“漫画から始まる、メディアミックスコミック誌
”をキャッチコピーに、3月12日(土)に創刊した『月刊コミック アース・スター』(アース・スター エンターテイメント刊)。創刊号には、『東京自転車少女。』ミニドラマなどを収録した「コミック アース・スター スペシャルCD」が付属したが、4月12日(火)発売の5月号にも「コミック アース・スター スペシャルCD」第2弾が付属する。本CDには、5月号に掲載される『東京自転車少女。』第2話の続きにあたる、『東京自転車少女。』オリジナルエピソード第2.5話などが収録される。その『東京自転車少女。』第2.5話の収録を終えた、島野いるか役・竹達彩奈さん、加藤さん役・寿美菜子さん、川越彩果役・戸松遥さんに、作品の感想などについて伺った。
――本日の収録はいかがでしたか?
竹達 前回に引き続き、いるかちゃんを演じさせていただきましたが、相変わらずのいるかちゃんで、癒されながら収録させていただきました。前回は加藤さん役・寿美菜子ちゃんと二人だけの収録で、それはそれで面白い経験だったんですけど、今回からは新キャラクターの彩果ちゃんも登場。仲間が増えるとやっぱり楽しいです。
寿 あやちも言っていたようにキャラクターが増え、前回以上に賑やかになって、より勢いのある楽しい雰囲気に仕上がったんじゃないかなと思います。
戸松 今回が初めて参加だったのですが、とてもテンポよくお話が進んで、あっという間に収録が終わってしまったという印象です。とても充実した、楽しいドラマCDになったと思います。
――それぞれのキャラクターの印象について教えていただけますか?
竹達 いるかちゃんは前回と変わらず、明るくマイペースで、ムードメーカー的存在の女の子だと思います。加藤さんや彩果ちゃんは、いるかちゃんと正反対と言ってもいいくらい違う性格をしているのに、なんでこんなにすぐに仲良くなれるんだろう。自然にどんどん友達を増やしていくいるかちゃんは、不思議な魅力を持った子だなと思いました。
寿 加藤さんは外見からもクールな印象を受けるんですが、自分のペースを守ろうとしながらも、いい意味でいるかちゃんのペースに巻き込まれてしまっているところに、彼女の人間らしい部分を見たような気がします。今回のお話では、加藤さんは自転車に詳しいだけでなく、洋書を読んだり、紅茶にも詳しかったりという、新たな一面を知ることができました。
戸松 彩果ちゃんは小粋な小江戸っ子ということで、制服に下駄履きで、しゃべり方もちゃきちゃき。すごく個性的な女の子で、お友達になりたいなって思いました。今回のお話には、いるかちゃんともんじゃ焼きを食べるシーンがあるのですが、こんな子と一緒にもんじゃ焼きを食べに行ったらすごく楽しいだろうなと思いながら、演じさせていただきました。
――いるかはとある離島の出身で、東京のなにもかもを珍しがっているという女の子ですが、皆さんは東京に来て驚いた文化や食べ物などはありましたか?
竹達 私は埼玉の出身なので、食べ物の違いなどは……特にないです(笑)。ただ、私の地元は埼玉の中でも田舎のほうなので、初めて東京に来たときには、建物の高さや、車の多さにびっくりしましたね。
“東京って怖い!
”というのが第一印象でした(笑)。地元では空がすごく広いて、夜になると星が綺麗に見えるのですが、東京は星があまり見えない分、ビルの明かりやイルミネーションが綺麗で、ロマンチックだなって思いました。
寿 私は神戸出身で、東京で初めてもんじゃを食べたのですが、はがしを上手く使えなくて、すごく苦戦しました。それから麺類がすごく好きなのですが、つけ麺に初めて出会ったのも、東京に来てからです。
戸松 私は名古屋出身なのですが、東京で鰻を食べたとき、「あれ……? 何か違う。なんだかふかふかしてる」と、ちょっと驚きました。名古屋では鰻はそのまま焼くのですが、東京では蒸してから焼くんですね。
――東京でサイクリングをしてみたいところはありますか?
竹達 東京の道路って怖くて、自転車で走る勇気がないです……。みんながよくランニングをしている、皇居の周りとかを走ると綺麗なのかな。
寿 自転車怖いよね……。頑張って新宿とか繰り出してみたいけど、命がけだよね。
竹達 いつぶつかるか分からないもんね! 人にも車にも!
戸松 私は都心から離れて、二子玉川にしておきます。自転車で川沿いを走ってみたいっという願望があるので。
寿 そうだ! 原宿と渋谷の間を、フランスパン片手に自転車で走ってみたい!
竹達 何!? それは何のイメージなの!?(笑)
――なにか自転車にまつわる思い出などはありますか?
竹達 自転車には苦い思い出しかないんです……。小さい頃は壁や電柱、いろんなところにぶつかってました。私、周りをあまりよく見てない子供だったんです(笑)。そんな風だったので、自転車がどんどんぼろぼろになっていって、ついには大破。我ながらダメな子供だったなぁと、今では反省しています。
寿 神戸はすごく坂が多かったので、自転車にほとんど乗らなかったですね。ですので、これから私の自転車体験談が作られていくと思います。
戸松 高校生の頃に、乗っていた自転車が盗難に遭ったんです。見つからなくて、もうすっかり諦めていたら、去年ぐらいに見つかったという連絡があって、びっくりしました。「引き取りますか? 廃棄しますか?」と尋ねられて、今更なのでもう廃棄でいいやと思ったのですが、父が「奇跡だ!」とすごく喜んでしまって、今ではその自転車は、家にオブジェとして飾られています(笑)
――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。
竹達 またいるかちゃんを演じることができて嬉しかったです。本誌を掲載されるお話の続きにあたるエピソードですので、まずは本誌を読んで、そのあとにこのドラマCDを聞いていただければ、マンガとはまた違った楽しみ方ができると思います。
寿 前回に引き続き、加藤さんを演じることができて嬉しかったです。前回の二人だけの収録では、ひとつの流れに沿ってお話が進みましたが、今回はキャラクターが一人増え、いろいろな目線からお話を楽しむことができます。私も今後の展開が楽しみです。
戸松 今日は収録していてとても楽しかったので、その楽しかったよという気持ちが皆さんへ伝わればいいなと思いながら、彩果ちゃんを演じさせていただきました。原作のファンの方もたくさんいらっしゃると思いますが、このドラマCDでより世界観が拡がっていけばいいなと思っています。……いつかアニメになることを期待しています。
――ありがとうございました。
🏴 商品情報
■タイトル:「月刊コミック アース・スター 2011年5月号」
■発売日:2011年4月12日(火)発売
■定価:500円(税込)
■発行:株式会社アース・スター エンターテイメント
■付録:「人気声優が贈るコミック アース・スター スペシャルCD」第2弾 ほか
※CD第1弾付きの4月号は好評発売中!
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