“ブルーレイディスクマイスターサイト”にて実施されたユーザー投票企画「あなたの力でBD化プロジェクト第二弾＜アニメ編・リターンズ＞」にて見事第1位を獲得し、ファン待望のBlu-ray BOX化が実現した『ゼーガペイン』（※Blu-ray BOXの申込は既に終了しております）。これを記念して、8月29日（日）、本作の舞台である舞浜の東京ベイホテル東急にて、「ゼーガペインBlu-ray BOX発売記念イベント＜2学期直前！ゼーガペイン夏祭り＠舞浜サーバー＞」が開催された。

　AIによるナレーションの後、「エンタングル！」のかけ声でステージに登場したのは、ソゴル・キョウ役の浅沼晋太郎さん、カミナギ・リョーコ役の花澤香菜さん、下田正美監督。デザインディレクター・幡池裕行氏も出演予定だったのだが、残念ながら諸事情により急遽、出演中止となった。7月4日に開催された「『ゼーガペイン　Blu-ray BOX』予約数2,000個突破記念イベント」にて予告されていたが、この日の浅沼さん、花澤さんは、それぞれキョウ、カミナギの制服姿で登場し、客席からは大きな歓声があがっていた。

　観客からの質問に答えるトークコーナーでは、「好きなメカは？」、「好きなセリフは？」、「好きなキャラクターは？」など、ここぞとばかりに様々な質問が飛びだした。また、観客が選んだ好きなキャラクターのアンケート結果も発表。TV放送当時のアンケートでは、カミナギが1位、それに対してキョウは5位に甘んじていたそうだが、今回はカミナギが34％で1位を獲得し連覇。そしてキョウが23％で2位に大躍進し、主人公・ヒロインの面目躍如を果たした。

　本作は浅沼さん、花澤さんが初めて声優として、主人公・ヒロインに挑戦した作品ということで、役に抜擢されたときの気持ちを知りたいという質問も多く寄せられた。浅沼「オーディションに合格したときは、“なんで合格？”と、びっくりしました。収録始まってからも実感が沸かず、とにかく必死すぎて、最後まで楽しむ余裕はありませんでした」、花澤「当時はアニメにハマっていたので、合格できて嬉しかったです。でも私にヒロインができるのか……という不安もありました」。

　休憩を挟んで始まった第二部では、このイベントの目玉企画・浅沼さんが脚本を担当した朗読劇が演じられた。最初は、アニメ本編の途中に差し込まれるサイドストーリー的なものにしようかとも考えたそうだが、「どうせ監督の監修が入るのなら、思い切って好きなことを書いてしまおう」と、アニメ本編の後日談が描かれることとなった。この朗読劇には他のキャストも事前録音という形で参加。そしてエンディングではROCKY CHACKが登場し、ライブで「ラストブルー」が披露された。このEDの演出は、浅沼さんたっての希望で実現したものだそうで、その美しい流れに感無量といった様子。最後は出演者全員があらためて登場し、この場に集まってくださったファンの皆さんへ感謝の言葉を述べ、イベントは幕を下ろした。

【関連リンク】
『ゼーガペイン Blu-ray BOX』特設ページ
『ゼーガペイン』アニメ公式サイト

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