2016年7月10日(日)に開催されたDIVEUレーベル主催イベント「D-world vol.0」にて披露されたオリジナル朗読劇『エスカクロン』が、アニメ化されることが発表された。本作は、なにもないモノクロームな終末の世界からやってきた2人の少女、エスカとクロンが繰り広げるハートフルストーリー。太陽と月のように対照的な2人が、現実世界で光や音に触れることで、未来世界が徐々に鮮やかな世界へと移り変わってゆく。
物語の鍵を握る二人の少女を演じるのは、安済知佳さんと安野希世乃さん。スタッフは、水島精二氏が総監督、山口ひかる氏が監督、橋龍也氏が脚本、水無月徹氏がキャラクター原案を手掛ける。安済さん・安野さんと水島総監督がタッグを組むのは、TVアニメ『UN-GO』以来のこととなる。
■水島精二総監督コメント
4年以上前、音楽プロデューサーから依頼され、歌を歌うバーチャルなキャラクターとそのバックボーンの創造を、橋くん、水無月くんを巻き込んで作りました。物語としてのエスカクロンは、あくまでも2人が歌う歌のバックに潜ませる。主役はあくまで音楽。その歌唱者はキャラクターであって、演者は公表しない。そんな企画としてのスタートでした。しかし、とある事情から時間だけが経過、元々の計画をやり切るのに4年かかってしまいました。とはいえ、なんとか作り切り、終わりを迎えられた事に寂しさと安堵を覚えた時、ふいに田中プロデューサーからメールを頂きました。エスカクロンの中の人、安野さん、安済さんがエスカクロンを愛してくれていた事がキッカケで、イベントの朗読劇でエスカクロンを扱いたいとの申し入れ。元々時間のかかり過ぎた企画がまさかの展開。2人が演じるキャラクターの物語として表に出る事になったのです。そこからのスピード感は物凄く、めまいすら覚えるくらいでした。朗読劇の直前リハの時にはアニメ化の打診、そしてそこから調整を重ね、今回の発表に至りました。スタッフも万全です。歌のバックボーンでしか無かった2人の物語は、安野さん、安済さんの愛を起爆剤に、様々な人を巻き込んで、まさかの大進化を遂げました。まだまだ、始まったばかりのエスカクロンの物語ですが、僕らも注げる限りの愛を注ぎ、育てて行きたいと思います。どうか、応援よろしくお願いします。
■安野希世乃コメント
ついこの間、初めての朗読をみなさまにお披露目することができたエスカクロンが、こんなに早くアニメーションで動き出すなんて夢にも思いませんでした!今でもまだビックリがおさまりません。奇跡みたいなご縁から生まれたこの企画。願わくは…デビューして間もなかった頃に出逢い今日まで育ってくれた、私たちにとってこどもみたいなエスカクロンの2人が、作品そのものが、どうか幸せになってくれますように。みなさまのもとに幸せを届けてくれますように。どんな展開をしてゆくかはまだまだこれからのことですが、どんな形になっても最後まで心を込めて、エスカクロンを見届けたいと思います。2人の旅が多くのみなさまの心に響いて、たくさん∞愛されますように。みなさま、エスカクロンをどうぞ宜しくお願いします!!
■安済知佳コメント
歌から始まったエスカクロンの世界を、更に表現の術が増えるアニメーションで観ることが出来るなんて夢のようです。ようやく今年になって陽の目を浴びることが出来て、歌でしか表現したことのなかったエスカを、朗読にて言葉で伝えられただけでも物凄く幸せでした。アニメーションになることで、わたしも知らない彼女の仕草や表情が観れると思うと…アフレコへの逸る気持ちが止まりません!(笑) 彼女達の物語を、少しでも多くの方に知っていただけるよう、そして楽しんでいただけるよう、制作チームのお力をお借りしながら、わたし個人も出来ることを全力で頑張ります。とっても素敵な世界になると思います。沢山の人とその世界を共有して楽しみたいです! 応援宜しくお願いします!
🏴 作品情報
■スタッフ
総監督:水島精二(「機動戦士ガンダム00」)
監督:山口ひかる(「銀魂」「おそ松さん」コンテ・演出)
脚本:橋龍也(「アイドルマスター シンデレラガールズ」)
キャラクター原案:水無月徹(「ToHeart」)
キャラクターデザイン:渡部里美(「アイカツ!」作画監督・デザインワークス)
音楽:Hifumi,inc.
アニメーション制作:ラルケ(「ダンガンロンパ」「暗殺教室」)
■キャスト
エスカ:安済知佳
クロン:安野希世乃
【関連リンク】
公式サイト
公式Twitter
©Terminal/エスカクロンproject