2010年7月6日(火)よりTOKYO MXほかにて放送がスタートする、生ける死者<奴ら>から生き残るための極限状態でのサバイバルを描いたTVアニメ『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』。小室孝役・諏訪部順一さん、宮本麗役・井上麻里奈さん、毒島冴子役・沢城みゆきさん、高城沙耶役・喜多村英梨さん、平野コータ役・檜山修之さん、鞠川静香役・福井裕佳梨さんらメインキャストの皆さんからオフィシャルコメントが到着したので、早速紹介しよう。
――みなさんが感じている『H.O.T.D.』の魅力をお聞かせください。
諏訪部 子供の頃からゾンビ映画が大好きだったので、ゾンビが出てくるということだけで自分はテンション上がりまくりです(笑)。極限状態の中で吹き出す醜いエゴや究極的な慈愛。死者を通じて見えてくるのは、生きている人間たちの生々しい姿なんですよね。この『H.O.T.D.』でも、その辺りのドラマが存分に描かれているのが魅力的ですね。もちろんキャラクター、特に女子たちの"たわわ"感も、言わずもがな素敵です(笑)
井上 私はゾンビっていうと、お兄ちゃんと一緒にプレイしたゲームのイメージなのですが、そこに登場するゾンビたちがすごい怖くて、いつも一人ではプレイできませんでした(笑)。でも今回はさすがにセリフのチェックを自宅で1人でやらなきゃいけませんから、今からどうしようかと(笑)。怖いだけじゃなく、アクションやお色気も満載で娯楽性がとても高い作品だと思います。
沢城 諏訪部さんのように、こういう作品が好きな人にはすごく響いているんだろうなという感じはしますね…(苦笑)。私は苦手な口なので、これを期に楽しみ方を覚えられたらと思っています。
喜多村 極限状態でもその優雅なフォルムを崩さない女性キャラクターたちの乳と尻こそが、この作品の魅力だと思います(笑)。いきなり非日常な情景に変貌した世界で、生と死のギリギリのラインに立たされたキャラクターたちが抱く絶望と恐怖…。張り詰めた心理描写もポイントだと思います。肉感的な女の子たちが汗ばみながら走ったり、転んだり、尻餅を付いたりとか…サービスシーンがいっぱいです。怖いだけの作品ではなくて人間の本能がたくさん詰まった見応えのある作品だと思います。
檜山 実はこの作品は諏訪部にとって、TVシリーズ初めての主役らしいんですよ(キャスト一同拍手)。意外ですよね。演技の部分では諏訪部の頑張りがこの作品の一番の見どころになっていくんじゃないかなと思っています。諏訪部を中心に僕らも盛り上がっていきますので、みなさんよろしくお願いします!
福井 私も怖いお話しがとても苦手で(笑)、アフレコでもあまりの怖さに目をみゃーっとそらしてしまうほどです。でも、そのぶん普通の生活がなんて素晴らしいんだろうと思えるようになりました(笑)。なにげない日常の生活こそが本当に大切なのなのだと思います。作品の中のみんなに、この先どのような運命が待ち受けているのか…みんな無事でいて欲しいです(笑)
――ご自身が演じているキャラクターの紹介をお願いします
諏訪部 小室孝は、ごく普通の高校生です。特別な才能を持っているわけでもなく、打ち込んでいるものもなく、なんとなく毎日を過ごしていた彼が、極限状況の中でどう成長していくのか?ギリギリの決断を迫られるような経験を積み重ね、次第に変化していく様を演じるのはとても楽しいです!なぜかモテますし(笑)
井上 麗はこの作品の中で一番生々しいキャラクターなんじゃないかなと思っています。一見、普通の女子高生なのですが、極限まで追いつめられた人間が見せる弱さや醜さがもっとも強く表現されているような気がしました。音響監督さんとも相談して、ある意味で
“嫌な女
”という方向性で演じています(笑)。それは、なにがあっても生き残ろうとする女の強さと醜さなのかもしれません。収録もまだ始まったばかりです。この先、麗のいろいろな面を演じていくことを楽しみにしています。
沢城 私が演じさせていただいている毒島(ブスジマ)冴子は、非常に美しい子です(笑)。それと全国大会で優勝するほどの剣道の腕を持っていて、木刀でゾンビにも立ち向かっていく凜とした女子高生だったりするんですね。表面的には大人っぽいのですが、内面的には年相応なことで悩んでいたり、人には見せられないような自分の闇と戦っていたり…。武道に通じたしなやかな強さと、10代らしい表情が共存しているところが彼女の魅力だと思います。
喜多村 沙耶はツンデレで高飛車な女の子。すごくプライドが高いのですが、それは、家柄や育った環境など、周りの人たちによって蓄積されていった結果の性格なんです。セリフや反応がすごく可愛いんですね。実際に演じていてもすごく楽しいタイプの子です。でも『H.O.T.D.』のもつ張り詰めたテンションのバランスが悪くならないよう、自分なりに調整をしながら収録に臨もうと思っています。
檜山 僕の演じる平野コータですが、ミリタリーオタクです(笑)。性格がちょっと内向的で、女性に対して免疫がない不器用なタイプですが、銃器を持たせると豹変、男っぷりも5割り増しで上がる感じです。ただ、注意していないと、意外に格好良すぎるキャラになっちゃいそうなところがあるんですよ。アクセルを踏みすぎると勇者になっちゃうので(笑)、あくまでオタクっぽい雰囲気を大事にしつつでアクセルとブレーキのバランス。それをスタジオでは気をつけています。
福井 静香先生は、保健の先生です。こんな過酷な状況下の中でも、すごく脳天気で、フワっとした印象のお色気ムンムンな(笑)女性です。基本的には天然ボケなキャラクターですが、時折すごく図太いところや妙に冷静な判断をするところもあって、そのあたりの緩急をうまくつけていければなあ、と思います。静香先生と一緒に最後まで強く生きていきたいと思います(笑)