なのかなと思って演じています」と語った。
また、引っ込み思案な性格が災いして就職活動に苦戦していたが、マジルミエに入社することになった新人魔法少女・桜木カナ(CV.ファイルーズあい)について、花守さんは「天才だと思っている。自分の才能に、自分では気づけないからこそ、社長や越谷が見出して『カナちゃんと一緒に仕事したい』と言ってあげることが、彼女にとっての光だったんだろうな」とコメント。
ファイルーズさんとのアフレコ収録について逢坂さんは、「ちょっとビックリしました」と率直な感想。「ファイルーズさんってカッコいい女性をやっているイメージがあった。こんなかわいい役もやるんだ」と述べた。その上で花守さんは「カナちゃんを演じるファイちゃんは、この子は記憶力がいい、特に分析力が高いんだと説得力が凄くある。どこか一歩踏み出せないけれども、彼女自身が持っている才能がちゃんと感じられるお芝居をしてくださっている。『カナちゃんがいれば安心できる』というものがある気がします」と演技を賞賛した。
山下さんも「『マジルミエ』に入るにあたって色々苦戦して、いざ入ってから『ここにいていいんだ』と開放するときのパワーは、ファイちゃんならではのポテンシャルの高さが非常によく発揮されている。パワフルな感じや思い、『あっ、これだけ熱いものが眠っていたんだ』という素敵な部分が、アニメになって、より良く描かれていると感じました」と続けた。
アフレコ収録について逢坂さんは「順調に進んでおります。和気あいあいと収録に臨ませてもらっています。ぜひ秋の放送を楽しみにしてもらえれば」とアピール。山下さんも「毎回楽しくさせてもらっています。色んなシーンで生まれる、色んな表情をとても大切にしている作品です。それぞれのキャラクターが思う、魔法少女愛みたいなものが、本当に詰まっている作品です。魔法少女への愛をもともと持っている方、これから発掘される方もいらっしゃると思います。ぜひ『株式会社マジルミエ』で魔法少女への愛を見つけてください」とメッセージを送った。
最後の挨拶を任された花守さんは「『株式会社マジルミエ』は、美学と情熱のぶつかり合いを追う物語だと思っています。声をあてているときも、命を削りながら、本当に毎週挑んでおります。ぜひこの情熱を皆さんに秋から受けとってもらえるように、これからも頑張って、お声をあてさせてもらいます。これからもよろしくお願いします」と締めくくった。
📺 作品情報
🔘『株式会社マジルミエ』
▶放送情報
2024年秋より日本テレビ系にて放送開始予定
▶イントロダクション
「魔法少女──それは強くて、格好良くて、しなやかで。誰もが憧れて、高給取りで、人気が高い、立派なひとつの職業だ」内定がもらえず就職活動に苦戦中の女子大生・桜木カナ。「自分は社会に必要とされていない」と自信を喪失していた彼女は、ある日、面接先で
“怪異
”と呼ばれる自然災害に巻き込まれてしまう。その窮地を救ってくれたのは、ヤンキー気質の魔法少女・越谷仁美──。持ち前の記憶力で、
“怪異
”と戦う越谷を手助けしたカナは、魔法少女としての才能を見出され、ベンチャー企業・株式会社マジルミエに新卒入社!人の命と仕事への責任を胸に抱き、社会人として、そして魔法少女としての一歩を踏み出すのだった──
▶スタッフ
原作:岩田雪花・青木裕(集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督:平岡正浩(萌)
シリーズ構成・脚本:永井真吾
キャラクターデザイン:浅間英裕
音楽:宮崎誠
音響監督:三間雅文
アニメーション制作:萌×J.C.STAFF
▶キャスト
桜木カナ:ファイルーズあい
越谷仁美:花守ゆみり
重本浩司:小山力也
二子山和央:山下大輝
翠川:逢坂良太
©岩田雪花・青木裕/集英社・マジルミエ製作委員会