📛 佐藤利奈 丹下桜 中隈志保 近藤孝行 村上裕哉 五十嵐浩子
テレビ東京にて放送されていたTVアニメ『マジでオタクなイングリッシュ! りぼんちゃん〜英語で戦う魔法少女〜 the TV』が本日最終回を迎えた。丹下桜さん(七色りぼん役)、佐藤利奈さん(ガーネット役)、中隈志保さん(ナード役)、五十嵐浩子さん(トナー役)、近藤孝行さん(ジェット役)、村上裕哉さん(タンク役)らメインキャストと仁昌寺義人監督からの、最終話アフレコを終えてのコメントを紹介する。
■キャストコメント
――お気に入りのフレーズやシーンを教えて下さい。
丹下 結構コミカルなお話がずっと続いたんですが、シリーズ後半で、ナードちゃんが編集したりとがんばったりしていて、それを気遣いつつそっと見守る、優しい心温まるりぼんちゃんのシーンがあったので、そこがほっこりしました。
佐藤 台詞というか、たぶんOAでは別バージョンなんですけど、りぼんちゃんたちがでっかく、巨大化するシーンで(監督から?)「自力で巨大化していただけませんか?」というリクエストがあったんです。そこで、テストだけですけど、(丹下さんと五十嵐さんの)お二人が巨大化されまして。それがすごく面白かったんです。「なんとかこのバージョンでOAを!」と思ってたんですが、「やっぱり違ったかもしれません」となってしまって。私たちだけのシークレットゾーン…というか、宝物をいただいちゃいました。皆さんにお聞かせできなくて残念です。超面白かったです。
丹下 いやいや。それを言うなら利奈ちゃんのオンドゥル語!
佐藤 いや、あれはあれで……(消え入りそうな声で)。オンドゥル語って皆さん通じますかね?
村上 いや、危ないなあ。
丹下 利奈ちゃんのオンドゥル語は見どころです!
五十嵐 パクリですよね?
佐藤 ……オマージュも挟みつつ、ちょいちょい面白いところが楽しいですね!
中隈 プロデューサーCさんがいつもベルちゃんにアタックするシーンが好きだなと。「べ〜ルちゅわ〜ん」って巻き舌で、携帯をなめるときがいちばん輝いていて私はそこがいちばん好きです。
村上 やったあー! (※プロデューサーC役も兼任)
――プロデューサーCさんは今回かなり、ベルちゃん押しに磨きがかかっていた気が……。
中隈 1期のときよりもさらに変態度が増していて。
――あ、言っちゃった(笑)
中隈 そこにも注目していただけたらなと思いつつ(笑)
村上 変態という声をものすごく浴びましたね。
佐藤 カッコイイ!
村上 やったあ! ご主人様、ありがとうございます!!(笑)
近藤 変態でカッコイイっておかしくない?
丹下 なんか違うご主人様に聞こえる〜〜。
村上 あれ? ブモ〜。ブモ〜。
五十嵐 トナーがしゃべった台詞だと……それもオマージュだからな……。トナーのキャラと外れたことをやらせていただけたりして。テストのときにすごいやったら「あれ? 何も言われなかった!」と思って、そのまま本番も超物まねをしたまま進んじゃったりして。そのキャラではないようなことが、普通にまかり通っているところが、この作品のすごいところだなと思って。自由な感じをぜひ楽しんでいただけたらなと。
近藤 僕は英語の先生の返しが好きですね。「Ouch!」「take it easy!」とか。あそこでも実はちょっと遊んでいる部分もあったりして。そこは好きですね。シュールな笑いというか。
――英語のところのピンポイントのところですね。
村上 僕は個人的に「えっ!?」と思って好きだったのが、「この坂も、実に上りたくなる坂だ」という1期の本当最後のところなんですが。あそこは「うおー」って感じですごい好きでしたね。あとは小林さんの駆け上がるテンションといい。結構、今でも印象の強いシーンですね。
――本日の収録の感想をお聞かせください。
五十嵐 楽しかったです! トナーではまったくない感じでやってしまったりとか。巨大化してくださいみたいな話になって自分(自身)が巨大化したイメージになってしゃべったりとか。ほかのお仕事ではほとんどしたことのないような声とかを出しました。なのですごく楽しかったです。それに2期の第一話からオマージュ感がどんどんパワーアップしていっているという。最後に向けてという気がして。見どころが満載すぎるなと思いました。
中隈 終わってさみしいというのが正直なところです。最後のほうにナードちゃんが寝言で「3期はナードが……」と言っていたので、次があると私は信じて待ちます!
――(ナードが)主役に駆け上がるということですか?
中隈 仮免許もいただいたので! 次は本物の魔法少女の免許をいただくためにも!
佐藤 (ボソッと)乗っ取り計画です!
中隈 1期ではナードが主役って結構主張していたので(笑) その時までいけたらなっと思いつつ。すみません。
丹下 本当に楽しいアフレコでした。2期のお話をいただいたのが急だったので、割とバラバラに録ることが多かったんですけど、今日は他のキャストの皆さんと一緒に録れて楽しかったです。だってゴールデンウィークに決まったんですよね? そこから急に作ったので。
佐藤 急ピッチでした(笑)
佐藤 そして、最後の最後に新キャラが増えて。非常にキャラが立っているので「あ、これで終わりなんだ、残念」という気持ちになっています。ただ、ナードちゃんが『マジでオタクなイングリッシュ!ナードちゃん』になって帰ってくるというので、そこに出られたらいいな、なんて。スピンオフですよね、きっと。なので、まだお別れじゃない気がしています。
村上 ぜひガーネット様が『マジでオタクなイングリッシュ!ナードちゃん』に出たいとおっしゃられているので、僕も……。
佐藤 いや〜、(タンクは)出られるかな〜。
村上 えー!?
佐藤 いや〜。意外と私(ガーネット)と会話していないからな〜。
村上 そうなんですよ、はじめて今日知った事実なんですよ! 違う使い魔がつけられちゃうかもしれない(汗)。
佐藤 モグラはちょっとな〜。って、嘘です(笑)
村上 じゃあ、容姿を変えて、ブモーブモーって言います! 3期があるとしたらブモ以外でも、「あいつ日本語のほうが多くしゃべってねーか」くらいの違和感を出していただければなと思います。本当に楽しい作品で、後ろからの「変態! 変態!」という声にも負けずに楽しくやらせていただきました。
近藤 これで終わり感がないというか、続いていければなという終わり方でしたし。……あの〜、男性主要キャストっていなくないですか?
五十嵐 んん!?
村上 魔法男子ですか!?