アニメ化が発表された、天王寺キツネ原作のミリタリーコメディ『うぽって!!』。本作が2012年4月よりニコニコ生放送にて先行配信されることが決定した。また、野水伊織さん・富樫美鈴さん・佐土原かおりさん・味里さんら、メインキャストも発表された。
■アフレコインタビュー
――一言ずつ、ご挨拶をお願いいたします。
野水 ふんこ(FNC)役の野水伊織です。
富樫 いちろく(M16A4)役の富樫美鈴です。
佐土原 しぐ(SG550)役の佐土原かおりです。
味里 える(L85A1)役の味里です。
――ご自身の役どころと、演じられる上で意識されているポイントを教えてください。
野水 ふんこは、すごく元気で、はつらつとしています。学生らしくて、かわいい女の子です。元気すぎちゃったり、天然ボケだったりする他のキャラクターたちへのツッコミ役だったりする半面、自分自身もいろいろ妄想して突っ走ったり…。そんないっぱいある可愛らしさを活かしつつ、元気なふんこを演じられるように意識しています。
富樫 どの女の子もキャラクターがハッキリしている『うぽって!!』ですが、いちろくも第一印象で、元気な女の子だということが見た目からも伝わってきます。ただ、大阪弁だということもあり、ボケ役ではなくツッコミ役なのかなと思っていたんです。ですが、もうちょっと良く知ると、自分にとっては初挑戦の、割と
“アホい
”役柄だったんです(笑)。パワフルな女の子を表現できるようにいちろくと一緒に頑張りたいと思います。
佐土原 しぐは成績優秀で負けず嫌い、でもおっとりしてて、実は天然ボケなんです。そんなキャラクターだと知って、はじめは『どう演じたら良いんだろう?』と思ったんですが、原作を読み込んで、だんだんと分かってきたような気がします。しっかり者過ぎないように、オトナっぽくなり過ぎないように、意識しています。
味里 えるは、とにかく喋らないんです。しゃべることが無いわけじゃなくて、すごくいろいろなことを感じているんですが、それをうまく言葉にできない女の子なんです。台本には
“…
”とか
“うっ
”とか
“あー
”しか書かれていなくても、その言葉がどんな気持ちで発せられているのかを一つ一つ拾いながら、演じさせていただいています。
――もしもご自分が銃だったら、どんな銃だと思いますか? その理由と共に教えてください。
野水 マシンガンです。子供の頃から、喋りだすと止まらなくて、
“あんたってホントにマシンガンみたいだね
”って言われているので(笑)
富樫 …豆鉄砲です(笑)。ふとした瞬間に突拍子も無いことをして、周囲をポカンとさせてしまうことが意外と多くて。それと、自分自身意外と弱いので(笑)…そんな女性らしさも含めて、かわいい豆鉄砲かと思います。
佐土原 そうですね…撃つと旗が飛び出すような、いわゆるパーティピストルかな?(笑) 本当は銃弾を込めたつもりが、なぜか旗が出ちゃった、みたいなことが良くあるので。
味里 私は、銃というよりは、どっちかというと弾のほうです(笑)。気になると、すぐに行動しちゃうので『鉄砲玉みたいだよね』って言われます。
――『うぽって!!』の魅力を踏まえて、視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
野水 『うぽって!!』は
“銃器擬人化
”コメディです。私自身、銃に詳しいわけではないのですが、知識がなくても大丈夫です。とっても分かりやすくできているので、どなたにでも楽しめて、いつの間にか銃に詳しくなってしまうアニメです。それに銃がとってもかわいくてコミカルな女の子になっているので、ほんわかしたり、笑ったりしながらご覧いただけると嬉しいです。
富樫 銃器擬人化ガールズコメディというこれまでになかったアニメです。コメディの中にも心温まるエピソードあり、シリアスな鬼気迫るストーリーもあり、とおもちゃ箱をひっくり返したようなアニメなので、皆さんも楽しみにしていてください。
佐土原 『うぽって!!』はかわいい女の子たちのドタバタコメディでありながら、すごくマニアックなミリタリー部分にもこだわって作られているので、いろいろな方に楽しんでいただけると思います。
味里 『うぽって!!』はカッコいい銃とかわいい女の子が一度に楽しめる盛りだくさんのアニメです。そしてえるは、しゃべることができるのか!? ご期待下さい!
――ありがとうございました。
■キャラクター
☆ふんこ(FNC) CV.野水伊織
「しょうがないじゃない骨組銃床(スケルトンストック)だもん!!」
ベルギー・FN社生まれの突撃小銃な中学生。本編の主人公。周りがボケ役ばかりなので必然的にツッコミ担当になることが多い。
【青錆学園からの通信欄】
時々過激な行動をとりますが、やさしくて思いやりがあり、射撃の成績も優秀です。友人も多く社交的な子ですが、面倒事を押し付けられる事も多いようなので、キッパリ断る事を覚えましょう。
【野水伊織コメント】
「ふんこちゃんは周りのみんなに対してツッコミっぽい一面があるので、観て下さる方々にほんわか笑って頂けるように演じていきたいと思います!」
☆いちろく(M16A4) CV.富樫美鈴
「だってウチ、3点バーストしかついてないもん!」
アメリカ・コルト社生まれ。ふんこの親友。おおざっぱな性格。口が悪いけど面倒見がいい。なぜか大阪弁。
【青錆学園からの通信欄】
物怖じせずどんどん体当たりで先に進むバイタリティがあります。面倒見もよくリーダーとしての資質に恵まれています。射撃はもうちょっと頑張りましょう。
【富樫美鈴コメント】
「元気いっぱいないちろく、何故か関西弁という事で、今からとてもドキドキしています。 エネルギーが皆様に届くように頑張ります!!」
☆しぐ(SG550) CV.佐土原かおり
「尾根から尾根を狙えないと、役に立たないのよね♪」
スイス・シグ社生まれ。名門のお嬢様。成績抜群な優等生だけどちょっと天然。射撃精度は中等部でダントツ。意外に負けず嫌い。
【青錆学園からの通信欄】
以前は独りでいる事が多かったようですが、今は友人も沢山できました。よい傾向です。射撃の成績は非の打ち所がありません。完璧を求め過ぎないように。時には肩の力を抜きましょう。
【佐土原かおりコメント】
「しぐは知れば知るほど可愛いキャラです。皆さんに愛されるしぐを表現していけるよう頑張ります! 宜しくお願い致します!」
☆える(L85A1) CV.味里
「(コクコク)」
イギリス・ロイヤル・スモール・アームスファクトリー生まれ。無口で隠れ巨乳。近頃は不憫なキャラが定着してきたみたい…!?
【青錆学園からの通信欄】
授業に支障はありませんが、少し体が弱いのが心配です。つらい時には早めに先生に言いましょう。忘れ物が多いので注意しましょう。射撃があまり好きではないようですが、なるべく参加しましょう。
【味里コメント】
「普段は無口だけれど、心の中ではいっぱいいっぱい考えているえるちゃん…えるちゃんの心の中をたくさん拾って無口ながらに表現していきたいと思います!!」
☆ふぁる(FAL L1A1) CV.美名
「勝負よ、ふんこ?」
イギリス・ロイヤル・スモール・アームスファクトリー生まれ。バトルライフルなふんこのお姉ちゃん。成績優秀で人望がありおまけに美人。高等部のリーダー。FNCをふんこと呼んだ最初の人(らしい)。
【美名コメント】
「生き生きとしたキャラクターと不思議で素敵な世界観。今から動くキャラクター達に逢えるのが楽しみでなりません!ふぁるさん、皆さま、よろしくお願い致します!」
☆いちよん(M14) CV.藏合紗恵子
「じっクリ往生してクリ」
アメリカ・スプリングフィールド生まれ。いちろくのお姉さん。黙っていれば美人だが、基本がさつで粗雑。親父ギャグを得意とするG(ガッカリ)美人。
【藏合紗恵子コメント】
「初めて原作を読んだ時からいちよんいいなって思っていたので、この役が決まっていちよんと歩いて行けるのが嬉しいし楽しみです」
☆じーすり(G3A3) CV.小菅真美
「決着つけますわよ?」
ドイツ・ヘッケラー&コッホ社生まれ。キツそうな外見とは裏腹に意外と後輩思い。妹がたくさん居る。とてもはしたない必殺技を持っている。狙撃の腕は天下一品。黒パンストを愛用?
【小菅真美コメント】
「クールに見えて実は妹思い、お姉さんズ最後の刺客として頑張らせて頂きます。『うぽって!!』の一読者としては、しぐちゃんとの一戦、そしてそこで見せる『奥の手』がどう描かれるのか楽しみです」
☆いちはち(AR18) CV.合田彩
アメリカ・アーマライト社生まれ。いちろくのいとこ。ふんこ達の隣のクラスで寮ではふんこのルームメイト。おそらく一番の常識人。
☆あぐ(AUGA1) CV.古谷静佳
中等部生徒会会長。ふんこともっと仲良くなりたいのだが、なかなか距離を縮められない。
☆てい(T91) CV.井口裕香
台湾生まれ。チーム対抗戦ではあぐとコンビを組み、いちろくを苦しめる。
☆現国 CV.近藤孝行
ふんこ達の担任。なにも知らず青錆学園に赴任してしまった唯一の人間キャラ。色々とかわいそうな目に…。
🏴 作品情報
■放送情報
4月よりニコニコ生放送にて先行配信
■あらすじ
せいしょう青錆学園に赴任してきた、新米教師はいきなり病院送りに…。それもそのはず、彼の生徒達はアサルトライフル突撃小銃だったのです!? 個性豊かなてっぽう少女が大暴れする、学園美少女
“てっぽう
”コメディ♪ ただいま、ゆる〜りと制作中。
■スタッフ
原作:天王寺キツネ(月刊少年エース/4コマなのエース連載)
監督:加戸誉夫
キャラクターデザイン・総作画監督:高見明男
シリーズ構成:荒川稔久
銃器デザイン:西谷泰史
軍事考証:鈴木貴昭
プロップデザイン:藤原奈津子
美術監督:木下了香
美術設定:青木薫
色彩設計:池田歩美
撮影監督:中田智之
オフライン編集:坂本久美子
音響監督:明田川仁
音響効果:奥田維城
音響製作:ダックスプロダクション
音楽:橋本由香利
音楽制作:日本コロムビア
アニメーション制作:XEBEC
製作:うぽって!!製作委員会
■キャスト
ふんこ(FNC):野水伊織
いちろく(M16A4):富樫美鈴
しぐ(SG550):佐土原かおり
える(L85A1):味里
ふぁる(FAL L1A1):美名
いちよん(M14):藏合紗恵子
じーすり(G3A3):小菅真美
いちはち(AR18):合田彩
あぐ(AUGA1):古谷静佳
てい(T91):井口裕香
現国:近藤孝行
【関連リンク】
公式サイト
(C)2012 天王寺キツネ・角川書店/うぽって!!製作委員会