2025年1月9日(木)よりTBSほかにて放送開始となるTVアニメ『どうせ、恋してしまうんだ。』。本作の先行上映会が行われ、新福桜さん(西野水帆役)・浦和希さん(羽沢輝月役)・吉高志音さん(柏木深役)・千葉翔也さん(和泉藍役)・猪股慧士さん(星川周吾役)らメインキャスト5名が登壇した。
原作を読んだ感想について、新福さんは当初、水帆たちを「まぶしいなー」と感じたと言い、だが「感染症がある世界で生きる高校生たちを題材にしていて、リアリティがあるなと思いましたし、感情移入もできました」とコメント。千葉さんも「
“若いな
”と感じるかと思っていたのですが、時世を扱っていたり、切り込んでいくところはしっかり切り込んでいて、29歳の
“今の自分
”として読んでいいんだと思わせてくれた作品でした。自分たちの高校生時代もありつつ、コロナ禍での仕事も経験して、誰も
“他人事
”にしない作品だなと思いました」と語った。「設定があまり見たことないな思いました」と口にしたのは猪股さん。「ヒロインと幼馴染という内容は見かけるかなと思いますが、全員が幼少期から知っていて、大人になっても繋がっているというのはあまりないなと。自分に置き換えても
“ないなー
”と思ったりして(笑)」と話した。
浦さんは「恋愛がテーマのアニメでメインキャストをやるのが初めてなんです」と明かし、
“生っぽい感じを出したい
”という制作サイドの希望を知って「すごく考えてオーディションに臨んだので決まって嬉しかったですね!」と満面の笑みで当時を振り返った。
キャラクターについて話が及ぶと、深を演じる吉高さんは「水帆にしか見せない、クールだけどその中でみせる可愛らしいところを大事に演じました」。「(深が)ちょっとデレたような、頬を赤く染めるところはキュンポイントだと思います」とも。
イベント中盤では「答えを揃えて!恋ヶ浜ハイランズ!」と題した2択クイズを実施。5人の答えが揃えれば豪華賞品がもらえるという内容であったが、まさかの5人の回答がなかなか揃わないという展開に。浦さんや千葉さんが攻めた誘導質問などをしつつ、回答を揃えようと策略するも1人ないし2人が違う選択するということを繰り返し、客席からは大きな笑いが。最後の質問で1人回答が違ってしまった千葉さんが機転を利かし、自身の回答をひっくり返す荒業を披露し、なんとか豪華賞品を手にした。
最後に新福さんから「原作を読んだ時から、満井先生のメッセージがぎゅっと詰まった作品だと思います。アニメでもそのメッセージが伝わるように、たくさんのスタッフと共に作っています。放送を楽しみにしてもらえたらと思います」とメッセージが送られ、イベントは終了となった。
📺 作品情報
🔘『どうせ、恋してしまうんだ。』
🔶放送情報
TBS 2025年1月9日(木)より毎週木曜25:28〜
BS11 2025年1月12日(日)より毎週日曜23:30〜
🔶イントロダクション
2020年7月1日。高校2年生の水帆は、最悪な17歳の誕生日を迎えていた。憧れの先輩に近づくチャンスはなくなるし、親には誕生日をすっかり忘れられているし……。しかも未知の感染症の流行で、部活の大会や修学旅行も中止になって、「私には
“キラキラした青春
”なんてない」──そう思っていた。しかしそんな矢先、幼なじみの輝月(きづき)が、突然、
“彼氏候補宣言
”をしてきて──。家族のように育った4人の幼なじみの男の子と、主人公の西野水帆との恋愛模様を描いた学園青春ストーリー。
🔶スタッフ
原作:満井春香(講談社「なかよし」連載)
監督:山元隼一
シリーズ構成:村井雄
脚本:村井雄、成尾渚
キャラクターデザイン:しいばいお
サブキャラクターデザイン:平田雄三、奥山鈴奈
プロップデザイン:氏家嘉宏、植田大貴
美術監督:里見篤
美術設定:妹脊百合子
色彩設定:日比智恵子
撮影監督:船越雄弦
編集:今井剛
音楽:井内啓二
オープニングテーマ:INI「Make It Count」
エンディングテーマ:マルシィ「願いごと」
音楽制作:日音
音響監督:えびなやすのり
アニメーションプロデューサー:櫻井崇
アニメーション制作:颱風グラフィックス
🔶キャスト
西野水帆:新福桜
羽沢輝月:浦和希
柏木深:吉高志音
和泉藍:千葉翔也
星川周吾:猪股慧士
斉藤涼介:上村祐翔
倉敷千夏:田所あずさ
星川透吾:梅原裕一郎
白石真波:名塚佳織
©満井春香/講談社