TOKYO MXほかにて好評放送中のTVアニメ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』。2025年5月5日(月)に放送となる本作第5話「断罪」より、あらすじ・先行場面カットが公開された。梅田修一朗さん(灰廻航一役)・長谷川育美さん(ポップ☆ステップ役)のリレーインタビューも公開されている。
📜 第5話「断罪」
“個性
”「滑走」のトレーニング中、コーイチは
“ターボヒーロー
”インゲニウムに出会う。速さとチームプレーを重視するインゲニウムは、コーイチの
“個性
”に目を付け事務所にスカウトする。そんな中、鳴羽田には危険走行で煽り事故を繰り返す「走り屋」敵<ヴィラン>が出現。インゲニウム、敵<ヴィラン>による「命を賭けた勝負」が行われる中、コーイチは…。
梅田修一朗(灰廻航一役)・長谷川育美(ポップ☆ステップ役)コメント
──第5話では、ポップの様々な表情や感情の変化が見られます。ポップについて、魅力的だと感じる部分を教えてください
梅田 登場人物の中で、ポップが一番表情豊かですよね。航一も場面によって表情は切り替わりますが、基本はホヤホヤしているし。喜怒哀楽がハッキリしているところが、ポップの魅力だと思います。
長谷川 これまでのストーリーで、なぜポップが航一にここまで突っかかってくるのか不思議に感じた人もいると思うんです。それが今回、彼女の過去がわかり、きっとこれからポップのことがとてもかわいく見えてくるのではないでしょうか。恋心に素直になれない子って、すっごくかわいいですよね!
──長谷川さんは、航一とポップの掛け合いを演じる上で意識されていることはありますか?
長谷川 感情表現は豊かなのに、航一への好意は押し殺すことを意識しています。それでも出てきちゃう「好き」がポップの魅力につながっているので、そのメリハリは特に大切に演じています。
──個性的なキャラクターが数多く登場する本作ですが、ご自身のお気に入りのキャラクターと、その理由を教えてください
長谷川 私は蜂須賀九印が好きです。何をしでかすかわからないところにワクワクしますし、
“個性
”もとても不気味でかっこいいですよね。また、私は千本木彩花さんの感情が滲むお芝居が大好きで、千本木さんが演じられたことで、より一層好きになりました。毎回どんなアプローチをされるんだろうとワクワクしています。
梅田 すごくわかります。蜂須賀が感情を出すと、シーンの迫力が増しますよね。僕も蜂須賀が好きですが、航一を演じることによってすごく好きになったキャラクターは、師匠(ナックル)です。この『ヴィジランテ』の物語は師匠がいなきゃ始まらなかったですし、最初に航一のヒーローの素質を見抜いてくれたのも師匠でした。また、
“個性
”を持っていないところも、好きな理由の1つです。個性社会において、
“個性
”がなくても日々鍛錬を重ね、自分の目的のためにヴィジランテとして活動しているナックル。『ヒロアカ』のデクとはまた違った
“ヒーローの心
”を持っていて、ロマンがあると思います。
──第5話の物語の中で、「これは熱い!」と感じたのはどのシーンでしょうか
長谷川 熱いといえば、ポップが航一へ思いを伝えに行こうと、夜を駆けるシーン。バトルとはまた違った熱い気持ちが込み上げてきました。そこはオーディション原稿にも入っていたくらい、作品においても重要なシーンです。アフレコで何度も録り直しをして挑戦させてもらったシーンでもあるので、色々な意味で熱いシーンになりました。まだ完成した映像を見られていないので、私自身も楽しみにしています。
梅田 ポップを好きになる人が増える第5話だと思うのですが、それと同時に、航一の魅力も倍増する話になっていると思います。最初は「冴えない主人公」という印象を持った方が多いと思うのですが、過去、高校のヒーロー科受験という自分の人生のかかった大切な日に、それよりも人命を優先しました。ヒーローになるための受験を、ヒーローらしい行動をして不意にしてしまったなんて、本当に航一らしいですよね。愚かに見えるけれど、とても熱いと感じられるシーンになっていました。
──第5話の見どころや注目ポイントを教えてください
長谷川 第4話までのポップの言動や行動の意味がわかる、答え合わせの第5話になっています。なぜポップが航一と行動を共にすることになったのか。それを知ると、より一層ポップのことが好きになると思います。
梅田 ポップを通して航一の魅力も知れる話になっていると思います。ポップの過去を知ることによって、航一のことを「かっこいい!」と思ってもらえるのではないでしょうか。
※インタビュー全文は公式サイトに掲載
©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 ©TOKYO-SKYTREE