2020年2月14日(金)よりシネ・リーブル池袋ほかにてロードショーとなる『劇場版 声優男子ですが・・・? 〜これからの声優人生の話をしよう〜』。本作より、ナレーション
“アンドリュー
”役を務める諏訪部順一さんのインタビューが公開された。また、劇場での本編上映前アナウンスを諏訪部さんが担当することも発表されている。
💬 諏訪部順一インタビューコメント
──劇場版になることを聞いた時はどうでしたか?
諏訪部 本気かっ!?と思いました。一体どんな内容になるのだろう?と。想像もつきませんでしたが、やれば出来るものですね(笑)。
──作品をご覧になっていかがでしたか?
諏訪部 メンバーたちが大自然を舞台に楽しんでいましたね。そんな中、真面目な表情なども。声優という仕事をする中、彼らもいろいろと考えることや、悩みなんかも抱えているんですよね。たき火を囲んで語り合うシーンでは、そういう素の部分が垣間見ることができるのでは。自分は年齢も芸歴も上で、彼らの先を歩いている感じなので、あのくらいの頃の自分はどうだったかな?と改めて思ったりもしました。
──ご自身は“声優男子”メンバーたちと同じ年齢の頃はどんなことを思っていましたか?
諏訪部 TVアニメは3ヶ月で終了となる作品が昨今多く。その時点で声優は失業となるわけです。新しい作品に出演できる保証は一切ありません。つまり、頻繁に失業と就職を繰り返すような極めて不安定な仕事と言えるでしょう。「どうすればもっと表現力を上げられるのか?」「この先、生き残っていくためにはどうしたらいいのか?」など、自分もいろいろ考え、試行錯誤していました。彼らの今の様子は過去の自分を見るようでもあり、「みんなまだまだ若いな!」と親目線のような感じになってしまいますね(笑)。
──そんな諏訪部さんが“声優男子”メンバーにアドバイスをしたらどんな言葉をかけますか?
諏訪部 まぁ、シンプルに「頑張れ!」でしょうか。しかし、自分自身も常に研鑽を続けていかなければいけない身ですので。負けずに頑張らないと!ですが(笑)
──「声優男子ですが…?」番組自体は5周年、パイロット版から“声優男子”メンバーを見守っていらっしゃるアンドリュー役をされていましたが、5年間を経て成長したな!という姿はありましたか?
諏訪部 積み重ねた経験によって、良い意味で緊張しなくなったのではないかと思います。当初と比べて精神的に余裕が生まれたのではないかと。メンバー同士の距離も近くなり、グループとしてのまとまり感も増したように思います。
──“声優男子”メンバーにこれから挑戦してもらいたいことはありますか?
諏訪部 7人であることを活かした何か、でしょうか。何かはわかりませんが(笑)。今まで以上に、視聴者の皆様に向けて、チームワークの良いところを見せていって欲しいと思います。全員、声優という仕事をしている人間ですから、本業の技術を活かしたようなものも良いかもしれません。年齢の幅はありますが、7人は仲間でもありライバルでもあるわけで。お互い刺激し合って、全員成長出来たら素晴らしいですね。こういう企画に参加できるのは、より多くの方に自分を知ってもらえる良い機会です。より一層、真摯な気持ちで取り組んでいただければと。番組を支えてくださっている、スタッフの皆さんや、視聴者の皆さんの想いに応えるべく。
──“アンドリュー”として今後番組にどんな関わりをしていきたいですか?
諏訪部 ぜば、生きている虎の
“アンドリュー
”に御登場いただいて、7人と絡んでいただきたいですね。とんでもなくお腹を空かせた状態のアンドリューとの掛け合い(笑)。その映像に、後日上手にアドリブで言葉を入れさせていただきます。
──これから劇場版を見る人へメッセージをお願いします。
諏訪部 どうぞ気楽にお楽しみください。さまざまな彼らの表情を御覧いただける映像になっていると思います。アンドリューは…見てのお楽しみです(笑)。番組開始当初はこんなに続くと正直思っていませんでした。7人の成長をアンドリュー目線でこらからも応援していきたいと思っておりますので、ぜば彼らのファンの皆様、引き続き応援のほどよろしくお願い致します。本当に感謝の気持ちでいっぱいだ
“トラ
”!
🎦 作品情報
🔘『劇場版 声優男子ですが・・・? 〜これからの声優人生の話をしよう〜』
▶劇場公開:2020年2月14日(金)よりシネ・リーブル池袋ほかにて全国順次公開
▶ストーリー
ある夏の日、キャンプ地に上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、本城雄太郎、山本和臣の6人の姿があった。彼らはこれまで以上に互いの絆を深めようと、アウトドアに出かけたのだ。ただし、6人……そこに白井悠介の姿だけがなかった。ともあれ、6人は大自然に囲まれた河原で水切りやスイカ割りを楽しむと、上村と河本は魚釣り、小林と本城は買い出しへ向かった。その間に、残った梅原と山本はまき割りを始める。そして、キャンプ地にいたヤギに「白井悠介」と命名するのだった。やがて買い出しチーム、そして苦戦した魚釣りチームが帰ってくると、さっそく夕食の支度を始めることに。すると、そんな6人の前に色違いのパラコードブレスレットが届けられる。手編みとおぼしき、この人数分のアウトドアの必需品を作ったのは誰か……。そして、白井悠介はどこで何をしているのか……。
▶スタッフ
企画プロデュース:服部洋之(ファミリー劇場)
プロデューサー:斎藤充崇、福田昌彦
宣伝:眞野りん、小柳大侍
監督:鈴木あゆみ
脚本:奈佐はぢめ、ゴージャス染谷
撮影:倉島健一
録音:石井博文
照明:石井久友
主題歌:「7人の妖 with 特撮」(EVIL LINE RECORDS)
製作・配給:東北新社
提供:ファミリー劇場
▶キャスト
上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣、ナレーション:諏訪部順一
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