📛 小野涼子 水島大宙 吉田真弓 力丸乃りこ 壱智村小真 後藤麻衣
10月5日(水)よりチバテレビほかにて放送がスタートするTVアニメ『ましろ色シンフォニー』。人気ゲームを原作とする本作は、主人公・瓜生新吾が通っていた私立各務台学園と、名門女学校・
“ゆいじょ
”こと私立結姫女子学園との統合計画が持ち上がったことから始まる学園恋愛ストーリー。第2話のアフレコを終えた水島大宙さん(瓜生新吾役)、小野涼子さん(瀬名愛理役)、後藤麻衣さん(瓜生桜乃役)、壱智村小真さん(アンジェ役)、力丸乃りこさん(天羽みう役)、吉田真弓さん(乾紗凪役)に、アフレコの様子などのお話を伺った。
――アフレコはどのような雰囲気の中で行われていますか?
壱智村 まだ2話目ということで、今はそれぞれの自己紹介をしているところなのですが、これから他のヒロインの方たちとも絡んでいって、面白くなってくるんだろうなという予感をさせる作品になっています。
後藤 現場の雰囲気も良くて、和気あいあいとした中で収録できていますので、この空気感が作品にも反映できたらと思います。
水島 物語はまだ序盤なのですが、新吾はとにかく
“無色透明であること
”を一番意識しています。アフレコはまだ始まったばかりですが、現場は楽しくやっています。
小野 愛理は最初からキツい一面が出てきているのですが、あまりキツくなりすぎないように、要所要所で可愛さを出していけるように、さじ加減を考えながら演じています。とてもいい雰囲気の中で収録ができているので、このまま最後まで突き抜けていけたらいいなと思います。
吉田 ゲームとは違ってみんな揃っての収録ということで、みんなとの会話なども楽しみながら演じさせていただいています。紗凪は今のところ謎の美少女といった感じですので(笑)、可愛い子だと思ってもらえるように演じています。
力丸 みうはみんなより1歳年上の先輩ということで、まだあまり出番がないので、これからかなと思っています。
――それぞれのキャラクターの魅力を教えていただけますか。
壱智村 アンジェは元気で朗らかでテンションが高くてちょっと変、そんなドタバタ担当の女の子なので、元気に楽しく遊んじゃおうと思っています。
後藤 桜乃は新吾の妹で、お兄ちゃんが大好きな子なのですが、話すテンポがすごくおっとりしているんです。そこはアニメでは少し早めになっているのでが、でも桜乃っぽさは損なわないように、気をつけて演じています。PSP版で桜乃のことを好きになってもらえた方にも、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
水島 新吾はみんなから愛される、空気が読めるキャラのはずなんですが、今のところ全く逆のことをしている感じです(笑)。今はたくさんいるヒロインたちと出会っていっているところですので、先の展開を楽しみにしています。
小野 愛理はキツい性格に見えてしまうのですが、本当はそうじゃなくて、元々は優しくて面倒見がいい女の子なんです。新吾のことも、拒絶しているわけじゃなく、戸惑っているだけなので、その微妙な違いが出せるように気をつけて演じています。
吉田 愛理が新吾に対してツンツンしている中にあって、紗凪は潤滑油のような存在です。PSP版をご存じの方は、この先の紗凪を楽しみにしていただけたらと思います。
力丸 みう先輩146cmと小柄で外見は幼いのですが、母性が強く、お姉さん的な存在です。背は小さいけれど胸が大きいところも、ポイント高いんじゃないかなと思います(笑)
――この作品の魅力を教えていただけますか。
壱智村 新吾くんやその周りのキャラクターたちがお互いに関わり合いながら、それぞれが成長していく過程が描かれている作品で、心温まるお話を重ね、幸せな空気が作られていると思います。
後藤 可愛い女の子がたくさん出てくるのですが、それぞれが個性的で、嫌な子が誰もいなくて、みんなでふわふわした世界観を作り上げていますので、そんな優しい雰囲気が伝わればいいなと思います。
水島 可愛い女の子しかいないというところですかね。メインキャラクターたちだけじゃなく、画面に映る子がみんな可愛いんです。しかも男子が少ないなんて、この学園はパラダイスなんじゃないかと思います。
小野 一言で言うと
“綺麗
”です。風景などを感じられる美しい描写がそこかしこにあり、そこにみんなの恋愛模様が美しく絡んできて、やがて素敵な色に染まっていくんじゃないかなと思います。
吉田 この作品の魅力は真っ白なところでしょうか。可愛い女の子たくさん出てくる作品は、ドタバタした雰囲気になることが多いと思うのですが、この作品はそういった感じではなく、どのキャラもみんな真っ白で、とても綺麗な作品だと思います。
力丸 学生生活の緩やかな日常の中にあるささやかな楽しみを見つけられる、そんな作品なのかなと思います。私は中学から大学までずっと女子校だったのですが、結女のみんなは学園が統合されて良かったと思える日がきっとくると思います。彼女たちは救われたんです!(笑)
――アニメ化が決まったときはどのように思われましたか?
壱智村 アンジェはいっぱい喋るので、アニメでは大変なことになるんじゃないかと思って心配でした。
後藤 桜乃は喋るテンポが遅い子なので、アニメになったときに大丈夫かなと思いました。
水島 新吾はゲームではプレイヤーキャラクターで声がなかったので、既に出来上がっている世界観に新たに声を入れていくということに、プレッシャーと楽しみの両方がありました。
小野 愛理がメインヒロインだといいなぁと思いました(笑)
吉田 紗凪はアニメにいっぱい出られたらいいなって思いました(笑)
力丸 みう先輩は紗凪ちゃんとラブラブなシーンがいっぱいあったらいいなと思いました。
――最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
壱智村 それぞれのキャラクターが成長していくのと共に、キャストの私たちも成長していくと思いますので、その変化を毎週欠かさず見届けてください。
後藤 ゲームとアニメでキャラクターに若干の違いはあると思いますが、『ましろ色シンフォニー』が持つ空気感は変わっていないと思いますので、きっと安心して見ていただけると思います。アニメでも『ましろ色シンフォニー』を応援していただけると嬉しいです。
水島 ゲームからのファンの方は、どのヒロインと最終的にいい感じになるのか気になっていると思いますが、それが贔屓にしているヒロインではなくても、どうか恨みっこなしで(笑)。新吾の言動の変化から、
“もしかしてあのヒロインと……?
”と先を予想しながら楽しんでいただけたらと思います。
小野 スタッフの皆さんが練りに練ってストーリーを考えているそうなので、私たちも楽しみにしています。ゲームが好きだった方には、『ましろ色シンフォニー』の世界をまんべんなく楽しんでいただけるストーリーになると思いますし、アニメでこの作品を知るという方には、独特の綺麗な世界観を楽しんでいただけると思います。
吉田 ゲームが原作ではあるのですが、ゲームをご存じでなくても、すんなり物語に入っていけると思います。真っ白な心で見ていただけたら、きっと好きな女の子を見つけていただけると思いますし、ゲームのファンの方は、
“どのルートになるんだろう
”とドキドキしながら楽しんでもらえたらと思います。もしかしたら最終的に紗凪といい感じになる可能性も……それを祈りつつ頑張ります。
力丸 仮統合された学園生活のお話以外にも、マスコットキャラのぱんにゃを中心とした
“ぬこ部
”にもいいお話がありますので、そちらも楽しみにしていてください。
――ありがとうございました。