『Sister Princess』で知られる公野櫻子氏の最新作として、2007年10月より「電撃G's マガジン」にて連載がスタートした『Baby Princess』。シスプリを上回る19人の姉妹が登場することで話題となった本作のアニメ化がついに実現し、『Baby Princess 3Dぱらだいす0(ラブ)』として、7月20日(水)にBlu-ray&DVDが発売された。タイトルに
“3D
”とあることからも分かるように、本作は3D対応作品として製作されており、Blu-rayでは19人の美少女たちを迫力ある映像で思う存分堪能することができる(※DVDは2D版のみ収録)。Blu-ray&DVD発売に先駆け、新宿バルト9・梅田ブルク7では7月9日(土)より1週間限定でイベント上映が行われ、その最終日となった7月15日(金)には、内田彩さん(五女・蛍役)、藤田咲さん(六女・氷柱役)、三森すずこさん(十女・星花役)、桑谷夏子さん(ママ役)による舞台挨拶が新宿バルト9にて行われた。
――それぞれが演じられているキャラクターについて教えていただけますか。
内田 蛍は甲斐甲斐しく妹たちの面倒を見たり、自作のコスプレの衣装を着せてニコニコ楽しんだり、そんなほわ〜んとした性格の家庭的な可愛らしい女の子です。
藤田 氷柱は名前の通り、非常にツンツンした女の子で、陽太郎のことを下僕呼ばわりしてしまう、そんな女の子です。そんな彼女の言動の根底にあるのは、ぽやぽやした18人の姉妹に代わって、家庭を守っていくぞという想いで、外敵と見なしたお兄ちゃんに対して、しょうがなくツンツンしているんです。好きでやってるんじゃないですよ?(笑) ですが本当にずっとツンツンしていて、ゴムボートを膨らましながら怒っているシーンでは、「こんな女の子はあんまりいないな」って思いました(笑)。
三森 星花ちゃんはまだ小学生なのですが、三国志マニアなんです。最初にキャラクターの絵だけ見たときには「やんちゃな女の子なのかな?」と思ったのですが、実際にはすごく頭の切れる優秀な女の子でした。ガヤで「三国志ネタを入れてください」と指示されたのですが、私、三国志に疎くて……。分かる範囲で頑張ってみました(笑)
桑谷 ママは19人もの子どもを産んだ奇跡の人です。それであの体型を維持しているのはすごいなと、キャストが集まるといつもその話になります(笑)。実はまだ明かされていない面白い設定がいろいろあるのですが、それがいつか見られるエピソードがあればいいなと思っています。今日はこの舞台挨拶の前に、私たちもスクリーンで3D版の上映を見る予定だったのですが、ありがたいことに満員御礼で、客席で見ることができなかったんです。それがちょっと残念でした。
――スクリーンで見ることはできませんでしたが、映像自体はすでにご覧になっているか思います。OVAをご覧になって、どのような思われましたか?
内田 自分で演じたので、もちろん内容は分かっているんですが、思わずケラケラと笑っちゃうシーンがいっぱいありました。みんなで温泉に入るシーンがありましたが、そこは私の地元である群馬県の水上温泉なんです。水上温泉には私も実際に行ったことがあるので、それを発見したときは嬉しくなっちゃいました。
三森 “大人のべびプリ
”というちょっとセクシーなパートがあるのですが、私はそこが大好きで、巻き戻してそこばっかり何回も見ちゃいました(笑)。「わー!おっぱいー!」と(笑)。これを3Dで、しかも劇場の大画面で見たら、どれだけおっぱいが飛び出してくるんだろうと楽しみにしたのですが、それが見られなかったことが悔やまれます。
――ヒロインが19人も登場するこの作品ですが、特徴をより強く出すために何かされましたか?
内田 蛍は心の優しい子で、あまり自分から強く前に出るタイプではなく、演じる上でもそのように指示がありましたので、そんな蛍の性格を大事に演じました。きゅんとするくらい優しい女の子で、お嫁さんにしたいくらいです(笑)
藤田 氷柱はもう十分にキャラが立ってるので、これ以上図々しくなるわけにも(笑)。氷柱と綿雪が乗ったボートが川で流され、陽太郎が助けに来てくれるシーンがありましたが、そんな命懸けで助けに来てくれた長男に対して「助けに来てくれたのね、下僕!」と下僕呼ばわりしてしまうあたりがすごく彼女らしくて、素敵だなと思いました。(笑)
三森 小さい子を演じようとすると、自然とやんちゃでお茶目な感じになってしまいがちなのですが、「もっと頭が切れる感じに」と指示をいただき、そこを気をつけて演じました。
桑谷 ママはむしろ、どれだけ存在を消せるかという点に気を遣いました。こんなに可愛い19人の姉妹がいるので、ママはもういいだろうと(笑)。
――もし再びアニメ化される機会があったら、どんなお話をやってみたいですか?
内田 蛍はコスプレ好きなので、姉妹全員の衣装を作って、戦隊モノなどのパロディをしてみたいです。
藤田 氷柱は実は頭が良くて、脳科学者を目指しているのですが、制服が一人だけ黒なのも、特進クラスに在籍しているからなんです。そんな氷柱の頭のいいところを見せられる、学園でのエピソードなんかがあるといいですね。氷柱はお色気は期待できないようなので、頭で頑張ります(笑)
三森 せっかく家族がたくさんいるので、運動会とかやってみたいです。みんなで体操服を着て、ブルマを穿いて、走るとおっぱいが揺れる……いいじゃないですか! もちろん3Dの飛び出す映像で、みんなにいっぱい走ってもらいたいです。
桑谷 すずこちゃんは本当におっぱい好きだよね(笑)。今回は30分ほどの映像だったのですが、一人一人にスポットを当てるためにも、今度は2時間くらいの長さで作ってもらいたいです(笑)
――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。
内田 チケットがあっという間に完売だったそうで、長男の皆さんの愛を感じました。ぜひこれからも19人の姉妹、そしてママを、長男としてをよろしくお願いします。
藤田 こうやってイベントができるとも、トゥルー長男の皆さんにこんなに集まってもらえるとも思っていなかったので、すごく嬉しいです。そんな皆さんに支えられている作品ですので、Blu-ray&DVDも買って楽しんでください。
三森 たくさんの女の子が登場する作品なので、今日1回見ただけだと、中にはチェックしきれなかった女の子もいるんじゃないかと思います。ですので、Blu-ray&DVDで細かくチェックして、お気に入りの女の子を見つけてください。これからも『Baby Princess』という作品が続いていったら嬉しいです。
桑谷 チケットが完売だったということを、私たちもすごく嬉しく思っています。Blu-ray&DVD、皆さん買いますよね?(笑) ぜひ買っていただいて、何回も楽しんでいただけると嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。
OVA『Baby Princess 3Dぱらだいす0』のBlu-ray&DVDは好評発売中。8月7日(日)25:00/8月13日(土)19:00からAT-Xにて『2Dぱらだいす0』の放送が決まったほか、8月12日(金)12:00からはMovieGateにて『2Dぱらだいす0』が、ひかりTVにて『3Dぱらだいす0』が配信される。また、秋葉原・キュアメイドカフェでは現在、
“べびプリ
”カフェが開催中。開催期間は7月31日(日)までとなっており、オリジナル特典のポストカードはなくなり次第配布終了となってしまうので、ご来店はお早めに。