2025年秋放送開始予定のTVアニメ『かくりよの宿飯』第2期シリーズ。そのタイトルが『かくりよの宿飯 弐』に決まり、イントロダクション・キャラクター設定が公開された。
📜 イントロダクション
“あやかし
”が見える女子大生・津場木 葵は、ある日突然、隠世《かくりよ》にある老舗宿〈天神屋〉へと攫われてしまう。祖父が遺した莫大な借金。隠世で交わされていた
“約束
”。借金のカタとして迫られたのは、大旦那──鬼への
“嫁入り
”だった。ところが葵は、その運命をはねのける。──働いて、返す。自分の力で。借金を返済するため、天神屋のかたすみに食事処〈夕がお〉を開き、真心を込めたおもてなしで、あやかしたちの空腹と心を満たしていく。ときには悩みながらも突き進み、葵は隠世の住人たちと絆を育む。あの日交わした
“約束
”は、やがてかけがえのない〈居場所〉へと変わっていく。南の地の宿〈折尾屋〉での試練を越え、〈夕がお〉へと帰ってきた葵。しかし、穏やかな日々は束の間──〈天神屋〉に、かつてない危機が迫っていた。守りたい居場所がある。信じてくれる仲間がいる。幾多の出会いと絆に育まれ──物語は再び、動き出す。
👤 キャラクター設定
🔶津場木葵(つばき あおい) CV.東山奈央
祖父が遺した借金のカタとしてあやかしの宿「天神屋」に攫われた大学生。嫁入りを断り、働いて借金を返済するため、食事処「夕がお」を開いてあやかしたちに食事を振る舞っている。敵味方問わず、お腹を空かせたあやかしがいたら放っておけない、真っ直ぐで優しい心の持ち主。
🔶大旦那(おおだんな) CV.小西克幸
隠世屈指の老舗宿「天神屋」を束ねる鬼神(きじん)にして、北東の地を治める八葉。ひょうひょうとした物腰で名も素性も煙に巻くが、客へのもてなしは徹底し、葵への愛情も垣間見える。鬼としての業を背負いながら、静かな威厳と包容力で天神屋を守り続ける。生け花や菜園が趣味という意外な一面も。
🔶銀次(ぎんじ) CV.土岐隼一
「天神屋」の若旦那を務める九尾の狐。子狐から神獣まで九つの姿を操り、柔らかな物腰と完璧な手際で
“天神屋の招き狐
”と称される。食事処「夕がお」では企画から給仕、帳簿まで器用にこなして、温かな眼差しで葵を見守り支えている。かつては「天神屋」のライバルお宿「折尾屋」で働いていたところ、大旦那にスカウトされた。
💬 スタッフコメント
友麻碧(原作)
「かくりよの宿飯」TVアニメ2期がいよいよ秋にスタートします。多くの方の熱意により7年越しの2期となりまして、本当に根強く愛された作品だと感じております。アニメに纏わる素晴らしいものが着々と出来上がっておりますので、皆さま何卒お楽しみに!
吉崎譲(監督)
第1期の放送が2018年4月。そこから7年の月日を経て再びアニメが始動いたします。当時の布陣から一新。季節も巡りました。新たな隠世の世界へ誘えるよう、キャラクターの心に寄り添える、そんな作品にできるように尽力したいと思います。夢か現か摩訶不思議な世界へまたお越しください。
隠世の監督 吉崎譲
金春智子(シリーズ構成・脚本)
アニメ第1期は、葵ちゃんが南の地から天神屋へと戻ってきたところで幕を閉じました。でも原作では、その先も葵ちゃんや大旦那様、銀次さん、天神屋、そしてかくりよのみんなの物語が続いていきます。いつかアニメ化できたらいいなあと、夢のように考えていたのですが、その夢がとうとうかなうことになりました。動いて喋るかくりよのみんなと再会できる日が、すごくすごく待ち遠しいです。
📺 作品情報
🔘『かくりよの宿飯 弐』
🔶放送情報
2025年秋より放送開始予定
🔶スタッフ
原作:友麻碧(株式会社KADOKAWA/富士見L文庫「かくりよの宿飯」シリーズ)
原作イラスト:Laruha
監督:吉崎譲
シリーズ構成・脚本:金春智子
キャラクターデザイン:桂英未
美術設定・美術ボード:合六典代
撮影監督:陳以儂
音響監督:本山哲
音楽:伊賀拓郎
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:GONZO×マカリア
製作:かくりよの宿飯 弐 製作委員会
🔶キャスト
津場木葵:東山奈央
大旦那:小西克幸
銀次:土岐隼一
白夜:田丸篤志
お涼:加隈亜衣
春日:中恵光城
チビ:石見舞菜香
アイ:洲崎綾
サスケ:井上雄貴
乱丸:石川界人
雷獣:日野聡
©2025 友麻碧・Laruha/KADOKAWA/かくりよの宿飯 弐 製作委員会