2024年4月13日(土)よりテレ東系列にて放送開始となるTVアニメ『怪獣8号』。本作の先行上映会が開催され、福西勝也さん(日比野カフカ役)・瀬戸麻沙美さん(亜白ミナ役)・加藤渉さん(市川レノ役)・ファイルーズあいさん(四ノ宮キコル役)・河西健吾さん(保科宗四郎役)が登壇した。
「一発で解体するぜ!」(福西)、「怪獣は全部、私が全滅させる」(瀬戸)、「俺は諦めないんで。死ぬまでわかんねーっす」(加藤)、「ほえ面かかせてやるわ。日比野カフカ」(ファイルーズ)、「第3部隊副隊長の保科や」(河西)と、キャスト陣はそれぞれのキャラクターの決めゼリフを披露。ついにアニメ本編が披露されたことについて、福西さんは「まず、制作の皆様に、『怪獣8号』のいちファンとして感謝の想いを伝えたいですね。ありがとうございます!みなさんにお届けできる日を心待ちにしていたので、本当にうれしいです!今日は、みなさんとたくさん語りたいなって思っています」、瀬戸さんは「この大スクリーンでド迫力の映像を観られたということですよね?みなさんが羨ましいですし、それぞれ感想がたくさんあるんじゃないかなって思うので、一人一人に聞いてまわりたいですね」と喜びを表現した。
改めて上映された第1話・第2話の感想を求めると、福西さんと加藤さんは一足先に2人だけで特別に試写室で鑑賞したことを明かし、福西さんは「観終わった直後に出たのが、言葉ではなくため息だった」「音〜〜〜〜!」、加藤さんは「音が本当に素晴らしいので感動しました!」と熱く語った。さらにファイルーズさんも「音楽が本当に素晴らしいなって思っています。この作品はすべてフィルムスコアリング(作られた映像に合わせて音楽を制作すること)で音楽を重ねているので、シーンに合った最適解の音楽が流れるところがスタッフのみなさんの愛と想いが込められているところだなって胸を打たれました」とコメント。
瀬戸さんは「作品世界に引き込まれてしまいました。原作ファンのみなさんも、大好きなキャラクターたちがついに動き出すという嬉しさがまずはあると思います。見慣れた日本の景色の中に、本当ならば絶対ありえないであろう怪獣がいるにもかかわらず、この世界に気づけば没入できる。圧倒されました」、河西さんは「やっぱり、Production I.Gさんとスタジオカラーさんがタッグを組んで作るということで、間違いないなと思って。いまそこに怪獣がいるかのように描かれている映像美が本当に素晴らしいと思います」と絶賛。
第1話冒頭で登場する、防衛隊と巨大怪獣
“フィリノソマ
”が闘うシーンについて聞かれると、瀬戸さんは「怪獣たちの肉や血、重量感が伝わってきて、さらには建物の硬さ、流れる空気など、自分では感じられないものが映像から感じられるんです。すさまじい映像になっていると思いました」、河西さんは「アニメーションの良さって、漫画の余白が埋まっていくことだと思っているんです。漫画だと1・2ページで簡潔しているシーンや、頭の中で想像していた部分がさらに広げて映像化しているなんてまさに夢のようだなって思います」と紹介した。
本作の見どころのひとつでもある
“怪獣の解体シーン
”については、福西さんが「カフカ史上一番頼もしいシーンじゃないかなって思うので、かっこよく仕事人として決めようと思い演じました」と言い、怪獣清掃業者として働いていたカフカが今後どのようにその知識を役立てていくのか楽しみにしていてほしいとアピール。加藤さんは「怪獣は、生きているときはこわい感じですが、解体されると少しかわいいです。切り出されていくところなんて、ちょっとローストビーフみたいに見えるんです(笑)」と笑いを誘った。ファイルーズさんは「ぬちゃ〜とかグチャ〜といった感じが、音もすごいし、あれだけ重量感のある怪獣と戦う防衛隊っていうのが、アニメを通してよりリアルに伝わってきて、どれだけ責任感が強くて、自分の命を顧みずに国民のために戦っているのかっていうのがより重なり合って伝わってきましたね」とコメント。
映像化されるにあたって注目してほしいポイントを聞かれると、福西さんは「いっぱいあるけどな〜!やはりここからのキコルの活躍が見どころなのかなって。いわゆる無双シーンですね。それこそミナ、保科もそうですが、強いメンバーのアクションシーンが一味も二味も違うんですよね」とアクションシーンを大絶賛。
最後に福西さんから、「この作品の関わらせていただいて、たくさんのスタッフの努力の結晶でアニメが出来上がっていることを改めて感じました。そんな素敵な作品に、自分はなにが貢献できるかなと考えた時に、代表してみなさんに熱い魂を届けることしかできないと思い、こうして今日も立たせてもらっております。魂を、熱を、感じてもらえる機会になったら良いなと思っています。この溢れる想いが伝わっておりましたら幸いです!」とメッセージが送られ、イベントは終了した。
📺 作品情報
🔘『怪獣8号』
▶放送情報
テレ東系列 2024年4月13日(土)より毎週土曜23:00〜
BSテレ東 2024年4月13日(土)より毎週土曜24:00〜
AT-X 2024年4月14日(日)より毎週日曜22:00〜
アニマックス 2024年4月27日(土)より毎週土曜21:00〜
X 2024年4月13日(土)より毎週土曜23:00〜
▶イントロダクション
日常的に怪獣が人々をおびやかす世界。怪獣を討伐する「日本防衛隊」への入隊を志していた日比野カフカは、いつしかその夢を諦め、怪獣専門清掃業者で人知れず働いていた。「二人で怪獣を全滅させよう」かつてそう誓い合った幼馴染の亜白ミナが第3部隊隊長として脚光を浴びるなか、彼女と共に戦えない不甲斐なさを抱えるカフカ。しかし、防衛隊を目指す後輩・市川レノとの出会いをきっかけに、止まっていた時が動き出す。ミナの隣に立つために。怪獣から人々を守るために。カフカは再びかつての夢を追い始める。──だが彼は知らなかった。怪獣の脅威が、思いもかけない形で近付いていたことを。
▶スタッフ
原作:松本直也『怪獣8号』(集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督:宮繁之、神谷友美
シリーズ構成・脚本:大河内一楼
キャラクターデザイン・総作画監督:西尾鉄也
怪獣デザイン:前田真宏
美術監督:木村真二
色彩設計:広瀬いづみ
3D監督:松本勝
撮影監督:荒井栄児
編集:肥田文
音響監督:郷文裕貴
音楽:坂東祐大
オープニングテーマ:YUNGBLUD「Abyss」
エンディングテーマ:OneRepublic「Nobody」
怪獣デザイン&ワークス:スタジオカラー
アニメーション制作:Production I.G
▶キャスト
日比野カフカ/怪獣8号:福西勝也
市川レノ:加藤渉
亜白ミナ:瀬戸麻沙美
四ノ宮キコル:ファイルーズあい
保科宗四郎:河西健吾
古橋伊春:新祐樹
出雲ハルイチ:河本啓佑
神楽木葵:武内駿輔
小此木このみ:千本木彩花
©防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社