2024年10月より放送開始となるTVアニメ『星降る王国のニナ』。本作のステージイベントが「AnimeJapan 2024」DMMブースで開催され、田中美海さん(ニナ役)・梅原裕一郎さん(アズール役)・内山昂輝さん(セト役)が登壇した。
まずはティザーPVが上映され、田中さんは「ついに色が付いて動いたというのが感動的。ニナの瞳がキレイで印象的」、梅原さんも「原作の絵がとてもキレイなので、それをアニメにしたときにもキレイに描いていただけるのは、ありがたい」と続ける。内山さんは「ティザーで公開された内容はほんの一部。まだまだ個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。まだまだ色々とあるぞと言いたいですね」とアピールした。
田中さんはニナの印象について、「自分で未来を切り開く力がある」とコメント。梅原さんもイベント中に「かわいいだけではなく、明るくて、出自からくる豪快さもある」と、ニナの印象について触れていた。梅原さん演じるアズールはフォルトナ国の第二王子。頭の切れる人間だが何事にも冷めていて、ニナにも最初は強くあたる。内山さんが演じるセトは大国ガルガダの第一皇子。冷酷な発言・振る舞いをするタイプで、「ニィナ」というオウムにしか心を許さない。
「ニナのように偽りの王女にさせられたら、どのように運命を切り開きますか?」という質問には、梅原さんは「逃げる」と即答。理由は責任が重すぎる、肩書きや地位に縛られたくないから。田中さんと内山さんはニナと同じく「王女として生きていく」を選択。高貴な身分で贅沢に不自由なく暮らせそうだからと、梅原さんとは対照的な回答となった。
「どっちがホント?田中美海さんの『偽りのエピソード』」と題したコーナーでは,田中さんが語るふたつのエピソードのうち、どちらが偽りなのかを梅原さん・内山さんが答えていく。「オーディションでマネージャーさんから連絡がきたときに、タイトルが『星降る王国のミナ』と書かれていて運命だと感じたが、いざ資料を開いてみたら『ニナ』だった」、「通っていた幼稚園にいたインコと鳥が苦手な父親が映った写真のアルバムのメモ欄に、インコの名前が『ニーナちゃん』と書いてあった」という、作品に絡めた絶妙なエピソードを披露。内山さんがA、梅原さんがBを偽りと悩みながら予想するも、偽りだったのはB。梅原さんの予想通り、エピソード自体は本当でインコの名前が違うというものだった。
エンディングではそれぞれより、「今回のステージイベントで、より私もアニメの放送が待ち遠しくなりました。本当に原作も面白いので、待ちきれない!という方は今すぐに読んでいただいて、アニメで色が付いて、私たちのお芝居が付いたらどうなるのかなと想像していただければ嬉しいです」(田中)、「『星降る王国のニナ』にご期待いただいている方も多いと思いますが、みなさんの期待を上回るような作品になると思います。引き
続き応援をよろしくお願いします」(梅原)、「今日だけでは魅力をお伝えしきれないくらい、色々なものが詰まった作品です。(ニナ・アズール・セトの)三角関係、恋愛模様だけじゃない部分を含めてのよさがあると思っています。放送までお時間がありますが、期待して待っていただければと思います」(内山)とメッセージが送られ、イベントは終了した。
📺 作品情報
🔘『星降る王国のニナ』
▶放送情報
2024年10月より放送開始予定
▶イントロダクション
フォルトナ国城下で孤児として暮らしていたニナは、星の神のごとき深き青──瑠璃色の瞳を持っていた。事故で亡くなったフォルトナ国の王女アリシャと同じ色の瞳ゆえ、第二王子アズールに見出され、ニナは王女に成り代わることを求められる。身代わりの星の巫女として、王女として、与えられた使命──それは三月のあと、大国ガルガダの第一王子セトに偽りの花嫁として嫁ぐこと。運命に翻弄されながらも、誰かに必要とされることに喜びを感じるニナ。そのまっすぐな瞳が見ているものとは……。愛する人を守る決意をしたとき、それぞれの運命が大きく動き始める!!
▶スタッフ
原作:リカチ(講談社「BE・LOVE」連載)
監督:駒屋健一郎
シリーズ構成・脚本:山田由香
キャラクターデザイン:竹谷今日子
音楽:田渕夏海
制作:シグナル・エムディ
▶キャスト
ニナ:田中美海
アズール:梅原裕一郎
セト:内山昂輝
©リカチ・講談社/「星降る王国のニナ」製作委員会