2025年10月4日(土)よりテレビ朝日系全国24局ネット
“NUMAnimation
”枠にて放送開始となるTVアニメ『友達の妹が俺にだけウザい』。本作の先行上映会が2025年9月6日(土)にユナイテッド・シネマ豊洲で開催され、石谷春貴さん(大星明照役)・鈴代紗弓さん(小日向彩羽役)・楠木ともりさん(月ノ森真白役)・花澤香菜さん(影石菫役)らメインキャストが登壇した。
まず第1話〜第3話の上映が行われ、続けてトークショーがスタートした。原作文庫特装版付属のドラマCDでキャスティングされて以来、長らく待ち望んでいたTVアニメ化。4人とも感慨深い思いに浸りつつ、第1話〜第3話を振り返った。彩羽の大胆なポーズから始まった第1話。第一声を飾った鈴代さんは長く作品に関わってきたこともあって、冒頭のラップ
“ウザ絡み
”シーンがどうなるのかずっと気になっていたとのこと。「ラップを歌うので、すごくドキドキしました。ラップは後から別録りしたのですが、まさかあの原作の歌詞のまま歌わせていただけるとは!」と興奮気味。実は収録の段階では曲がない状態で歌詞だけ台本に書かれており、「これは全部セルフでやれということか」と勘違いして自分で曲を考えて準備していたと暴露。
第2話の話題は生徒たちから
“猛毒の女王
”と呼ばれている菫先生の登場シーン。「あんな先生、すぐクビですよね。よくないですよね、暴言吐いて。でもなんか喜んでいる生徒もいるから、成り立っていますけれど」と話す花澤さん。しかし女王様キャラだと思われた菫が生徒指導室で明照を前にすると豹変。そのギャップが魅力のシーンでは、かなりの部分がアドリブであると明かされた。
第3話は真白をフィーチャー。第1話の開幕グーパン、第2話で明照と偽装恋人のはずが塩対応と、少しずつ内面にフォーカスされていた真白について、「塩っぽさと、塩さが抜けた後の塩抜きされた姿が、風邪引くんじゃないかってくらいかわいらしくて」と楠木さん。ドラマCDとの違いとして、「アニメはテンポ感が大事になってくるので、最初はなかなか真白のボソボソ系のしゃべり方で、尺に合わせるのが大変でした。でもなんとか切り替えて、かわいらしさをうまく出せるように、がんばりました」と語った。
また、ドラマCDを聞いてから第1話の収録に臨んだ斉藤壮馬さん(小日向乙馬役)が、収録後に音響監督から「もうちょっと人を殺しているような声でお願いします」と衝撃のディレクションを受けていたと裏話も。TVアニメ化されるに当たって演技が変化した点について、「真白はやっぱり塩加減や尺でした」と楠木さん。鈴代さんは「彩羽は自由度が高い中でも、あの濃いウザさは変えたくないなと思っていたので、表情変えを意識して、アニメだと時間経過もあるので、くらいついていかねばという気持ちで楽しかった」、花澤さんはドラマCD収録時点には自分が先生を演じることに対してハードルがあったと前置きして「今は演じやすくなったのかもしれない……」と発言。
続いては「実質まるまる、略して実まるですよね!?」という彩羽のセリフにかけたこじつけを発表する企画コーナー。鈴代さんは「お金はかかったけど楽しい1日だった。実質タダ!」と元気よく発表し、花澤さんは「いいよ、なんか、相田みつをみたい」と絶賛。楠木さんは「家でポップコーンを食べながらテレビを観る。実質、映画館。略して実映!」、花澤さんは「焼きたてのパンが来ないか、流し目で厨房を見ている行為。実質パンをチラチラみているので、略してパンチラ」で拍手喝采。そして石谷さん「夏に歩きながら食べるアイスは、実質カロリーゼロ」、「疲れて帰ってがんばった夜のごほうびは、実質カロリーゼロ」、「この上映会から帰った後に食べたご飯は、実質カロリーゼロ」と3連発を披露するもややウケ。
エンディングではそれぞれより挨拶。石谷さんが「明照を演じていて、クリエイター目線でいろいろ感じることもありましたし、物づくりに焦点を当てた物語、人間関係の深いところまで掘り下げている作品なので、ウザいところも楽しみつつ、ほかの部分も楽しみに観てもらえたらなと思っています」と締めくくった。
📺 作品情報
🔘『友達の妹が俺にだけウザい』
🔶放送情報
テレビ朝日系全国24局ネット
“NUMAnimation
”枠 2025年10月4日(土)より毎週土曜25:30〜
BS11 2025年10月5日(日)より毎週日曜24:30〜
AT-X 2025年10月6日(月)より毎週月曜22:00〜(リピート放送:毎週水曜10:00〜/毎週金曜16:00〜)
※放送日時は変更になる場合があります
🔶イントロダクション
馴れ合い無用、彼女不要、青春の一切を非効率と切り捨てる高校生・大星明照。彼の家には、なぜか親友の妹・小日向彩羽が入り浸っている。占拠されるベッド!突然の寸止め色仕掛け!吹き荒れるウザ絡みの嵐!!学校では清楚な優等生として大人気の彩羽は、明照にだけやたらとウザい。そんなハイテンション系ウザかわ女子・彩羽に振り回される明照の前に、塩対応女子・真白が出現。それをきっかけに、明照、彩羽、そして仲間たちの日常は激変し──!?ウザかわ女子が(頼んでないのに)寄ってくる!悶絶必至のいちゃウザ青春ラブコメ、開幕☆
🔶スタッフ
原作:三河ごーすと(GA文庫/SBクリエイティブ刊)
キャラクター原案:トマリ
監督:古賀一臣
シリーズ構成・脚本:待田堂子
キャラクターデザイン:佐藤勝行
ビジュアルディレクター:小澤和則
プロップデザイン:レコメンデーション
美術設定:石原江莉奈
美術監督:有本妃査恵
色彩設計:舩橋美香(J.C.STAFF)
3Dディレクター:林昭夫
2Dワークス:ゆめ太カンパニー
撮影監督:加納篤
オフライン編集:牧信公(タバック)
音響監督:郷文裕貴
キャスティング:泊一平
音響制作:神南スタジオ
音楽:田中津久美、澤田佳歩、佐久間奏、中村巴奈重
音楽制作:日音
アニメーション制作:BLADE
オープニングテーマ:赤見かるび「ウザ可愛くて何が悪い!」(Polydor Records)
エンディングテーマ:こはならむ「星の鼓動」(avex trax)
🔶キャスト
大星明照:石谷春貴
小日向彩羽:鈴代紗弓
月ノ森真白:楠木ともり
小日向乙馬:斉藤壮馬
影石菫:花澤香菜
©三河ごーすと・SBクリエイティブ/「いもウザ」製作委員会