6月26日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほかにて全国ロードショーとなった『ブレイク ブレイド 第二章 訣別ノ路』。その公開初日、シネマサンシャイン池袋にて、シギュン役・斎藤千和さん、ゼス役・神谷浩史さん、エンディングテーマを歌う飛蘭による舞台挨拶が行われた。
――第一章と比べて、演じる上で変わった点はありますか?
斎藤 第一章からあまり時間を空けずに、第二章の収録も行ったのですが、2回目ということで、よりチームワークが良くなって、加速度的にお芝居が楽しくなり、第一章以上に作品にパワーを込められたと思います。
神谷 同じ作品で同じ役ですので、違いというのは特にないのですが、第二章はゼスの「ホズル――」という台詞から始まり、ゼス率いるワルキウレス部隊を中心にお話が進むと言っても過言ではありませんので、気合いを入れて演じさせていただきました。
――『SERIOUS-AGE』の作編曲をされた方は、飛蘭さんの専門学校時代の友人だそうですね。
飛蘭 そうなんです。Elements Gardenの藤間仁さんという方なんですが、専門学校で一緒に勉強をしていた友人とこうしてまた出会って、一緒にお仕事ができるというのは、奇跡だなと思います。『ブレイク ブレイド』、そして『SERIOUS-AGE』は
“出逢い
”がテーマになっているんですが、まさにそのテーマ通りのことが私の身にも起こって、感動しています。
――『SERIOUS-AGE』はどのような想いで歌われましたか?
飛蘭 『ブレイク ブレイド』という作品を反映して『SERIOUS-AGE』は激しい曲になっているんですが、一旦別れた二人がまた出会うという切ない歌詞になっていて、そのことを胸に留めて、切なさの余韻が残るように歌いました。
――第二章の見どころを教えていただけますか?
斎藤 第一章以上にロボット戦が格好よくなっています。私はこれまでロボットにそれほど興味を持ってはいなかったんですが、この作品には本当に引き込まれてしまって、なんて綺麗なんだろうと思いながら観ていました。戦争なのでこういう言い方は変かも知れませんが、動きがすごくスタイリッシュなんです。特にエルテーミスが! 絵だけでなく効果音も素晴らしいので、皆さんも是非そこをご覧になっていただきたいと思います。
――斎藤さんはゴゥレムに乗りたいと、ずっと言われてましたね。
斎藤 監督にも「シギュンをゴゥレムに乗せてください!」ってお願いしたんですけど、スルーされました(笑)
――ところで、斎藤さんがされているネックレスとブレスレット、見覚えがあるような……
斎藤 ロビーで売ってます♥(笑)。マネージャーから「第一章の舞台挨拶のときに貰ったんだから、絶対持ってくるのを忘れるな」と釘を刺されまして、今日はこのアクセサリーに合う衣装を選んできました(笑)
――神谷さんは、見どころはどこだと思われますか?
神谷 第二章のポスターやチラシにゼスが使われていることからも分かるように、ゼスが非常に活躍をしていると言っていいかと思います。心理戦や格闘戦、そのすべてが、瞬間瞬間が見どころですEDテーマのあとにもまだ上映は続くのですが、そのシーンは第二章で唯一、パッピー(保志総一朗さん)……ではなく、ライガットが格好いいところです。ライガット、第二章ではわりとへなちょこなんですよ(笑)
――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。
斎藤 上映前に私たちがいろいろ語るよりも、とにかくご覧になっていただければ、すべてが分かると思います。私たちの想いは、作品の中にすべて置いてきましたので、そこを感じていただけたら嬉しいです。神谷さんはさっきああ言いましたが、ライガットの格好いいところも案外あります。そう思うのは、シギュン視点で見ちゃうからかな(笑)。でも本当にちゃんとあるので、保志さんファンの方は安心してください(笑)
神谷 第二章本編、飛蘭さんの歌、そしてパッピーの格好いいシーン(笑)、さらにその後には第三章の予告もありますので、最後の最後まで目が離せません。それから、第二章のパンフレットなんですが、私のインタビューや撮り下ろしの写真などが掲載されていますので、来館の記念に手にとっていただけたらと思います(笑)
飛蘭 『SERIOUS-AGE』の歌詞は『ブレイク ブレイド』の世界とリンクしている部分がたくさんあるので、そういうところにも注目して、楽しんでいただけたらと思います。
――ありがとうございました。
尚、『ブレイク ブレイド 第三章 凶刃ノ痕』は今秋順次ロードショー予定となっている。