2025年1月5日（日）よりTOKYO MXほかにて放送開始となるTVアニメ『妃教育から逃げたい私』。本作のステージイベントが2024年11月10日（日）に池袋サンシャインシティ噴水広場「アニメイトガールズフェスティバル2024」会場内で実施された。登壇者は白石晴香さん（レティシア役）、福山潤さん（クラーク役）、斉藤佑圭さん（ブリアナ役）。

　先日公開されたメインPVが改めて紹介され、3人が気になったポイントをチェック。白石さんが「全部お兄ちゃんのせいだ！」と叫んだのは、レティシアの兄であるナディル。斉藤さんも「ブリアナもナディルのせいかもしれません（笑）」と同意。

　続いてはそれぞれが演じるキャラクターを深掘りしていくコーナー。レティシアについて白石さんは「芯の強さ」を挙げ、「自分の道は自分で切り拓こうとするところが応援したくなる」と魅力を語った。また、胸キュン要素を感じながらも実際にアフレコが始まってからはコメディ感が楽しく、現場では笑いが絶えなかったという。

　「ただギャグではなく、純粋にラブコメとして笑いが出るような面白さなんです」と福山さん。さらにPVにあったレティシアの釣りシーンにも注目し、「超本格的なフライフィッシングをやっていましたよね？」とツッコミ。

　斉藤さん演じるブリアナは玉の輿を狙う男爵家の令嬢であり、クラークの新たな妃候補として注目を集める。「憎めなさ」と「姉御肌」が魅力で、「最初はライバルキャラのような存在として出てきますが、だんだんいいところが見えてきます。普段はお金お金と言っているのに、いざレティシアのためとなるとひと肌脱ぐこともあるんです」と、レティシアにとって頼れる存在になっていくことに。

　レティシアの兄でありクラークの側近であるナディルは、彼のちょっぴり鬼畜な部分に注目。3人ともナディルは腹黒でありつつ実直な人間だと語り、彼もまたまっすぐなのだという結論に。「お兄様がいることで物語が動いていくので、この作品を語るうえで外せないキャラクターです」と白石さん。

　続いては福山さんが担当するオープニングテーマ「君としか恋しない」の話題に。愛や恋を題材にした楽曲を歌うことは珍しいとのことで、「おっさん同士でストレートな言葉を選んでいきました」と、含みのある言い回しはせずド直球で攻めた一曲になっている紹介した。歌詞の一部をポーズつきで読み上げ、楽曲の音源もワンコーラス披露された。

　イベントは早くもエンディングの時間に。温かい拍手に見送られてキャスト陣はステージを後にした。

🔶放送情報
TOKYO MX　2025年1月5日（日）より毎週日曜22：00〜
BSフジ　2025年1月8日（水）より毎週水曜24：30〜
※放送日時は変更になる場合があります

🔶イントロダクション
アスタール王国の王子クラークの婚約者として、幼少から厳しい妃教育を受けてきたレティシア。でも、本当は魚を釣って、木登りをして、自由に暮らしたい！「婚約破棄」を願うレティシアは、ある日の舞踏会で見知らぬ女性をエスコートするクラークを目撃。王子の心変わりに胸を躍らせ、別れを告げるのだが……クラークは結婚を諦めていなかった！妃教育から逃げて自由に生きたいレティシア。彼女を必ず追いかけ、まっすぐな愛情表現をするクラーク。婚約破棄したい妃候補VS結婚したい王子のドタバタ胸キュンバトル開幕!!

🔶スタッフ
原作：沢野いずみ（主婦と生活社刊）
キャラクター原案：菅田うり、夢咲ミル
監督・キャラクターデザイン：田頭しのぶ
シリーズ構成：金巻ともこ
美術監督：川上美穂
美術設定：佐南友理
色彩設計：田中美穂
撮影監督：山脇奈々実
編集：小野寺桂子
音響監督：郷田ほづみ
音楽：林ゆうき、近谷直之
オープニングテーマ：福山潤「君としか恋しない」
エンディングテーマ：DIALOGUE+「アリバイなカーテシー」
音楽制作：ポニーキャニオン
アニメーション制作：EMTスクエアード

🔶キャスト
レティシア：白石晴香
クラーク：福山潤
ナディル：羽多野渉
ブリアナ：斉藤佑圭


© 沢野いずみ・主婦と生活社／妃教育から逃げたい製作委員会