TOKYO MXほかにて好評放送中のTVアニメ『想星のアクエリオン Myth of Emotions』。本作の最終回直前ステージが2025年3月22日（土）に「AnimeJapan 2025」DMMブースで行われ、花守ゆみりさん（オオトリサッコ役）・和氣あず未さん（アマハモモヒメ役）・七海ひろきさん（サン役）・AKINO from bless4（オープニングテーマ担当）・福山芳樹さん（オープニングテーマ担当）が登壇した。

　まずはキャスト陣が自身が演じたキャラクターを紹介。花守さんは「サッコは作品の序盤では『はぐれもの』、『不良』と言われていましたが、実はお人よしなところもあって。モモヒメを守るためにどうすればいいのか？必死で考える一面もあります。また、演じている自分から見ても、最初は孤独な印象が強いのですが、演じれば演じるほど人とのつながりを実は意識している部分だったり、様々な面が見えてきて、回を追うごとに好きになっていくキャラクターだなと思います」、和氣さんは「モモヒメは元気いっぱいで正義感が強く、サッコたちより学年が1つ上なので、『お姉さま的ポジション』の女の子でもあります。人気者で、何度も告白されていますが、恋愛感情が欠如していることもあり、全部断ってしまいます。私は普段、媚びたお芝居をすることも多いので、彼女の天真爛漫さを出すのが大変でした」、七海さんは「サンは転校生として突然現れた上、モモヒメと付き合ったり、突然ピアノを弾いたりと、物語をかきまわすキャラです。人をひきつける魅力を芝居でどう表現するか？考えながら演じました。彼に関しては、謎が解き明かされるどころか、どんどん深まっていますが、ラストを楽しみにしていただきたいです」と説明した。

　ここからは事前に3人に挙げてもらった印象的なシーンのアンケートをもとに第11話までを振り返り。花守さんは第2話より、ナデシコの花を摘みに行くサッコ。「ここにいる皆さんも、まさか第1話がサヨ（イチキ サヨ）のお葬式のシーンから物語が始まるとは思っていなかったと思います。問題児のサッコが何故このようなことをしたのかが分かったうえでナデシコの花を取りに行くので、『泣いちゃだめだ』、と思いながら演じました」。七海さんは第9話より、サッコに怖いという気持ちが生まれて感情が埋まり、怖がっているシーン。「サッコは『怖いものなし』というイメージでしたが、『怖いんだ』と言うセリフにキュンとしました。花守さんの演技も素晴らしく、作中でもとくに大事なシーンだと思います」。和氣さんは第9話より、マナのバランスを取り戻すために、モモヒメ、サッコ、リミヤが翅をもぐ決意をするシーン。「サッコたちがせかっく自分たちに欠けていた感情を取り戻せたのに、すぐに手放さなければならない。モモヒメを助けるために、生えてきた翅をもぐシーンは衝撃でした。あと、（小市眞琴さん演じる）ツキシロ リミヤくんから『モモヒメは誰よりも乙女』と言ってもらえて嬉しかったですし、かっこいいBGMから合体につながる流れもよかったです！」。

　続いて最終回のタイトルとあらすじ・先行カットを公開。見どころを花守さんは「世界が大変なことになっていますし、モモヒメに関しては『何も残らないのでは？』と思ってしまうくらい危機が迫っています。何が正義なのかを考えながら必死で演じました。サッコの選択を私は肯定します」、和氣さんは「サッコたちならモモヒメを救ってくれると信じています。アツい展開が待っていて、私は観ていてウルウルしてしまいました。みなさんも瞬きせずに見てください！」、七海さんは「最終回だけでさまざまな事実が分かり、キャラクターのことに関してもたくさんのことが明らかになります。どのような結末を迎えるのか、ぜひ見届けてください」と訴えた。

　キャスト陣が降壇し、入れ替わりにAKINO from bless4と福山芳樹さんが登場。オープニングテーマ「創聖のアクエリオン Myth of Emotions Ver.」をデュエットで生披露した。歌い終えたAKINOさんは「歌唱前、キャストのみなさんからアクエリオンパワーをもらいました！みんなの前で歌うことができましたし、作品ファンのみなさんに初めてお会いできて嬉しいです。この曲を通してふたりの愛が伝われば幸いです。最終回、みんなで楽しみましょう！」、福山さんは「長い歴史のあるアクエリオンに参加できて光栄です。最終回、僕も楽しみにしています」とそれぞれ笑顔でコメント。

　エンディングではキャスト陣より、「おふたりの歌声を聞けて最高でした。最終回に向け、みんなで盛り上げていきましょう！」（七海）、「私たちもキャラクターソングとして『創聖のアクエリオン Myth of Emotions Ver.』を歌わせていただいたのですが、AKINOさんと福山さんは本当にカッコいいですね。最終話もよろしくお願いします！」（和氣）、「主題歌を生で聴けて、最終回の前に心をつなげられてよかったです。最終回のタイトルどおり、『愛の神話』を感じていただけると思いますので、最後まで心をつなげて見守っ
てください！」（花守）とメッセージが送られた。


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