TVアニメ『Re:␣ハマトラ』のスペシャルイベント「Re:␣ハマトラ Fes.2015 Spring」が、2015年3月8日(日)に舞浜アンフィシアターにて開催された。このイベントには逢坂良太さん(ナイス役)・羽多野渉さん(ムラサキ役)・加藤英美里さん(はじめ役)・神谷浩史さん(アート役)・福山潤さん(バースデイ役)・江口拓也さん(マオ役)・緒方恵美さん(モモカ役)・安野希世乃さん(コネコ役)・村瀬克輝 さん(スリー役)らキャスト陣と、主題歌アーティストのkz(livetune)が出演した。
ステージ上には、本作のオープニング映像を思わせるようなレンガ模様の壁。センターには『Re:␣ハマトラ』のタイトルロゴが大きく描かれ、開演の時間を迎えると、そのタイトルロゴがペイントされた扉が左右に開き、キャスト陣がそれぞれが演じるキャラクターのセリフを言いながら舞台へと姿を現した。
MCを務める村瀬さんの進行により各キャストからの挨拶が行われ、さらに残念ながらイベントに参加できなかったレシオの全身スタンディが舞台上に登場すると、レシオ役・中村悠一さんの挨拶が流れ、客席が沸き上がる。中村さんのボイスは複数収録されており、いつ、どのボイスを再生するかは、相方であるバースデイ役・福山さんに託されることに。
最初のコーナーは、ファンがセレクトしたお気に入りのシーンを上映する「Re:␣ハマトラ名シーンセレクション」。第7話での「ムラサキが入院しているシーン」では、羽多野さんが歌う前シリーズオープニングテーマ「Hikari」が大活躍。同じく第7話での「バースデイが滑る場面」では、「おまえ、逃げる気か!?」「負けるなバースデイ」など、レシオのボイスが多用され、客席は大盛り上がり。
続いてのコーナーは、「ハマトラ調査ファイル!今だから言えるこんなこと」。オリジナル作品であるがゆえにお蔵入りになったマル秘資料がたくさんあるというハマトラの裏話が初公開され、決定稿よりも大人っぽいコネコや、髪の毛のあるマスター、サラリーマンのレシオなど、その姿の違いにキャストからも驚きの声が上がっていた。
今度は「ハマトラ!バトルクイズ」と題して、1チーム2人でペアを組んでのチーム対抗戦が行われた。「チーム便利屋」を引いた人はレシオのボイスレコーダーを自由に操れると聞いて盛上るキャスト陣。一方、相方の福山さんがレシオと離れ離れになるのを惜しむと、レシオから「愛しているぞ」のセリフが飛び出し、客席からは大歓声が。
「チーム便利屋」になったのは福山さん&逢坂さん。福山さんがボイスレコーダーにあるマル秘ボタンの存在を明かすと、早速逢坂さんが実行し、「神谷さん、江口君のお尻をたたくの、やめてください」という声が流れる。それを聞いて、逃げまわる江口さんと追いかけまわす神谷さんの姿に、観客は爆笑。。さらに、「逢坂君、また踊っているんだって?」という声が再生され、今度は否応なしに、舞台で踊り出す逢坂さん。福山さんに対しても、「いつものキレッキレのダジャレで、会場を沸かせてくださいよ」というセリフが再生され、ステージ前に出た福山さんは「いつもは横浜だが、ここが俺の地元になるぜ! 舞浜〜なんてな!」と得意のダジャレを決めてみせた。
バトルクイズのほうはと言うと、「会場の皆さんがキュンとくるプロポーズの言葉を考えてください」という問題に、緒方さんが「こんなとき、どうすればいいかわからないよ」と戸惑いつつも、客席からの応援の声に応えて、「それじゃぁ、モモカの性別を変えたバージョン。」と前置きした上で「30億あっても、心は空っぽなんだよね、暖めてくれる!?」とプロポーズの言葉を放つよ、客席からは最大級の大歓声が上がり、緒方さん・加藤さんの「チーム乙女」が優勝。賞品の「横浜中華街賞金権2万円」を手にした。
この後には朗読劇、主題歌のライブが行われ、そして最後に重大発表。1つ目は本イベントの模様がDVD化されること。2つ目は『劇場版ハマトラ』の制作決定。3つ目は、SDアニメシリーズの制作決定。このサプライズに客席からはこの日一番の歓喜の声が巻き起こった。さら羽多野さんのサプライズバースデーも行われ、会場は温かい拍手に包まれた。
kz シリーズを通してOPに携わらせて頂き、感謝しています。なかなかこういう場で作品ファンの皆さんに触れ合える機会も少ないので感謝しております。「Hikari」という曲の強さを感じました。劇場版、SDアニメと「ハマトラ」の世界が広がっていくので、皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います。
緒方 昼の部のクイズで、ゴールデンボールを獲得して「チーム乙女」を卒業したつもりが、2つでは男気が足りなかったのか、夜の部で「チーム乙女」戻ってしまいましたが、また、ゴールデンボールを手に入れたので、今度こそ本当に卒業します!今後もハマトラシリーズを応援して頂けたら嬉しいです。
江口 皆さんの前で新作発表をしたこの場に入れたことが嬉しいです。マオはいったい何者なのか、僕が一番知りたいです。あれだけ人命にかかわる情報を持っているので、相当なミニマム能力を持っているはずなので、是非観たいです!引き続き、応援を宜しくお願いします。
安野 久しぶりに皆さんにお会いできて嬉しかったです。今日のイベントが終わったら、本当に「ハマトラ」を卒業しなきゃいけないのかなと思うと、しんみりしていましたが、劇場版やSDアニメが発表され、引き続き、皆さんと接点を持っていけるのが嬉しいです!また、「ノーウェア」でのみんなの日常を楽しみにしていてください。
福山 バースデイ役として「ハマトラ」にかかわらせて頂いて、オーディションから考えたら2年、皆さんとも長い付き合いですが、このように楽しいステージを作り上げることも出来て、劇場版、SDアニメと、まだまだ皆さんと作品作りが出来て嬉しい限りです。バースデイ的には、羽多野君の誕生日を祝えて良かったです。バースデイ的には、もう一つ、今日は親父の誕生日でもありました。おめでとう〜!
神谷 袖からkzさんのカッコいいパフォーマンスや、羽多野くんの「Hikari」を観ていて、「ハマトラ」のいろんな思い出が走馬灯のように蘇りました。アートはまじめなキャラなので、面白いところには関わりにくかったのですが、今回の朗読劇は、夢の中のということで、アート幅の広さを見てもらえたのが嬉しいです。こうやって大勢のお客さんに来て頂いたということは、たくさんの皆さんに受け入れてもらっているんだなということが確認できて本当に幸せな時間でした。
加藤 久しぶりに、いろんなキャラクターに再会できてとても嬉しかったです。はじめは、始めから一番変わらないキャラクターでしたが、そんな変わらないはじめちゃんをずっと演じて行けるのが嬉しかったです。皆さまが支えて、育ててくれた結果だと思います。また、劇場版、SDアニメと決まりまして、皆さまと楽しい作品づくりを出来たら嬉しいなぁと思います。
羽多野 「ハマトラ」は音楽や、ラジオをやらしてもらったり、非常い深い出会いがあった作品でした。初期設定から変更を重ねてストーリーが出来あがって、全員が悩みながら、キャラクターと向き合っていた日々だったので、「Hikari」を歌いながら、そんな思い出が蘇えりました。ムラサキが面白キャラになっているのは、羽多野さんが演じてくれたからと言われたり、「Hikari」も羽多野さんが歌うことで面白い要素が組み込まれたと言われて嬉しかったです。また、キャラクターを通してお会いできるのを楽しみにしています。
逢坂 大先輩方ばかりの現場で、先輩方に、たくさんのアドバイスをもらい、色々と考えさせられる作品でした。あっという間でしたが、作品を通して、少しだけでも自分が変わったような気がしています。劇場版、SDアニメで、またナイスを演じられるのが嬉しいです。またこうやって全員揃ってお会いできることを信じているので、「さよなら」は言いません。「また逢いましょう!」
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