教育テレビで好評放送中の『すイエんサー』内で放送されている科学アニメ『マリー＆ガリー』は、理科が苦手なマリカがある日迷い込んでしまった街“ガリハバラ”で、学者たちとの触れ合いの中、少しずつ科学を理解し、好きになっていく、そんな物語だ。この『マリー＆ガリー』の第2期『マリー＆ガリー Ver.2.0』の放送が決定。3月30日（火）から放送がスタートする。マリカ役・千葉千恵巳さん、ガリレオ役・チョーさん、キュリー夫人役・野沢雅子さん、そして2期からの新キャラクターであるノリカ役・井上麻里奈さんにお話を伺った。

――『マリー＆ガリー Ver.2.0』はどのような作品ですか？

チョー　2期があればいいなと思っていたので、あって良かったですね。1期よりもさらにバージョンアップし、映像も面白くなっています。どうぞお楽しみに。

野沢　2期では可愛らしいお嬢さんがメンバーに加わり、1期よりももっと楽しんでいただけるようになりました。お勉強お勉強と言われると難しいですが、このアニメは楽しみながらお勉強できるところがいいところだと思います。

千葉　1期では暑苦しいくらいのキャラがいっぱい出てきたんですけど（笑）、2期ではその中に可愛らしいお花のようなキャラ“ノリカ”が加わりました。ワガママを言ったりもするんですけど、すごく可愛くて、暑苦しい空気を冷ましてくれるようなキャラなので、楽しみにしていてください。

井上　私は科学が苦手なのでどうしようかと思っていたんですが、キャラクターが非常に可愛らしくて、日常の出来事から自然と科学に興味を持てるようなお話になっていて、私も毎回アフレコを楽しみながら、ノリカを演じさせていただいています。ノリカはガリレオと同じくらいテンションが高くて、可愛いながらも女の子らしいワガママな部分もあるキャラクターなんですが、みんなに愛していただけたら嬉しいです。

――マリカに後輩ができましたね。

千葉　1期ではマリカは教えてもらってばっかりの立場だったんですけど、今回、妹分のような小さい子が出てきたことで、マリカが科学のことを教えるというところまではいかないんですが、ガリレオやキュリー夫人の側に立って、マリカなりにノリカをリードしていく、そんな場面もあって、演じていて楽しいです。

――この作品の見どころは？

チョー　まずテンポが早いことですね。このテンポ感は『マリー＆ガリー』の特長だと思います。科学のこともしっかり教えようとしてるんですけど、このテンポ感のおかげで説教臭さが飛んでいっちゃうところが面白いです。

千葉　楽しみながら、「へ〜」と科学の知識を得ることができるので、構えることなく勉強できるのがいいところだと思います。

井上　普通に起こっている出来事が実は科学なんだよと、ノリカやマリカに周りのキャラクターたちが教えてくれるんですが、私もノリカと同じ気持ちになって、楽しみながら教わることができているのがすごいなと思います。

野沢　1話1話がすごく楽しくて、ゲラゲラ笑っているうちに作品に引き込まれていって、観終わってからふと気づくと科学の知識が身についている、そんなアニメなので、お子さんにはうってつけだと思います。