“萌えキャラ×清酒
”の異色プロジェクトとして注目を集める「萌酒とむりえシリーズ」。2009年10月には第一弾「おじょう」、2010年3月には第二弾「おぎん」が発売されたが、このプロジェクトをより多くの方に知っていただくために、
“とむりえ
”のキャラクターたちを主人公としたドラマCDが発売されることが決定。6月6日(日)、パセラリゾーツ銀座にて、ドラマCDキャストのおじょう・田中理恵さん、まいか・名塚佳織さん、おぎん・近藤佳奈子さん、トムリエ役・水野なみさん、酒井好子・酒井香奈子さんらが出演する合同発表会『萌酒とむりえイベント〜萌酒サミット&とむりえドラマCD作っちゃうぞ発表会!〜』が開催された。
――どのようなキャラクターを演じられているのですか?
田中 私が演じる
“とむりえ
”第1弾キャラクター
“おじょう
”は、以前に演じたのが2年前ということもあり、どのようなキャラクターだったのか、ちょっと曖昧なところがあったんです。でも、皆さんと一緒にお芝居をしていくうちに、徐々にキャラクターを取り戻し、楽しく収録することができました。おじょうは普段は清楚でおとなしいんですが、お酒のことになるとものすごく熱く語る、そんな意外性のあるキャラクターですので、そこを楽しんでいただけたらと思います。
名塚 私は
“とむりえ
”第3弾キャラクターの
“まいか
”を演じているんですが、このイベントを始める前にテストで一人一人キャラの確認をしていると、みんなから
“ゆる〜い!
”って言われました(笑)。でも他のみんなも天然な雰囲気で、ドラマCDの収録をしたときにふと、「あれ……? もしかしてちゃんと突っ込める人が誰も居ないんじゃないの?」と(笑)。萌酒の試飲もさせていただいたのですが、ピンク色で一見甘そうに思えるんですが、飲んでみるととてもスッキリした飲み口で、今は可愛らしい雰囲気なんだけど、将来は綺麗な女性になるだろうと予感させる、そんなイメージのお酒でした。
近藤
“とむりえ
”第2弾キャラクター
“おぎん
”は水戸の出身という事で、今年3月にはキャンペーンで水戸のイベント会場やショップを周らせていただきました。しかもなんと!当日の私の衣装はおぎんのコスプレ(笑)。初対面の方には「本当に近藤さんなんですか?」と疑われたり(笑)。おぎんはツンデレなので、お酒のほうも最初はツンと辛味を感じ、後からふぁ〜と甘い香りが広がります。
――お酒を擬人化というこの企画をどのように思われましたか?
近藤 すでに存在する商品に、その商品をイメージしたキャラクターを考えるというのはこれまでもあったのですが、萌酒ではまずキャラクターを考え、そのキャラクターを私たちが演じ、そのイメージからお酒を作っていくということで、すごく新しい企画だなと思いました。
田中 あまり詳しくは言えないんですが、お酒の原材料とキャラクターたちが使う必殺技が関係していて、これは面白い発想だなって思いました。そして私たちが演じたキャラクターからイメージしてお酒が作られるということで、しっかりとキャラクターを作り上げなきゃという、使命感でいっぱいでしたね。
名塚 “まいか
”は広島出身、他のキャラクターも出身地が決められていて、その出身地の酒蔵でお酒が作られているんです。
“まいか
”のお酒は水が綺麗で、蛍が飛び交うような幻想的な雰囲気のするところで作られているそうなので、いつかその酒屋さんに行けたらいいなと思っています。
――ドラマCDの聞きどころはどこですか?
近藤 田中さんも言っていた
“必殺技
”ですね(笑)。自分でも演じていて楽しかったです。なぜ必殺技を駆使して戦うのかは……聞いてからのお楽しみです♪
田中 “おじょう
”たち以外にも、ドラマCDには
“ブランデーちゃん
”というキャラクターが登場するんですが、これがまたものすごく個性的なキャラクターなんです。楽しみにしていてください。
名塚 私たちが天然キャラなので、ブランデーちゃんがつっこんでくれるのかと思いきや、実はブランデーちゃんもつっこみではなかったという(笑)。そんなドタバタとした、聞いていると思わず顔がニヤけてしまう内容になっていますので、萌酒と共にドラマCDも楽しんでいただけたら嬉しいです。
酒井 私が演じるのはこのドラマCDの主人公で、お酒大好きな人間です。泥酔していてつっこみもままならないという感じなのですが、そこは皆さんが聞きながらつっこんでいただけたらと思います(笑)
他にもキャストの皆さんのお酒にまつわるエピソードや、好きなおつまみなど、萌酒ならではの話が飛び出し、さらにはドラマCDの生アテレコ、サイン入り色紙を賭けてのジャンケン大会、酒井さんが歌う「HOROYOI☆NIGHT」(ドラマCDに収録)のミニライブなども行われ、内容盛りだくさんのイベントとなった。