9月23日(木)に品川ステラボールにて行われた、公式ファンクラブ
“ふぁみりすぷ
”会員限定1stイベント「DIVEULISP SUMMIT -はじまりすぷ-」では1,700名を動員し、ニコニコ生放送の中継は2万人以上が視聴という大成功を収めた、阿澄佳奈さん・片岡あづささん・原紗友里さんによる超至近距離ユニット
“LISP
”。10月27日(水)には配信限定デビューシングル「あなたにVacuum! 〜ちょいやわらかめ〜」、「あなたにVacuum! 〜ちょいかため〜」を2枚同時リリースし、11月3日(水)には横浜アリーナにて開催される「ANIMAX MUSIX FALL 2010」に出演。さらに12月10日(金)には配信限定3rdシングル「恋する乙女のカタルシス」を発売することも決定と、息つく暇もない怒濤の展開から目が離せない。そんなLISPの阿澄さん(みーちゃん)、片岡さん(あづっち)、原さん(さゆさゆ)に、「DIVEULISP SUMMIT -はじまりすぷ-」の感想や今後の展開についてインタビューした。
――“超至近距離ユニット”がコンセプトのLISPですが、「DIVEULISP SUMMIT -はじまりすぷ-」で初めてファンの皆さんを目の当たりにされて、どのように感じられましたか?
原 始まる前はすごく緊張していたんですけど、皆さんすごく温かい空気で迎えてくれました!
片岡 いざライブが始まると、観客の皆さん全員がLISPというユニットを応援して、声援を送ってくださって、なんだか
“私たち始まった!
”という感じがしました。
阿澄 本当に
“LISPがここから始まったな!
”という気がしました。ステージに出てまず思ったのは、
“こんなにたくさんの人が来てくれたんだ!
”ということ。まだデビューもしていない、出来たばかりの私たちに興味を持って、会場まで足を運んでくださった方がこんなにたくさんいるなんてと、感動しました。
――このイベントでは「あなたにVacuum! 〜ちょいやわらかめ〜」「あなたにVacuum! 〜ちょいかため〜」をライブで初披露。歌だけでなく、可愛い振り付けも大きな見どころですよね。ファンの皆さんに歌とダンスを披露されてみて、いかがでしたか?
片岡 ちょっと……振り付け間違えました(笑)
阿澄 緊張はした〜! でも皆さんがすごい笑顔で私たちのことを見てくれていて、それを見ていたら私も楽しくなってきちゃって。だから
“私からも笑顔を返したい!
”と思っていたら、緊張はほぐれたんですけど、今度はダンスのこととかが頭から抜けていっちゃって……(笑)。本番と練習はやっぱり違うなぁって思いました。
片岡 歓声があるのとないのとでは全然違うよね。私はむしろ、お客さまがいるほうが落ち着くタイプなんです。練習のときはごちゃごちゃと考えすぎちゃうんですけど、いざステージに立って、皆さんの優しい視線や温かい気持ちを感じると、余計な考えとか全部どこかに飛んでいっちゃって、今までやってきたことを精一杯出し切って、とにかく楽しくやろうという気持ちになれるんです。
原 Twitterとかで「歌詞や振り付けを間違ってもいいんだよ。大丈夫だよ」って言ってくださる方もたくさんいらっしゃったんですけど、「でもやっぱり間違えちゃいけない!」と思って、本番に臨んだんです。でも始まってみたら、観客の皆さんの「間違ってもいいから楽しんで!」という気持ちがひしひしと伝わってきて、のびのびと楽しく踊ることができました。やっぱり間違っちゃったところもありましたけど(笑)
――特に「ちょいやわらかめ」は振り付けが凝っていて、大変そうですよね。
片岡 「ちょいやわらかめ」のほうはかなり練習しました。それに比べて「ちょいかため」は、短時間に集中して覚えた感じですね。
原 「ちょいかため」のほうがダンスの練習を始めたのは遅かったんですけど、「ちょいかため」の練習時間を早めに切り上げて「ちょいやわらかめ」の練習をしたりしてました。
阿澄 「ちょいやわらかめ」は手の振りも複雑だしね。
片岡 それに歌い分けが。うっかり他の2人のパートを歌いそうになったり……。
原 あるある! 思わず人のところを歌っちゃって、あわわって(笑)
――イベントでは「ちょいやわらかめ」のミュージックビデオが上映されましたが、ケビン君が大活躍(笑)
原 本当にケビン君にはいろいろ助けてもらいました(笑)
阿澄 ケビン君はお喋り大好きで、ず〜っと何かしてる子なんです。朝からの撮影で大変だったと思うのに、ずっと私たちのことを和ませてくれてました。
片岡 朝からずっと撮影していたとは思えないくらい元気で(笑)
――観客を巻き込んでの「ちょいかため」のミュージックビデオ撮影もありましたね。
阿澄 観客の皆さんに協力していただいてライブシーンを撮影したんですが、その映像がミュージックビデオの随所に使われています。
片岡 歌ってるときも観客の皆さんの姿はもちろん見えていたんですが、撮影された映像を観てみると、より客観的に皆さんがどんな風に私たちを見ていたのかが分かって、
“すごく楽しい空間だったんだな
”というのが画面からひしひしと伝わってきました。
原 ペンライトがすごく綺麗でした! 皆さん本当に楽しそうで、私も客席側で参加したかったくらいです(笑)
阿澄 他にもスタジオで撮影したシーンがあって、そっちはまたライブシーンとは全然違うんだよね。
片岡 内気な女の子が、もっと弾けたいという想いが高まって、ライブで歌を――というようなストーリー仕立てになっているんですイベントでは、みーちゃんだけメガネを外すシーンを撮影したんですが、私とさゆさゆにもありますので、お楽しみに!
――ライブシーンの撮影では何度も「ちょいかため」を歌っていましたが、一番最後は観客のみ撮影するということで、LISPの皆さんはすごく自由にしていましたよね(笑)
原 そうなんです! でも私は何をしたらいいか分からなくて……私も何かすれば良かったなぁ。自由って難しい!(笑)
片岡 さゆさゆは今回がライブ初めてだもんね。
原 みーちゃん、あづっちが自由にステージを走り回っているのを見て、「私もなにかしたい! でも何をしたら!」って迷ってたら、みーちゃんが
“こっちおいで
”って呼んでくれました。
阿澄 自分たちが撮影されているときはもちろんパシっと決めなきゃいけないんですけど、最後は
“盛り上がっている観客の様子を撮影
”ということだったので、「それなら私たちは頑張って盛り上げなきゃ!」という気持ちになっちゃって(笑)
片岡 イベント中もずっと、皆さん一人一人のお顔がはっきりと見えていたんですが、この時はステージ一番前の客席に一番近いところまで行って、一人一人とアイコンタクトを取ることができて、すごく楽しかったです。
――以前にインタビューで、「ちょいかため」は観客の皆さんにも参加してほしいと言われていましたが、ここの振り付けを真似てほしい、ここでコールを入れてほしいというところはありますか?
片岡 サビの最後「トドメよ あなたにVacuum!」のところは、みんなでやると楽しいだろうな〜。でもあそこが実は一番難しいんですよね。それにお隣の人に手が当たっちゃうかも……。
原 手を横に大きく広げる振りがあるからね。
片岡 「あるぅ あるぅ!」とか、さゆさゆの台詞の部分はお客さんも一緒に言ってくれたら楽しそう。
原 Twitterで「台詞の部分を一緒に言いたいけど、声が被っちゃうからどうしよう」って言われてる方がいたんですけど、そんなこと全然気にしなくて大丈夫ですので、一緒に叫んでほしいです!
阿澄 「V.A.C.U.U.M.! Vacuum!」や「足りないぜっ!」のところは大きな声で返してきてほしいですね。
片岡 曲の最後に拍子を取るところがあるんですが、その部分にみんなで手拍子を入れてくれたら嬉しいです。