好評配信中のスマートフォン用ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』。本作より特撮動画「栄養戦士キャロットマン 〜ラードロン襲来!フケンコー食が世界を覆う!?〜」が公開された。栄養戦士キャロットマンとはビコーペガサス(CV.田中あいみ)が憧れる特撮ヒーロー。世の中の平和と健康を乱す組織・フケンコー帝国の脅威から、皆の健康を守るために戦うキャロットマンの物語を映像化されている。キャロットマンのCVは作中でも同キャラクターを演じている佐久間友理さんが担当。さらに田中あいみさんが実写のビコーペガサス役で本格アクションに初挑戦している。またナレーションやアブラ怪人・ラードロンなど7役を杉田智和さんが担当。主題歌「栄養戦士キャロットマン」は影山ヒロノブさんが歌唱している。
佐久間友理(栄養戦士キャロットマン役)コメント
──『栄養戦士キャロットマン』が実写化されると聞いたときの感想は?
まずは、ゲーム以外でもまたこうやって演じる機会をいただけるという事実がすごく嬉しかったです。以前から、サポートカード(SSR[必殺!Wキャロットパンチ!]ビコーペガサス)に描かれたキャロットマンのイラストを眺めながら、これが映像になったらどんな感じなんだろう?と想像していたので、思い描いていたことが現実になった!と感動しました。
──初めて映像をご覧になったときの印象をお聞かせください。
壮大なロケ地もアクションも素晴らしいですし、キャロットマンのベルトのデザインなど細かい部分もこだわりを感じました。あとはやっぱりキャロットマンが、私が小さい頃に見ていた特撮ヒーローのように目の前に現れているということに感動しましたね。思わず笑顔になってしまって、きっとビコーペガサスも同じような気持ちでキャロットマンを見ているんだろうなと思いながら、私も見入っていました。
──トレーナー(=『ウマ娘』ファンの呼称)に注目してほしいシーンはありますか?
キャロットマンって、戦いの中で一度はやられてしまうんです。そういうちょっと弱い部分があっても、挫けずに立ち向かうポジティブさには自分自身も勇気づけられました。あとはやっぱりビコーペガサスとのコラボレーションは見どころです。ビコーペガサスが、憧れのキャロットマンの世界に!とトレーナーのみなさんもきっと感動を覚える場面だと思います。
──主題歌「栄養戦士キャロットマン」には、“血潮に巡るは 愛と勇気とカロテン”という歌詞があります。佐久間さんの血潮に巡っているものが「愛と勇気と○○」だとすると、○○には何が入りますか?
「健康」です!健康診断は毎年受けていますし、美味しいものを食べるのも好きなので、歯を大事にするために歯医者さんにもちゃんと行っています。あとは筋トレも欠かせません。しっかりお仕事をするためにも、好きなことを楽しむためにも、まずは健康第一ということで、いつも気にかけていますね。
田中あいみ(ビコーペガサス役)コメント
──本格アクションに初挑戦された感想は?
楽しかったです!普段は声だけでお芝居をさせていただいているので、すべてが新鮮でした。初体験のことだらけで不安な気持ちや緊張もありましたが、知らないからこそ、構えすぎずに臨めたと思います。
──ビコーペガサスにとってのキャロットマンのように、田中さんにとっての憧れの存在はいますか?
お仕事をご一緒させていただく先輩方には、やっぱり憧れます。お芝居の面で支えてくださるのはもちろん、現場の雰囲気を和らげたり、盛り上げたり、いい空気を作ってくださる方々がたくさんいらっしゃるんです。これから私にもどんどん後輩が増えていくと思うので、自分もそんなふうになれたらいいなって思っています。
──主題歌「栄養戦士キャロットマン」には、“血潮に巡るは 愛と勇気とカロテン”という歌詞があります。田中さんの血潮に巡っているものが「愛と勇気と○○」だとすると、○○には何が入りますか?
巡っていてほしいなと思うのは、「思いやり」や「優しさ」です。私自身、誰かの優しさに触れると前向きな気持ちになれますし、自分も優しくありたいなと思います。緊張する現場でも、頼れる味方がたくさんいると、安心して等身大でお芝居ができるような気がするんです。私も誰かにとっての味方でいられたらいいなと思っています。
杉田智和(ナレーションほか)コメント
──普段からゲーム『ウマ娘』を遊んでくださっていると伺いました。出演オファーを聞いたときの感想は?
『ウマ娘』を好きな気持ちと、実際に出演するというのは全くの別物ですので、『ウマ娘』を遊んでいる自分自身は一旦どこかにしまわないとな、と思いました。自分でも意外と落ち着いた気持ちで準備に臨めました。
──初めて映像をご覧になったときの感想をお聞かせください。
キャロットマンを映像化できたらいいんじゃないか、と思う人はたくさんいると思うんですが、まさか実際に制作してしまうなんて、と驚きました。ビコーペガサス憧れのヒーローが作品化されるということで、ビコーペガサスのトレーナーのみなさんにとっては理想が形になったような、そんな印象を受ける作品になったら嬉しいなと思いました。
──ナレーションをはじめ、怪人ラードロン、アブラギッシュ軍団A・B・Cなど7役を担当いただきました。どういった点を意識して演じられましたか?
準備していった当初のキャラ作りから、ラードロンはよりコミカルに、フケンコー大帝は往年の特撮作品をリスペクトした渋めの声で……と調整していった結果、少し収録に時間がかかってしまいました。さらに、アブラギッシュ軍団、いわゆる戦闘員の役は3人それぞれに個性をつけて演じてしまい、テイクが3倍に増えました。同じ声を何パターンか録って使いまわせばよかったのにと後悔しています(笑)。
影山ヒロノブ(主題歌担当)コメント
──楽曲を初めて聴いたときの印象は?
特撮作品のなかでも少し昔のヒーローを思い起こすような、当時の作品をリスペクトして作曲されているなと感じました。僕は昭和や平成のヒーロー作品の主題歌をいろいろと歌ってきましたから、それで声をかけてくれたのかな?なんてちょっと思いました。
──実際にレコーディングをするなかで、特に意識した点はありますか?
今も昔も、ヒーロー作品には前進するためのパワー、躍動感や生命力が必要だと思っています。なので、今回もその力強さをしっかりと歌声に乗せられるように意識しました。
──曲中で、印象に残っているパートはありますか?
Aメロに「パンチ!」とか「チェンジ!」とか、バトル要素が詰まっているのがいいなと思いました。僕が育ってきた時代のヒーローソングっぽくて、歌っていて楽しかったですね。苦労したのは、サビ前の「♪カ〜ロ〜テ〜ン」というフレーズ。最後の音を上げてください、とスタッフさんからリクエストがあったんですが、そのあとすぐに「キャロットマン!」とさらにシャウトしないといけないんですよ。なのに「え、そこを上げるの!?」と。それが一番しんどかったですね(笑)。
──今回歌唱していただいた「栄養戦士キャロットマン」には、“血潮に巡るは 愛と勇気とカロテン”という歌詞があります。影山さんの血潮に巡っているものが「愛と勇気と○○」だとすると、○○には何が入りますか?
愛と勇気と、ハイボール……というのは冗談で(笑)。悩みましたけど、「好奇心」でしょうか。僕、めちゃめちゃ趣味が多いんですよ。サイクリングにも凝っているし、50歳を過ぎてからスキューバダイビングも始めました。なので血潮に巡っているのは、毎日の暮らしの中で、常に新しいことに挑戦し続ける「好奇心」です!
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