2025年6月27日(金)に全国ロードショーとなる劇場版アニメ『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』。本作の公開前夜祭が本日2025年6月26日(木)に丸の内ピカデリーで開催され、長縄まりあさん(カンナ役)・桑原由気さん(トール役)・石原立也監督らが登壇した。
長縄さんは公開に向けて、「劇場版になりかっこよくて強いシーンにも注目していただきたいです。他には小林家の周りの人間さんもたくさん出てくるので、目を凝らして見つけてみてください」と見どころを紹介。1ヶ月前に開催された舞台挨拶で完成した本編をまだ観られていないと話していた桑原さんは、「映画を見終わった後に、皆さんに早く観てほしいという気持ちでいっぱいになって、思わず自分でもムビチケを10枚買いました」と観客に向けて
“メイドラゴン愛
”をアピール。石原監督は「今回はスクリーン映えする部分もたくさん目指して、アクションシーンや細かいキャラクターの表情にもこだわって作りました」と、大スクリーンならではの注目ポイントを話した。
ここで不穏な劇伴が流れ始め、どこからともなく「終焉帝の娘だね!」とドスの聞いた声が場内に響き渡る。そして劇場の扉が大きく開け放たれると、そこに立っていたのは自身が演じるドラゴン・フェリキタスの着ぐるみを纏った小林幸子さん。取り巻きのドラゴンたちは両手に
“フェリキタス様
”“こっち向いて♡
”などと書かれたうちわやサイリュームを持って登場を盛り上げる。
この衣装について小林さんは、「色々な衣装を着てきましたが、着ぐるみは初めてなんです!話をいただいた時には、実はすぐ断ったんです」とまさかの暴露で会場は笑いに包まれる。しかし石原監督に「もう幸子さん仕様で作ってしまったんです!」と泣きつかれ、仕方なく引き受けていざ着てみると、これが案外気に入った様子。「演歌歌手でなかなかこんな格好する人いませんよ!」と自慢げに語った。
エンディングではそれぞれより、「皆さんに届けることができてとても嬉しいです。家族を大切にしようというテーマをご挨拶に代えさせて頂きます」(石原)、「会場の皆さんにも、今日巡り会えてよかったです。最後に一言、アツい」(小林)、「トールと、今日お越しいただいた幸子さんの演じるフェリキタスがどんな攻防を繰り広げているのか楽しみにしていてください!」(桑原)、「この映画を観て、あたたかな気持ちや思いやりの優しい気持ちになってもらえたら嬉しいなと思います。とっても素敵な映画なので、作品の世界にどっぷり浸ってほしいです」(長縄)とメッセージが送られ、熱気と笑いを残したままイベントは終了となった。
🎦 作品情報
🔘『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』
🔶劇場公開
2025年6月27日(金) 全国ロードショー
🔶イントロダクション
『この手を離したくない。だってもう、家族なんだから。』 映画『聲の形』、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の京都アニメーションが贈る最新作は、心温まる家族と絆の物語──。2017年、TVアニメで大人気となった『小林さんちのメイドラゴン』シリーズが、待望の映画になって帰ってくる!大好評連載中の原作(「漫画アクション」(双葉社)連載中)より、話題の大人気エピソードが壮大なスケールで生まれ変わる!普通の会社員・小林さん。小林さんに惹かれ、集まってきたドラゴンたち。その中の一人・幼いドラゴンのカンナに、突然の来訪者が現れる。なんとそれは、カンナの本当の父親だった──。2025年6月27日(金)公開!この夏、見逃がせない感動の
“家族の物語
”がここに!
🔶スタッフ
原作:『小林さんちのメイドラゴン』クール教信者(双葉社「漫画アクション」連載中)
監督:石原立也
シリーズ監督:武本康弘
脚本:山田由香
キャラクターデザイン・総作画監督:門脇未来
美術監督:笠井信吾
色彩設計:橋奈緒美
小物設定:唐田洋
撮影監督:植田弘貴
3D監督:山本倫
音響監督:鶴岡陽太
音楽:伊藤真澄
オープニングテーマ:fhána「涙のパレード」
エンディングテーマ:小林幸子「僕たちの日々」
音楽制作:ランティス・ハートカンパニー
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:ドラゴン生活向上委員会
配給:松竹
🔶キャスト
カンナ:長縄まりあ
小林さん:田村睦心
トール:桑原由気
エルマ:高田憂希
ルコア:橋ミナミ
イルル:杉浦しおり
ファフニール:小野大輔
滝谷真:中村悠一
才川リコ:加藤英美里
真ヶ土翔太:石原夏織
キムンカムイ:立木文彦
アーザード:島ア信長
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会