先日最終回を迎えたTVアニメ『田中くんはいつもけだるげ』。その先行上映会の最終回スペシャル「田中くんは映画館でもけだるげ〜最終回記念プレミア〜」が、2016年6月25日(土)にシネ・リーブル池袋にて開催された。このイベントでは小野賢章さん(田中役)・高森奈津美さん(宮野役)・小岩井ことりさん(白石役)・諏訪彩花さん(越前役)・川面真也監督によるトークショーも行われた。
まず最終話の上映が行われ、続けて川面監督とキャスト陣が登場。MCは諏訪さんが務めた。「上映直後は緊張しますね」という川面監督の挨拶からトークコーナーが始まり、最初のコーナーは、出演者がトークのお題をくじ引きで決める「けだるげトーク」。第1回目のお題は「10月のイベントでやりたいこと」と「大変だったシーン」に決定。ここで出たアイデアが、2016年10月23日(日)に豊洲で開催されるスペシャルイベントで採用されるかも、ということで、早速アイデアを出し合うことに。小野さんの「お化け屋敷!」という一声に、キャスト陣は「お化け役は自分たちでやろう」とノリノリ。さらに小野さんは「ボクは寝ているから」と田中ばりの白目を披露し、客席を沸かせた。続けて、小岩井さんと川面監督から出た「キャストや観客のみんなで一緒にオープニングを歌いたい」というアイデアにはみんな大賛成。
2つ目のお題は「自分は●●のキャラに似ている」「●●のキャラになりたい」。個性的なキャラばかりで一同が答えに悩む中、川面監督が「もともと僕は、田中くんみたいにけだるそうだからこの仕事を振られたんですよ」と驚きのエピソードを披露。しかし、人と話す時にドキドキしてしまうタイプらしく、ご本人としては田中より早夜に似ているとのこと。一方、小野さんは自分に似ているキャラが「太田よりは田中」で、なりたいキャラも「田中」と回答。「太田がいることが前提で、あんなふうにみんなが優しくしてくれるなら田中になりたい」という条件に、一同納得。
次のコーナーは、キャスト陣から川面監督への質問コーナー。真っ先に手を挙げたのは高森さんで、「一番動かしやすいキャラと動かしにくいキャラは?」と質問すると、「動かしやすいのはダントツで宮野です。コミカルな動きやギャグ顔は描くほうも楽しいみたいですよ。扱いにくいのは……田中ですね。普通なら立ち上がったり移動する場面でも、果たして田中がそれをやっていいのか迷ってしまうんです」と、本作ならではの難しさが語られた。続いて諏訪さんの質問「全話を振り返ってここがこだわり!というところは?」の質問には、迷いながらも「最終話の終わり方」と回答。かなり悩み、修正をしたうえで今の形になったそうだ。
最後のあいさつでは、キャスト陣全員が今まで応援してくれたファンへの感謝と、今後への期待が述べられ、川面監督も「今は最終話を終えてほっとしているところですが、原作コミックでは新キャラも出ていますし、やりたいことがどんどん沸いてきます。またいつか機会をいただければうれしいです」と続けた。
※このイベントの模様はアニメイトチャンネルにて、2016年7月9日(土)より1週間限定でアーカイブ配信されます
🏴 Blu-ray&DVD情報
■タイトル:『田中くんはいつもけだるげ』第1巻特装限定版
■発売日:2016年6月24日(金)
■品番/価格:【Blu-ray】BCXA-1126/5,000円+税 【DVD】BCBA-4770/4,000円+税
■収録話:第1話
■封入特典
@キャラクターデザイン・飯塚晴子描き下ろし特殊パッケージ&スペシャルクリアケース
A原作・ウダノゾミ描き下ろしマンガ収録スペシャルブックレット
Bスペシャルピクチャーレーベル
CスペシャルCD
Dアイキャッチイラストカード
E2016年10月23日(日)スペシャルイベント チケット優先販売申込券
開催日:2016年10月23日(日)
会場:豊洲PIT
出演:小野賢章、細谷佳正、高森奈津美、小岩井ことり、諏訪彩花、興津和幸、井口祐一(予定)
※1つのシリアルナンバーにつき「昼の部」「夜の部」いずれかの公演に1回2枚までお申込みいただけます
※第1巻、第2巻に封入
■映像・音声特典
@特典アニメ 第一話 「田中vs太田 仁義なき戦い」(仮題)
A2016年3月20日(日)開催 「トークイベント付き最速先行上映会」ダイジェスト映像
BTwitterアニメ「田中くんは今日もけだるげ」 シーズン1
C「田中くんはラジオもけだるげ」出張編 〜 宮野・越前のけだるい小部屋
DノンテロップOP
EPV Vol.1
Fオーディオコメンタリー 第一話:小野賢章、細谷佳正(予定)
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