2016年9月23日(金)より好評公開中の『亜人』劇場版アニメ3部作の最終章『亜人-衝戟-』。本作の大ヒット記念舞台挨拶が、2016年10月11日(火)にTOHOシネマズ新宿にて開催された。登壇者は小松未可子さん(下村泉役)・洲崎綾さん(永井慧理子役)・瀬下寛之総監督・岩浪美和音響監督氏。
小松 TVアニメの放送も開始し、シリーズを通してみていただくと、下村泉とマイヤーズのように人間関係が対になっているキャラクター設定がされていたり等、違いや思いがけない発見があります。最終章はオリジナルの展開となっていて、原作と改めて見合わせたりするとさらに楽しんでいただけると思います。この衝撃、見逃さないように、是非劇場でもご覧ください。
洲崎 最初、主人公の永井圭に対して、まるで海外ドラマのような展開だったので、感情移入が難しいかなあと思っていましたが、第2章、最終章とお話が進んでいくにつれて、亜人だけど人間らしい感情をみせる、成長したお兄ちゃんをみてとても嬉しかったです。皆さんにもスクリーンでご覧頂けたら嬉しいです。
岩浪 劇場での上映は残り2日となりました。劇場ならではの演出をぜひ味わい尽くして頂きたいです。
瀬下 劇場公開中、SNSなどをチェックし、3〜4回劇場に足を運んで頂いたお客様もいらっしゃり、ただただ感無量の気持ちでいっぱいで、そして感謝しています。本作は死ねない亜人という不思議な主人公がヒーローですが、ヒーローらしくないヒーローこそが、本当のヒーローではないかと感じております。主人公の永井圭が作品とともに成長し、愛して頂けたことにも感謝しています。TVシリーズ第2クールも開始しましたが、TVでは内面を掘り下げた演出をしています。ぜひ心の繊細な描写も楽しんで頂けたら幸いです。
🏴 作品情報
■劇場公開
第3部「衝戟」 2016年9月23日(金)より公開中
■スタッフ
原作:桜井画門(講談社『good!アフタヌーン』連載)
総監督:瀬下寛之
監督:安藤裕章
シリーズ構成:瀬古浩司
プロダクションデザイナー:フェルディナンド・パトゥリ、田中直哉
キャラクターデザイナー:森山佑樹
造形監督:片塰満則
美術監督:松本吉勝、滝口比呂志
色彩設計:野地弘納
演出:井手恵介、岩田健志、米林拓、りょーちも、鹿住朗生
CGスーパーバイザー:岩田健志、上本雅之、菅井進、溝口結城
編集:肥田文、渡邊潤
音響監督:岩浪美和
音楽:菅野祐悟
音楽制作:キングレコード
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
配給:東宝映像事業部
製作:亜人管理委員会
■キャスト
永井圭:宮野真守
海斗:細谷佳正
中野攻:福山潤
佐藤:大塚芳忠
田中功次:平川大輔
戸崎優:櫻井孝宏
下村泉:小松未可子
オグラ・イクヤ:木下浩之
曽我部:鈴村健一
アルメイダ:森川智之
マイヤーズ:坂本真綾
永井慧理子:洲崎綾
琴吹武:斉藤壮馬
■ストーリー
「これが、カウントダウン開始の合図だ」。第2ウェーブ──
“浄化
”が始まった。石丸、桜井、岸、甲斐、李……リストの順番通りに殺されていく要人たち。だが、日本政府は断固としてテロリストには屈しない姿勢を貫く。水面下で動く、警察、対亜特選群、自衛隊、米国国防総省、そして、亜人管理委員会役人・戸崎と高校生亜人・永井圭。「第2ウェーブの終了とともに、我々は次のウェーブへとコマを進める。第3──それが、最終ウェーブだ」圭は、亜人である佐藤を無力化するための策を練るが、彼の気付かぬところで計画は綻びを見せ始めていた……。ついに動き出した、亜人過激派集団。史上最悪最凶のテロリスト・佐藤の真の狙いとは──?佐藤を止めるのは、誰だ。
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