2016年に創立60周年を迎る東映アニメーションの記念企画として、梶原一騎氏・辻なおき氏の代表作である『タイガーマスク』の新作アニメが製作されることが発表された。1969年に放送されたTVアニメの“その後”を描くストーリーとなり、白いマットのヒーロー・伊達直人が残したタイガーマスクの遺産は新たなプロレスラーに渡り、復活した組織・虎の穴との新たな戦いが始まる。

　47年前のセル時代のアニメを現在のデジタル時代に合わせて刷新し、壮大なスケールのストーリーを新たな世代に伝えようと生まれたこの企画。昔ながらのセルのタッチを残しつつ、新たな2Dと3DCGを融和させた新生『タイガーマスク』を目指す。作中には実際のプロレスラーが続々と登場するなど、新日本プロレスとのコラボレーションも決定している。

　2016年3月26日（土）より開催される「AnimeJapan 2016」東映アニメーションブースでは、本作のポスタービジュアル第1弾を解禁。さらに、先着500名に限定ポストカードが配布される。

■ストーリー
復活したプロレス界の裏組織・虎の穴に、2人の若きレスラーが立ち向かう。彼らが共に育ったプロレス道場は、虎の穴に潰されていた。1人は富士の裾野にある伊達直人が残した特訓施設と虎のマスクを引き継ぐ。もう1人はあえて虎の穴に入り、熾烈な競争を勝ち抜き、漆黒の虎のマスクを手にする。光の道を歩むタイガーマスクと、影の道を歩むタイガーザダーク。2人はお互いの素顔を知らない──。リング上では天敵だが、目的は同じ。「虎の穴を潰せ！」

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©梶原一騎・辻なおき／講談社・東映アニメーション