2025年4月18日(金)にロードショーとなる劇場版『僕とロボコ』。本作の公開直前イベント「春の膝祭り」が2025年4月6日(日)に渋谷ストリーム 稲荷橋広場で開催され、松尾駿さん(チョコレートプラネット)(ロボコ役)、津田美波さん(ボンド役)、置鮎龍太郎さん(ガチゴリラ役)、上坂すみれさん(ロボコ(ラブコメの世界線)役)らが出演した。会場にはレッドカーペットが用意され、そこを通ってキャスト陣が登壇。通路脇で見守るファンからは拍手と歓声が沸き起こった。
レッドカーペットを歩いた感想を尋ねると、松尾さんは「主演でレッドカーペットを歩くことなんて、たぶんこれが最初で最後ですけど、もうちょっとゆっくり歩きたいくらい、気持ちよかったです」と笑顔。津田さんは「私も初めてでしたけど、意外と短いなと…(笑)」と語り、松尾さんも「カーペットというよりラグかな(笑)」と同調した。
TVシリーズは1話3分のショートアニメということで、置鮎さんは「3分の中にものすごい熱量が詰め込まれていて、松尾さんと津田さんは特にメチャクチャ大変だったろうなと思います」と松尾さんと津田さんの苦労を慮る。松尾さんは「スピード感がすごくて、1回収録が終わるごと
“膝
”から崩れ落ちるくらい疲れました…」と苦笑交じりにふり返りつつ、
“師匠
”と仰ぐ津田さんから現場で多くのアドバイスを受け取ったそうで「最初はメチャクチャ大変で、『どうすりゃいいんだ?』という感じでしたけど、師匠が『こういう感じでやったらいい』とか、『こういう準備が必要です』と声優さんのノウハウを教えてくれました」と感謝を口にした。
上坂さんはTVシリーズの際にロボコ役のオーディションを受けていた経験を語り、「(ロボコの声の)イメージが全然わかなくて、どんな声をあてよう…?強さもかわいさもあって…」と当時の苦悩を述懐。結果的に松尾さんに決まったが「私が受かるわけないじゃん(苦笑)!なんで私にチャンスを与えた?ってくらい(松尾さんの声が)ピッタリで素晴らしかったです」と松尾さんのロボコを絶賛。これには松尾さんも「そう言ってもらえると嬉しいです。受け入れてもらえるのかな?と不安で仕方なかったので」と喜びの表情を浮かべていた。
劇場版では上坂さん演じる「ロボコ(ラブコメの世界線)」の他にも、田中真弓さん、野沢雅子さん、千葉繁さんらが演じる様々な世界線のロボコが登場する。大先輩たちにツッコミを入れることになった津田さんは「追いつかないくらいで緩急が大変でした」と明かし、置鮎さんは「仮の映像を見た時、『これ、ルフィじゃない?』って思ったら本当に真弓さんだった(笑)。『いいんだ!?』って」と衝撃を告白。上坂さんは「マルチバースのロボコがあまりにもオーラが漂い過ぎてて、ラブコメの世界線は私でいいんでしょうか?と思いました」と大御所たちとの共演について語った。
この日に解禁となる新予告編をお披露目しようとしたところ、ロボコの衣装に身を包んだ青木マッチョさん、高木ひとみ○さん、TOKYO COOLのカンカンさん、前すすむさんが乱入。キャスト陣とどちらがロボコの魅力を理解しているか勝負することに。川柳対決、ジェスチャーゲーム、破天荒アフレコチャレンジの3本勝負が行われ、見事キャスト時が勝利を納め、新予告編を上映することができた。
最後に松尾さんが「(同日に公開される)名探偵の映画もあるんですけど、これを覚えて帰ってください。『真実はいつもひとつ!膝はいつもふたつ!』。ぜひ劇場で見てください!!」と熱くアピールし、イベントは幕を閉じた。
🎦 作品情報
🔘 劇場版『僕とロボコ』
🔶劇場公開
2025年4月18日(金)全国ロードショー
🔶スタッフ
原作:『僕とロボコ』宮崎周平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:大地丙太郎
監督補:佐藤道拓
脚本:大場小ゆり
キャラクターデザイン:荏原裕子
アニメーション制作:ぎゃろっぷ
製作:劇場版「僕とロボコ」製作委員会
配給:松竹
原作協力:「週刊少年ジャンプ」編集部
🔶キャスト
ロボコ:松尾駿(チョコレートプラネット)
ボンド:津田美波
ガチゴリラ:置鮎龍太郎
モツオ:武内駿輔
円ちゅわ〜ん:M・A・O
メイコ:平塚紗依
ロボコ(王道バトルの世界線):田中真弓
ロボコ(本格SFアクションの世界線):千葉繁
ロボコ(ラブコメの世界線):上坂すみれ
ロボコ(昭和ギャグ漫画の世界線):野沢雅子
©宮崎周平/集英社・劇場版「僕とロボコ」製作委員会