諏訪ななかさんのファンクラブイベント「諏訪ななか 7colors world TouristMeeting2023〜Cafe・de・すわわ〜」が、2023年6月4日(日)に神田明神ホールで開催された。これまでは毎年秋に開催されてきたが、今回はコンセプトミニアルバム「Starry Garden」が2023年5月10日(水)にリリースされたことに合わせて、少し早めの開催となった。諏訪さんが声優を志すきっかけとなったTVアニメ『ひだまりスケッチ』より、昼公演には主題歌アーティストのmarbleが、夜公演には主演の阿澄佳奈さんがゲスト参加し、イベントを盛り上げた。
前半のトークパートでは諏訪さんがカフェ店主に扮してゲストをおもてなし。ゲストは入店時に受け取った架空の通貨=7000すわわを使い、「すわわに聞きたいこと(500すわわ)」、「すわわが語尾を変えてくれる(1500すわわ)」や「すわわが褒めちぎってくれる(2000すわわ)」といった様々な要望を叶えることができるシステム。
昼公演に登場したmarbleのmiccoさん(Vo.)と菊池達也さん(Gt.)は、諏訪さんの「何名様ですか?」というお決まりの問いかけに「1名ずつです」と答え、まさかの同席拒否で笑いを誘った。
通貨の使い方が説明されると、miccoさんはすぐさま2000すわわを消費して、自前のスマートフォンでツーショット撮影を希望。さらに語尾を「〜すわ?」に変えるようにお願いし、企画を堪能。菊池さんが「miccoしかいい想いをしていない」と不貞腐れる事態に。そんな菊池さんmarbleからの提供曲を歌ってほしいと要求するも、miccoさんの一存によりアコースティックアルバムを作ろうという会話にまで発展。
続いてのコーナーは「marbleイントロクイズ」。菊池さんによるギター演奏のもと、marbleガチ勢の諏訪さんがmiccoさんに挑んだ。出題されたのは全9問で、8問終了時点で両者とも4ポイントずつを獲得。諏訪さんのオリジナル曲で、miccoさんが作詞したはずの「記憶ファンタジック」の回答するのに難航するなどやきもきする場面も見られ、ファンのほうが
“答えたくて仕方がない
”といった場面も。最後は諏訪さんが「コバルトの鼓動」を正解し、見事勝利した。
諏訪さんとmarbleのコラボステージとして、「水彩キャンディー」をアコースティックバージョンで披露。miccoから「歌い慣れている感じがすごい」と評される、見事なパフォーマンスとなった。
夜公演では阿澄佳奈さん(ゆの役)がゲスト出演。諏訪さんが店のメニューに記載されている商品にピンときていないことにツッコミを入れて、彼女が実は
“雇われ店長
”であるという新事実を引き出したり、2000すわわを使って自身を褒めちぎるようにお願いし、『ひだまりラジオ』時代を思い返しての「トークが面白い。ラジオが上手。そして面白い」というコメントに、
“面白い
”が被っていると鋭いツッコミを入れるなど、ハイスピードでトークが展開された。
阿澄さんは
“6秒でどんな絵でも描ける
”という特技の持ち主。ということで、諏訪ななかの
“なな
”になぞらえて「7秒おえかきすわわ」に挑戦。阿澄さん演じるゆのや、諏訪さんがコラボしているサンリオキャラクターのクロミといった5つのお題にアタックする中でまさかの事態が。『ひだまりスケッチ』原作者・蒼樹うめ氏のキャラクター・ウメスを思い浮かべてイラストを描いた2人だったが、どちらがよりリアルに近いかを決める観客投票で、諏訪さんに投票したのはなんと0名。投票の拍手が鳴らされず、会場全体に静寂が訪れる。思わず阿澄さんも「これ、諏訪ななかさんのイベントですよね!?」と、あまりに手厳しいファンの反応に驚きを隠せない。
コラボステージではTVアニメ『ひだまりスケッチ×365』オープニングテーマ「?でわっしょい」を歌唱。諏訪さんがこの楽曲を初めて聴いたのは中学1年生の頃だったそうで、「まさかファンだった子と歌うことになるとは」と阿澄さんも感慨深げ。
イベント最後は諏訪さんのソロライブパートとして、「Starry Garden」や「あたしびより」など各部で3曲ずつが披露された。
告知パートでは2023年7月23日(日)に京都劇場でイベント「Voice of Symphonic Vol.4〜おこしやす〜 諏訪ななか/大西亜玖璃コンサート『ふたりびより-本日は競演あり-』」が開催されることを発表。同会場にて2023年7月22日(土)に開催されえる「Voice of Symphonic Vol.3〜おこしやす〜 和氣あず未 コンサート『超革命的恋する音楽会〜夏じゃないならなんなんだ〜』」に、大西さんとともにゲスト出演することも決まった。