第2期シリーズが2026年1月16日(金)より日本テレビ系全国30局ネット
“FRIDAY ANIME NIGHT
”にて放送開始となるTVアニメ『葬送のフリーレン』。本作第1期振り返り特別上映【旅の記憶】第2章「断頭台のアウラ」の舞台挨拶が2025年10月11日(土)にTOHOシネマズ新宿で実施され、竹達彩奈さん(アウラ役)が登壇した。本作イベントに竹達さんは初参加。「1人での登壇に緊張しています。まさかアウラで舞台に立たせてもらえるなんて嬉しい」と喜びの表情を見せた。
わずか3話のみの登場にも関わらず、圧倒的な存在感で多くのファンを魅了した大魔族・アウラ。第1期の放送を振り返り、「出演のお話をいただいた際、『葬送のフリーレン』は話題の作品で名前も知っていたので、それに原作でも人気なキャラクターだということで、うれしい気持ちになりました」とコメント。またアウラを演じることになった当時抱いた印象を「500年生きた魔族ということで、冷血・狡猾で、人間の感情とはちょっと離れたところにいるキャラクター」と話し、「(アウラが)500年も生きていると、いろんな経験をしていると思うので、多少のことではブレない印象を受けました。なので、感情的にならず割と淡々と、狡猾な部分や頭のいい部分をフィーチャーできたら」と役作りのポイントを明かした。「
“ヒンメルはもういないじゃない
”というセリフを私は最初少しけしかけるように言っていたのですが、『悪意なく、ただ当たり前のように淡々と(ヒンメルが)いないことを伝えるように』と監督から指示を受けました」と収録時のやり取りを披露。「みんなと一緒に収録できたのですが、和やかでアットホームで。まるで人を殺すシーンを録ると思えないくらいの和やかさがあった」とスタジオの様子を語った。
アニメ本編で印象に残っているシーンとして、「アウラが
“自害しろ
”と言われて武器を首元に持ってきたとき、髪の毛が弛んでいるところの表現が素敵でした。髪がぶちぶちと切れていくのに、最後に首が切れるところを見せないという。そういった表現が素晴らしいからこそ、出番が少なかったにも関わらず皆さんの心に残る人気なキャラクターになったのだと思っています」と映像と演出のクオリティを賞賛。さらに印象的なセリフとして、アウラのパネルで顔を覆って「ヒンメルはもういないじゃない」が生披露された。
2025年9月26日(金)に開催された第1章「旅立ち編」舞台挨拶に登壇した種ア敦美さん(フリーレン役)・市ノ瀬加那さん(フェルン役)・小林千晃さん(シュタルク役)から竹達さんへの質問が到着。小林さんからの「『葬送のフリーレン』で竹達さんご自身が好きなキャラクターは誰ですか?」という質問に対し、「フェルン一人だけを見ると儚げで年相応な女の子に見えるのに、フリーレンと話しているとお母さんみたいに見える。個人的には、その2人のやりとりが好きです」とフリーレンとフェルンの関係性を
“素敵な師弟関係
”と表現した。市ノ瀬さんの「竹達さんご自身が欲しい魔法は?」に対しては、普段の生活でのエピソードを交えながら「なくしたものを見つける魔法」と回答。種アさんの「アウラがここまで人気のキャラクターになるか想像していましたか?」に対しては、「全然思っていなかったです。私の知らない間にどんどんキャラクターが大きくなっていって自分が追いつかないほど色々と話題になっていて嬉しい」と答えた。
今度は竹達さんより種アさんへの質問として、「好きなラーメンはなんですか?」や「フリーレンは飄々として感情を見せない部分がありつつも、人と関わる中で人間の感情に触れたとき、フリーレンの心の機微というのをどのように演じられているのか」などが飛び出した。
最後に竹達さんより「私自身としても、今回初めて『葬送のフリーレン』のイベントに立たせていただけて、嬉しい気持ちでいっぱいです。アフレコ当時の思い出やどんな気持ちでアウラと向き合ってきたかなど改めて私自身も思い出すことができました。アウラは自分の想像以上に話題になって、2年経っても愛していただけるキャラクターになって幸せな気持ちです。フリーレンたちの旅はこれからも続きますので、皆さんぜひ応援していただいて、楽しんでいただけたら嬉しいです」とメッセージが送られ、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。
📺 作品情報
🔘『葬送のフリーレン』第2期
🔶放送情報
日本テレビ系全国30局ネット
“FRIDAY ANIME NIGHT
”にて2026年1月16日(金)より毎週金曜23:00〜
※放送時間は変更になる場合があります
🔶ストーリー
勇者ヒンメル一行によって魔王が倒された世界。ヒンメルらと共に平和をもたらした千年以上生きるエルフの魔法使い・フリーレンは、寿命を迎えたヒンメルの死を受けての涙とその想いから、
“人の心を知る旅
”に出る。道中に出会った、かつての仲間ハイターに育てられた魔法使いフェルン、同じく仲間のアイゼンの弟子である戦士シュタルクと共に、魂の眠る地《オレオール》を目指すフリーレン。旅の中で出会う人々との交流、狡猾な魔族や魔物との戦い。時に穏やかに、時にくだらなく、時に激しく、時に胸に迫る…。その全てが、その一瞬一瞬が、3人のかけがえのないものとして積み重ねられていく。この旅の先に待っているものは、果たして────。
🔶スタッフ
原作:山田鐘人・アベツカサ(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:北川朋哉
副監督:原科大樹
監督協力:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン:高瀬丸、小嶋慶祐、藤中友里
コンセプトアート:吉岡誠子
デザインワークス:小橋弘侑、原野瑠奈、瀬口泉、原科大樹
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:今垣佳奈
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:Evan Call
アニメーション制作:マッドハウス
🔶キャスト
フリーレン:種ア敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司
©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会