2024年10月より放送開始となるTVアニメ『アオのハコ』。本作のステージイベントが「AnimeJapan 2024」で開催され、千葉翔也さん（猪股大喜役）・上田麗奈さん（鹿野千夏役）・鬼頭明里さん（蝶野雛役）・小林千晃さん（笠原匡役）・内田雄馬さん（針生健吾役）が登壇した。

　まずはメインキャラクターたちの魅力を紹介。高校1年生で男子バドミントン部に所属する主人公・猪股大喜について千葉さんは、「年相応に悩むことがあるが、悩み方がとても爽やか。ネガティブさがあまり感じられません。自分の力でどうにかしようというパワーがあるので、演じながら、自分も力をもらっているように感じます」とコメント。高校2年生で女子バスケットボール部の次期エース・鹿野千夏について上田さんは、「彼女本人は人気には無頓着。バスケに一途で真っすぐなところが素敵です。本人は可愛さを自覚してないので、あざとくならないように意識しています」と演じる際のポイントを明かし、ほんのわずかな言葉のニュアンスも千夏のイメージから外れないように繊細に表現しており、スタッフと一緒に丁寧に作り上げていると語った。高校1年生で新体操部の期待の星・蝶野雛を演じる鬼頭さんは、「こんな女友達が欲しかった！が詰まっているキャラクター。フランクでいつも明るく、少しだけおちょくった感じが男子は嬉しいのかなと思います。動きもとても可愛いので、そこにも注目してほしい」とアピール。


　ここでティザーPV第2弾がお披露目され、その映像では出演が明らかにされた小林千晃さん（笠原匡役）と内田雄馬さん（針生健吾役）がサプライズで搭乗。キャスト陣は最新PVについて、「表情が繊細に描かれていて素敵！」「キラキラしている！」「スポーツシーンもしっかりと描かれている！」と口々に感想を言い合った。小林さんは「光の使い方が綺麗で、目を奪われる映像だと思いました」、内田さんは「音でこの世界観を構成していたのが印象的です。セリフも含めて、生々しく、リアリティを持って作っているような印象があります」とコメント。

　バドミントン部所属の笠原匡について小林さんは、「損得勘定なく、大喜を応援する理解者。学生時代にこんな友達がいたら素敵だなと思いました。ちょっとツンデレなところも魅力だと思います」、バドミントン部エースの針生健吾について内田さんは、「非常にマイペース。独特の間を持っているキャラクターです。バドミントンのことになると、とても厳しい一面がある。興味のあるものに真っ直ぐで、自分の好きな事との距離のとり方が上手いなと思います」と紹介した。

　エンディングではそれぞれより、「毎話毎話、掛け合いの中で生まれる感情があり、とても丁寧に作っているアニメーションだと思います。原作の三浦先生も一人一人に温かい声をかけてくださり、気持ちを入れて作っています。ぜひ放送を楽しみにしていてください」（千葉）、「人を慮れる素晴らしいキャラクター達が、一生懸命に部活に取り組む姿を見て、きっと心に触れて感じるものがたくさんあると思います。ぜひ放送を楽しみにしていてください」（上田）、「青春・恋愛・キラキラがたくさん詰まったとても素敵な作品です。放送までもう間もなくですので、アニメ放送を待ちながら、原作ともども楽しみにしていただけたら嬉しいです」（鬼頭）、「恋愛ものとしてだけではなく、スポーツものとしても手に汗握る展開になっています。原作も読んでいますが、アフレコも毎週楽しみにしています。ファンも楽しめる作品になっていますので、ぜひ宜しくお願いします」（小林）、「胸がキュンキュンする、夢に向かって熱くなる、たくさんの青春が詰まっている一作です。ぜひお楽しみにしてください！」（内田）とメッセージが送られ、イベントは終了した。

▶放送情報
2024年10月よりTBS系28局にて毎週木曜23：56〜

▶スタッフ
原作：三浦糀（集英社「週刊少年ジャンプ」連載）

▶キャスト
猪股大喜：千葉翔也
鹿野千夏：上田麗奈
蝶野雛：鬼頭明里
笠原匡：小林千晃
針生健吾：内田雄馬


©三浦糀／集英社・「アオのハコ」製作委員会