2015年8月28日(金)より全国劇場にて公開中の『劇場版 弱虫ペダル』。本日2015年9月6日(日)にはシネマメディアージュにて、代永翼さん・前野智昭さん・吉野裕行さん・柿原徹也さん・日野聡さん・阿部淳さん・宮野真守さん・田尻浩章さんらによる公開記念舞台挨拶が行われた。
トークセッションでは映画の感想を聞かれた代永さんが、「プライベートで主人公・小野田坂道役の山下大輝君と、ある劇場に観に行ったのですが、山下君は隣で泣いていて、そして僕も泣いてしまいました。劇場版で新たなキャラクターを迎えられて嬉しかったですし、迫力のあるスクリーンで『弱虫ペダル』を観ることができて興奮しました」と劇中ではライバルである山下さんと一緒に映画を観た感想を熱い気持ちと共に語り、映画を観終えたばかりの会場は大きな拍手を2人に送っていた。また、この劇場版で初めて『弱虫ペダル』に参加した心境を訊ねられた宮野さんは「このお話を頂いてから原作を読んだのですが、絆が深い作品だと思いました。アフレコ現場も各チームの絆が感じられて、すごくいい雰囲気でした。(チームメイトの田浦良昭役で熊本出身の)田尻さんに熊本弁を教えてもらいながら、皆さんの絆に負けないように心を込めて自分に出来うる最高の演技をしました」と答え、熊本台一としての絆のエピソードを披露。続いて、柿原さんがアフレコを振り返って「僕が演じる東堂は3年生。引退する先輩として、後輩に何かを残せるように演じることを心がけました。特に、僕の演じる東堂にとって特別な後輩である真波を、包み込んであげられる様な演技を目指していました」と本作にかける想いを明かし、本編同様に息の合ったチームワークに会場は大いに盛り上がった。
トークが盛り上がる中、『弱虫ペダル』のWebラジオ番組の名物コーナーで、ロードバイク初心者のアニメキャストにオススメロードバイクを紹介する「チャリネットハコガク」番外編がスタート。この映画が『弱虫ペダル』初参加の宮野さんにロードバイクの楽しさを知ってもらおうと用意したのは、映画本編で宮野さん演じる吉本進が乗っているロードバイクのブランドのモデルになっている「CERVERO(サーヴェロ)」のバイク。魂を込めて演じたキャラと同じモデルのロードバイクを目の前に、キャスト陣からロードバイクの魅力を十二分に伝えられた宮野さんが買うかどうかの決断を迫らると「買いますん!」と宣言。「どっち!?」とつっこみが飛ぶなか、「凄くかっこ良くて本当に欲しいけど、ちょっと考えさせてください」と、即購入には至らなかったものの宮野さんの前向きな反応に他のキャスト陣は、満足した笑みを浮かべていた。
最後に、登壇したキャスト陣がひとりずつ挨拶をし、代永さんが「本日はご来場頂いきまして、誠にありがとうございます。この映画のテーマは想いを繋ぐ
“継承
”なのですが、もっと先輩達と一緒に走りたい、先輩の背中ってこんなに大きいんだなと思える作品になりました。この想いを途絶えさせないよう、是非皆さんの周りの方にもお勧めして頂けると嬉しいです。本日はありがとうございました!」と会場のファンにメッセージを送り、本イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
🏴 作品情報
■劇場公開
2015年8月28日(金)より公開中
■入場者プレゼント:オリジナルラバーキーホルダー(全18種)
2015年8月28日(金)〜 小野田坂道、今泉俊輔、福富寿一、荒北靖友、吉本進
2015年9月5日(土)〜 田所迅、東堂尽八、新開隼人、御堂筋翔
2015年9月12日(土)〜 鳴子章吉、金城真護、手嶋純太、真波山岳、待宮栄吉
2015年9月19日(土)〜 巻島裕介、青八木一、泉田塔一郎、石垣光太郎
※1回のご鑑賞につき1つ配布。※数量限定。なくなり次第終了となります
※各週種類は選べません
■スタッフ
原作・ストーリー原案:渡辺航
総監督:鍋島修
監督:長沼範裕
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:番由紀子、岩佐裕子
デザインワークス:水村良男
美術設定:青木智由紀、イノセユキエ
2Dワークス:西谷知恵
美術監督:吉原俊一郎
色彩設計:中尾総子
CG監督:真田竹志
撮影監督:葛山剛士、野上大地
編集:坂本久美子
音響監督:高寺たけし
音楽:沢田完
主題歌:LASTGASP「Link」
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
配給:東宝映像事業部
■キャスト
小野田坂道:山下大輝
今泉俊輔:鳥海浩輔
鳴子章吉:福島潤
金城真護:安元洋貴
巻島裕介:森久保祥太郎
田所迅:伊藤健太郎
真波山岳:代永翼
福富寿一:前野智昭
荒北靖友:吉野裕行
東堂尽八:柿原徹也
新開隼人:日野聡
泉田塔一郎:阿部敦
吉本進:宮野真守
田浦良昭:田尻浩章
待宮栄吉:関智一
石垣光太郎:野島裕史
御堂筋翔:遊佐浩二
■ストーリー
全国大会<インターハイ>において、激闘の末に見事総合優勝を勝ち取った総北高校自転車競技部の小野田坂道。夏も終わりに近づく中、卒業を控える3年生の金城、巻島、田所から、「全員で支え合い走りぬく」というチーム総北の魂を受け継いでいくために、日々の練習に取り組んでいた。そんなある日、チーム総北に、例年インターハイの成績優秀チームが出場する「熊本火の国やまなみレース」からの出場招待が届く。打倒総北に燃える箱根学園、京都伏見、広島呉南といったライバルチーム、そしてそして
“炎のクライマー
”吉本を擁する地元熊本台一など、全国の強豪チームが参戦するこのレースに向けて、坂道ら総北メンバーは士気を高めていく。ただ、一人を除いて――。現行のチーム総北にとって
“最後のレース
”が、熊本、阿蘇の山を舞台に繰り広げられる。「魂を受け継ぎ、超えていく。」熱き決意を胸に、男たちは再びスタートラインに立つ──!
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(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会